マウンテン・ママ
英語でマウンテンマンといえば、日本の「山男」と異なる、「狩猟で生活するネイティブ」を意味する場合が多いのですが、マウンテンママとは・・・妊娠中のお母様にいかに登山が有効か、という記事でした。
Mountain Mama by ocregister.com7/30
以下記事引用開始
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妊娠中の登山は、母子共に健康にします。
記事・写真 ナタリヤ・スラコフスカヤ
すべての独身女性に。
ガールフレンドまたは奥様に求愛しようとしている全てのアウトドアスポーツ愛好家に。
全ての妊婦または妊婦になろうとしている方に。
登山よりも優れた妊娠準備法はありません。笑わないで、ちょっと読んでくださいね。
ヨセミテは初秋、私たちはTenaya湖からコースを回り始めました。花が咲き、松の影はがコースを覆います。太陽は沈み、湖の輝きが蜂蜜とバラ色のようです。
私と夫はツォラミ・メドォウのハイキングコースを回っています。
突然、草陰に鹿が現れました。続いて小さい鹿。小さい子鹿がいて、私たちは立ち止まりました。鹿達は動きを止め、長い間見つめあいました。私は甘い風が吹いているような気がしました。
それから鹿達は動きだしました。私は突然泣いてしまいました。私は妊娠7ヵ月めです。私のホルモン類は荒れ狂っています。私は身ごもった子供に、日光が花崗岩に輝いているのを見せたかったのです。
子供が子宮の中で光を見ることができたと感じました。
子供は妊娠15週めから「聞くこと」ができるということを知っています。この子供に、登山靴の下で砕ける石の音を聞かせ、好きになって欲しいのです。
それだけではありません。
私は妊娠中、ハイキングをし、ステアマスターで運動し、海で泳ぎ、簡単なヨガをしました。
子供のためにただ食べる事は、時代遅れです。運動することが、私のおまじない(マントラ)です。
そして、サンライズ湖でキャンプをして、私の信念はより堅くなりました。
よりよく妊娠に備えるために、登山ほどよいものはありません。
(以下略)
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この後は運動が妊娠中の母体についていかに良いかが書かれていますが・・・
わからん!
男の私には妊娠の苦しみ喜びはわからん!
うちのカミさんは最初から最後までつわりがひどかったので、山に連れていくなんてウチの場合は殺人行為でしたが・・・
筆者のナタリヤ・スラコフスカヤさんはこの後無事出産し元気な赤ちゃんに恵まれたとのこと。
記事中、「朝と高山病は似ている。母体がより多くの酸素と赤血球の動きを要求するから。(中略) 妊娠中に、あなたの体内を巡る血量は、成長する子供に対応するために、劇的に上昇します。」というくだりはなるほどと思わされます。女体の神秘ってやつですなあ。
なぜか妊娠・登山というキーワードで当ブログを訪れる方が多いのですが、適度な運動で血流を良くすることは肉体的にもメンタル的にもよろしいのではないでしょうか。
妊娠中で外に出られないというアウトドア愛好の女性の方も、どうぞ今の環境に順応して頑張ってくださいね。
以上、つわりに苦しんでいるカミさん置いて山に行き続けた鬼畜パパからの伝言でした。
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