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ピオレ・ド・オール・アジア2007に4隊ノミネート

ピオレ・ド・オール・アジア2007に次の4隊がノミネートされた模様。

韓国隊 ガラムシュ西壁
韓国隊 ローツェ・シャール南壁
日本隊 ローツェ南壁(冬季)
カザフ隊 チョゴリ(k2)北稜

Piolet d’or Asia 2007, the candidates by Planetmountain.com10/26
Piolet d'Or Asia: Korean, Japanese and Kazakh climbs sweep the table? by K2climb.net10/29

k2climb.netではカザフ隊のノミネートについて鋭く「アジア人」「ヨーロッパ人」の違いって?と突っ込んでるようですね。うふふ。
ところで、日本のローツェ南壁隊については池田常道氏がロクスノとかいう腐れ雑誌でなんだかんだ仰っていましたが、こうしてノミネートされるということ自体、海外からも認められている事ではないでしょうか。私としては次号のロクスノでの池田氏のコメントに期待ワクワクです。
それから冬季ローツェ隊を単に「断念」と報道した朝日新聞社のトンチキぶりが、今回のノミネートではっきりしたともいえるでしょう。

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パウラ・ビナーさん死去

故・小西政継氏の著書、氏がアルプスに情熱を傾けていた頃の記録によく登場するのが、滞在した宿・ホテルバンホフの女主人、クライマー達を暖かく見守っていたパウラ・ビナー女史。
そのパウラ・ビナー女史が10月23日、ツェルマットで亡くなりました。享年90歳。

75421ボナッティとパウラ・ビナー女史(from UKClimbing)

The Passing of Frau Biner by UKClimbing10/26以下記事引用開始
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ピナー夫人逝去

イギリス中のクライマー、トレッカーは、パウラ・ビナー夫人の死去を悲しんでいます。
彼女は10月23日火曜日、ツェルマット(スイス)で亡くなりました。90歳でした。
多くのイギリスの登山家、マッターホルンの登山者に知られ、兄弟と共に彼女は長年にわたりツェルマットでバンホフ・ホテルを経営しました。そして数多くの登山者を支えました。
夫亡き後、彼女の姪キャシィラウバーが引き継ぐまで、パウラはホテルを運営し続けていました。
バンホフホテルは、今日もなお数多くの英国の登山者がツェルマットで利用する宿泊施設です。
(後略)
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山岳界はまた一人、登山史の証人を亡くしたといえましょう。
パウラ・ビナー夫人のご冥福をお祈りいたします。

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堤信夫氏のレスキュー講習

10月27-28日の一泊二日の行程で、東北山岳ガイド協会主催でレスキュー講習会に参加。
講師は堤信夫氏。
講習会の場所は米沢市の天元台スキー場。
今夏から秋にかけ出張で長らく家を空けていたので、少しでも子供と過ごそうと宿泊無しの二日間通いで申し込んでいた。
ところが折悪しく私はひどい風邪気味。
私の体調を案じたカミさんから「通いは大変だから一泊で行ってきたら?」と言われる。
「ええ~、家空けていいの~?」
と、言いつつ内心は
Qua(ラッキー!)とニヤリと笑う。※

堤氏は東北山岳ガイド協会がJMGAに団体として認定を受ける際に検定員を務められたことがある。
もっとも、私は学生時代に山岳雑誌でドロワット北壁冬季単独の記録を読み感銘を受けていた。
故・吉尾弘氏の遭難救助顛末記をお読みいただければ、福島県いわき温泉の公衆浴場より「熱い」文章に堤氏の人柄を伺い知ることができる。
講習の内容は、基本の技術を重点的に教習。
書籍という「文字とイラストの二次元の資料」から得られる情報と、実際にレスキューシステムを構築して人を引き上げてみる、という動作の間の乖離をつくづく思い知った二日間でした。

※環境だのエコだの言ってる連中に評判の高い「ナウシカ」とかいう映画の中で、私が唯一好きなキャラクターがこのクロトワだったりする。

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本日は研修なり

本日は研修なり
堤信夫氏が山形に来県、今日明日はレスキューの勉強です。

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世界情勢をしみじみと感じた日

ここのところの世界的な小麦の価格上昇。
「パスタ値上げなのよ!」と激怒しながらデモ行進しているイタリアのおばちゃんの報道をテレビで見て、あ~マジで怒ってるよ~と眺めてたけれど・・・

ががーん!
我々の身近にも小麦価格上昇の影響がっ!

味のマルタイ 価格改定のお知らせ

Item01
関東近辺の大学山岳部員なら皆お世話になったであろう棒ラーメンまで・・・
(山形では売ってないので手に入らない)
あのペヤングも値上げだし、これもご時世ってやつですか。

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情熱の香り

韓国の月刊「山」に、韓国のクライミング界をリードする女性の紹介記事が載ってました。

夢を捜して岩を上がる二人の女性 by 月刊山10月号
以下記事引用開始
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キム・ジャインは韓国を代表する、スポーツクライミング名門家の娘だ。
初めはクライミングなどするつもりは無かったと言う。しかし偶然を装った運命の紐は、本当に巧妙だった。
ジャインは小学校 6年生になった日、偶然に梨花女大の体力テストに参加して驚きべき結果を示した。その結果はクライミングに一番相応しい身体というものだった。思春期の少女に自信が沸いた。また周囲の全幅的な支援も、彼女を人工壁の女王にしたてていった。
そしてジャインはクライミングを始めた後、 1位の座をほとんど逃さなかった。
彼女の可能性を認めたノースフェイス社はジャインが中学校 3年生になった日から競技活動に支援を始めた。
(中略)

練習すれば誰にも負けない女性が、ここにまた一人いる。
女性スポーツクライミングの強者、キム・リンキョは 1993年、大学山岳部で山を始めた。
2003年、山岳部のマッキンリー遠征を準備した際、遠征に備えて体力訓練の一環として始めたスポーツクライミングの魅力に惹かれ始めた。
当時岩場で出会ったイ・ゼヨンとの縁でノースフェイス競技大会に参加した彼女は、女性スポーツクライマーとしては遅い三十歳で上位入賞して気炎を吐いた。
 易しくはない決定だった。キム・リンキョは、実は競争や人々の視線をあまり楽しむことができない性格だ。それで選手生活 1年めにはストレスをたくさん受けたし、選手生活をしなければならない理由も捜すことができなかった。そうして働きながら余暇としてクライミングに接すると心に決めてから、むしろ心の安定を取り戻した。
 当時彼女はスポーツクライミングをしなければならない二つの理由を見出した。
『第一は、スポーツクライミングは一つの流行だ。二番目は、私が誰かを指導するためには一つの領域で必ず頂点に立たなければ』と言う考えだった。この決心の後、キム・リンキョは安定した職場を辞めてクライミングコンペにだけ専念した。成績もいつも上位圏に入賞、ノースフェイス社に支援ももらって選手生活を送っている。
 頂点がどこかはよく分からないが、筆者が見るにはもう頂上に立ったといえる彼女にこれからの計画を問うと、彼女は年齢もありこれからは指導者・リーダーの道を歩きたいと言う。大学では会計学を専攻したが、登山教育のために延世大体育学科に編入・卒業して、今は韓国体育大学大学院で体育学を学んでいる。また後輩たちのために、現在アストロマンロックジムで一般人たちを相手にスポーツクライミングを講義している。
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2007100900480_8左がキム・ジャイン、右がキム・リンキョ

元の記事の写真キャプションにはこう書いてあります。
『トップクライマーである二人の女性からは、登山に対する情熱の香りが漂う

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中国人には気をつけろ!

他人の荷物を盗みさらに強請りを重ねた男 by 新疆新聞在銭10/23
以下引用開始
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約3万元の登山装備を盗み、さらに被害者に書き置きを残して強請りをおこなった男が刑事拘留されました。
9月23日の夜明け4時頃、容疑者・楊某はウルムチ阿勒泰路近くの団地内を物色、2階の家の窓が開いていることに気づき、ベランダから侵入しました。
屋内では値打ちのあるものが見あたらず、楊某は2つの車の鍵を盗んでいきました。
後に、楊はこの車を探し当て、車中から登山装備の入った荷物を盗み、立ち去る際に被害者に書き置きを残しました。
『返してほしければ団地の伝言板にお前の電話番号を書け。そうすれば俺と連絡することができる』

翌日、被害者の陳氏は盗難に気づき、急いで警察に通報、そして電話番号を伝言板に書きました。間もなく、彼は楊から電話を受け、楊は1000元を要求しました。
陳氏は、同僚とともに政府の委託を受け、徒歩で天山古道を踏破して道中を撮影していました。その過程の映像資料は、政府の旅行宣伝に用いられる重要な資料でした。これらの映像資料が荷物の中に入っていました。
楊が再度電話をかけて強請りをはたらいた際、陳氏と友人達が楊を捕らえ、刑事警察大隊に送り届けました。
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以上引用おわり

このニュースの笑いのツボは、ここです↓
1.犯行後に1000元要求している犯人は、たぶん盗んだ登山装備3万元の価値に気づいていない。
2.犯人を捕らえたのは警察じゃなくて被害者。

ま、日本の尾瀬あたりも車上荒らしはひどいですから(経験者は語る)、皆さん気をつけましょうね。

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ロシア人ペア、ジャヌー登頂

ロシアのワレリ・バハノフとセルゲイ・コファノフのペアが新ルートからジャヌーに登頂した模様。

P58161

Summit! Today Valeri and Sergei were on the top of Jannu! by babanov.com10/21

Babanov y Kofanov, cumbre en el Jannu by Desnivel.com10/22

過去様々なルートから、包囲法・アルパインスタイル・ソロ等様々な手法で素晴らしいクライミングが展開されてきたジャヌーですが、今回のロシア人ペアは装備をギリギリ切りつめてのアタックだったようです。
スペインのDesnivelはジャヌーの簡単な登山史を掲載してますが、「76年日本の坂下直枝が北面から登った」と書いてありますね。スペインでは小西政継より名前の通りが良いのか?
今回のロシア隊のベースでの画像ですが、背後の旗に注目↓
P58084

もしかして、この人たち
Taa100530000100松本零士のファンか?

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秋はいずこへ

20日、しばらく住んでいた感傷にひたる間もなく、機材運搬の先発隊として山形に戻る。
新幹線で山形に戻ったが、途中の吾妻越えで紅葉がほとんど進んでいないことに驚く。
翌日、一家団欒もそこそこに朝から月山のネイチャーセンターへ。
月山は厚く黒い雲に覆われていた。雲の下からは真っ白い雪の月山がチラホラ。

Imgp0236紅葉してるとこはしてるんだけど・・・

Imgp0233ええ~、ブナ林はまだ青々。

Imgp0235とはいえ、実りの秋。サルナシがたわわに。

Imgp0234見つけた瞬間、横浜中華街の円卓を思い起こす私は・・・キクラゲ。

途中、子供達を引率するガイドの鈴木君と出会う。
子供達は「赤い葉っぱを探そ!」と張り切っている。
これだけ紅葉が進んでいないと、子供達も探しがいがありそうだ。
ネイチャーセンター事務室に挨拶に行き、関さんに話を伺うと紅葉は半月程度も遅れているらしい。
午後からは子供達と過ごすべく、急いで下山。

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東京でカタクリの花を見つけました。

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池波正太郎推薦、神田神保町の喫茶店「古瀬戸」にて。

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15年ぶりの日本山岳会

小岩でカレー喰った後、憂国の志士・三島由紀夫の終焉の地・市ヶ谷に行く。
調べ物のため、約15年ぶりに日本山岳会を訪問。

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昔は児玉さんという、インドネシアの山に精通した無愛想なおじさんが受付にいたのだが・・・
恐る恐る「ごめんください」と中に入ると、可愛らしい女性の方(私の基準では)が対応してくれた。
「図書室で閲覧させてほしいんですが・・・」
とたずねると、非会員はダメ、というお返事。
がちょーん、と谷啓の声が頭に響きながら、学生の頃よく閲覧させていただいたのですが、と言うと、学生部青年部はフリーらしい。いいなあ、若者は・・・
諦めて「今日のところは・・・」といいかけると、私の貧相な表情をかなり不憫に思われたのか、特別に閲覧させていただきました。

日本山岳会事務局の皆様、突然お伺いした上に非会員の私に閲覧させていただいてまことにありがとうございました。
でもあれだけの膨大な資料が自由に閲覧できないというのは実に残念。
山形に帰ったら、日本山岳会にすり寄る算段を考えておこう・・・

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【小岩】カシミール

山形に工事機材を運搬するトラックの関係で、今日は早上がり。
小岩に移動し、遅いランチをカシミールで食べる。

今までいろんなインド料理屋さんを訪れたけど、ずばり「カシミール」という店名に魅かれました。
北欧某国のバックパッカーが首チョンパされた紛争地カシミールの名を冠するからには、相当濃いお店かと思いきや、明るい店内、来る客来る客女性の一人客が多いこと。
薬局勤務か、白衣姿の若い女性2人組も来て、地元商店街に溶け込んでいる様子でした。
今日はランチで豆カレー。
ランチのセットメニューのドリンクにラッシーが含まれてないので、ラッシーは別注文。
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メニューでは、辛さが数字でランク分けされてます。
私は日本の辛口より1ランク上、インドカレーの普通の辛さの「4」を選択。
ナンはしっとりタイプの薄型でした。
お気軽に入れるインド料理屋さんですね。

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とんぼ

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泥の上についている、小さな短い線。
ぜーんぶ、トンボの産卵の跡です。

残念ながら、この泥は現場に広がる広大な水溜り。
人体に付着すれば即、炎症を起こす、強力な薬剤でできた「沼」なのです。

孵化しないのに、懸命に産卵するトンボたちの姿に、ちょっと罪悪感。

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さっさとやれば?

チェラスの入山禁止で登山客が「ハラキリ」抗議 by マレーシアナビ10/17

え?
大毅じゃないの?

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ナンガ・パルバート回想

仕事帰りに神保町で、いまさらですがヘルリヒコッファーの『ナンガ・パルバート回想』を1000円でゲット。
本八幡までの帰りの地下鉄で一気読み。

・・・いやあ、ドイツ人って暗いね(笑)

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ワルシャワでのヘルリヒコッファー。
ちなみに、左側の女性は若き日のワンダ・ルトキェビッチ。

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ヤラシャンポ初登頂

おこづかいが足りなくてネットカフェは一時間って決めてんのに~
まだ情報入らないの~
吉田君元気してるかな~

と、ネットカフェを立ち去ろうとしたそのときっ!
山形新聞キターッ

ヤラシャンポ登頂に成功 県山岳連盟のチベット登山隊 by 山形新聞10/16

関係者の皆様、お疲れ様でした。
隊員皆様の無事の下山をお祈りいたします。

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その日、船橋ロッキーは子供だけだった。

日曜日。
午前中は市川市中央図書館にこもって某資格試験の勉強。
ここの図書館、実に山岳関連書籍が充実している。
何よりビックリしたのは、書籍用除菌器があること。
歩行者で混雑した歩道に平気で自転車で突っ込む交通マナー最悪な千葉の人々も、本に付着した菌は気にするんですね。ははは。
昼から船橋に移動、船橋ロッキーに行ってみる。
長期出張では書類は忘れてもクライミングシューズは忘れずに持ってきている私でした。

071014_132101船橋ロッキー

受付で丁寧に応対していただき、壁のグレード等説明を受ける。
あれ?
ジムでクライミングにいそしんでいるのは7人ほどのにぎやかな小学生たち。
大人は私だけ。

071014_132602

すごいなー、千葉はクライミング年齢が若いのかなーと感心していると、ジムの管理人氏から
「今日はワールドカップでみんな出払っちゃってるんですよね。満員で入れない人もいるらしいですよ」と聞かされる。
おおー、クライミングのW杯で人もいなくなるとは・・・
加須は今頃どんな賑わいなんでしょう。
クライミングを楽しむ子供たちも、
「今日はガキばっかじゃん」
「ワールドカップあるんだって」
なんて話をしている。
子供たちに囲まれて、初心者ルートで汗を流して本八幡に帰る。

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【映画】白い馬の季節

※以下の記事には映画内容のネタバレが含まれます。

Season1

土曜日、現場仕事が14時で終わった。
急ぎホテルに帰り、たまった洗濯物を片付け、神田神保町に地下鉄で直行。
岩波ホールで映画『白い馬の季節』を鑑賞するためである。
中国・内蒙古自治区。
砂漠化と旱魃で草原は荒れ、多くの遊牧民が街に定住する中、妻子を連れた主人公は遊牧の伝統にこだわり続け貧しい暮らしを続ける。そんな彼らも生活が立ち行かなくなり、やがて遊牧から離れる日がやってくる。
そんな現実を描いた映画だ。

たまたま朝読んだ産経に映画評が掲載されてあった。
反共右派の産経らしく、見出しは「奪われる遊牧民の伝統」というタイトルである。監督・主演のニンツァイ氏も同様の表現で答えているのだが、私の見方は異なる。
映画が映し出しているのは、価値観を変えざるを得ない人々の姿である。
伝統を奪われようと、人は生きていかなければならない。
それが現実である。

映画中盤において、村長に遊牧民の現実を諭され、主人公が声をあげてすすり泣くシーンがある。
私にとって最初のクライマックスはこの場面であった。
本編の最後、かろうじて遊牧を続ける年老いた叔父が、主人公に「馬にこだわるな」と価値観の変化を促す。
痛ましい思いと同時に、人は生きていかなければならないという強い意志を私は感じる。

中国国内では商業ベースの公開はされていないという。
これだけ国家の少数民族政策を批判した内容ならばさもありなん、と思う。
映画ウェブサイトでも、製作に当たっては様々な圧力があったようだ。
もう北京五輪とか上海の隆盛しか目に入らない「プレジデント」誌とかに関わる経営者やデキるビジネスマンの輩には、劇中の人々は経済化の波に乗り遅れた愚かな人に映るんでしょうね。
だがそういう愚直な人々の事に心を向けられる人間でありたい、と私は思います。

あ、それから。
劇中、ついに主人公が馬を売りに出してしまう場面で
「まさか食べたりしないだろうな」
とバイヤーを問い詰める場面があります。
あー、遊牧民の人々に会津坂下の馬肉がとても美味しかったなんて口が裂けてもお話できませんな。

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【御茶ノ水】サラファン

週末のために日頃は百均コンビニ99の、しかも20円引きのおにぎりで平日を過ごしている私。
以前から行きたかった御茶ノ水のロシア料理店「サラファン」に行く。
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昼間は土方仕事、夜はコース料理だい!

本日はAコース、キャベツのサワークリーム入りスープ、ピロシキ、メインは「森の壺焼」(パイ生地でフタをしたシチュー)。
ちなみにAコースは森の壺焼、山の壷焼、海の壺焼から選ぶ。
森の壺焼のシチューは香りの良いキノコとポテトのシチュー。
壷焼はこんな感じ↓
http://hiroba.gnavi.co.jp/usr/bon_tro/trip/detailTrip/1472
デザートはウエイターから幾種類ものケーキを出してもらい、中から選ぶ。
私はカカオ66パーセントのチョコケーキ。これが堅く締まったスポンジケーキで甘党の私は満足である。
最後はロシアンティーで、イチゴジャムではなくスグリジャム。

店内はめちゃめちゃ狭い。
メニューはワインが充実しているので、お酒を飲む人にはなお楽しいお店でしょ。
お会計はテーブルについたままおこないます。うーん、田舎者の私もそれだけで大人になった気分だ(笑)
中学生の頃私淑していたレルモントフ『現代の英雄』のぺチョーリンもこんな食事とってたんですかね。
お店で他のテーブルの会話に耳を傾けると
「シャガールが・・・」とか、
「これから通訳の仕事はじめようかと思ってるんだけど・・・」とか、
うーむ、インド料理屋とは客層がちと違うよな。
ネット上ではウエイターの接客態度が賛否両論のようです。
私の場合、他のお客様が「お会計を・・・」と言ったのをウエイターが「少々お待ちください」とお断りし、私が店を出る際にはウエイターは出口でお辞儀して立ち去るのを見送ってました。最初から最後まで丁寧な対応でした。

建設会社社員にはあるまじきことですが、ゆっくり食事を楽しみました
ま、不良社員だからいいか。

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人から学ぶということ

20071029

経営者の爺とか若造が偉そうに自画自賛している雑誌プレジデント誌は、たいてい会社のマガジンラックにあるやつを借りて読んでいるのだが、今号はおべんきょうのやり方特集なので購入。
リストラ寸前不良役立たず社員の私にはビジネスマンのスキルアップなんて所詮どーでもいいんですが、山岳ガイドってやはり人と接する行為である以上、けっこうプレジデント誌や日経新聞の記事はマメにチェックしている私であります。

んで、今号でも偉そうにアンケートに答えている経営者どもの回答によれば、学びたいことを直接「人に聞く」というのが多いんですね。インターネットは所詮百科事典でしかないと。(インターネットによる情報収集については、私は異論あるけど)
そういや昔々、遠征登山前にOBから「話聞きに行ってこい」と某有名登山家のとこに行かされたなあ・・・なんてことを思い出しながら読みました。
あらためて、知る人にヒアリングする大切さを教えられる記事でした。

あ、今号の表紙は凄いタイトルになってますが、私の年収はフルサービスのエベレスト公募隊に参加できない額です。

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いろいろあったけれど結局このタイトル→ 冒険家・石川直樹氏に大学山岳部をとやかく言われる筋合いは無い。

長野県松本市で開催されたUIAA総会と同時開催された山岳シンポジウムで、石川直樹氏がこう述べたらしい。

松本市で山岳シンポ 国際山岳連盟総会も閉会 by信濃毎日新聞10/8

『「学生時代、山岳部はきまじめで近寄り難かった。自分で山の雑誌をめくりながら興味を深めた」』

はあ!?
石川氏本人のプロフィールをネットで検索すれば、POLE to POLE というプロジェクトで「人力で」地球縦断と出るわ出るわ・・・
その実態は、グループで、交代交代で空身でMTBに乗り、走っている時以外はキャンピングカーでゆったり休憩していたあなたが?
生活用具をすべて自転車に載せ、単独で南北アメリカ縦断した猛者など、JACC(日本アドベンチャーサイクリストクラブ)のリストをみれば幾人でもいるぞ。
そういう脇の甘い情報提供に疑問をもたざるを得ないあなたに、日本の大学山岳部の果たしてきた役割を考えれば「近寄りがたかった」などとあなた一個人の主観でシンポジウムにおいて大学山岳部を語ってほしくなどありませんな。

第一、石川直樹氏は「表現者」とやらをめざしているらしいが、大学山岳部を「近寄りがたかった」の一言でかたづける感性って表現者として一体どうよ?

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芳香

芳香
山から遠ざかり、本八幡の街を包むキンモクセイの香りにかろうじて季節を感じます。
山形に帰る頃には月山は雪かな。

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またまた

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福島から山形には戻らず、まっすぐ東京経由で千葉へ。
交通ルールマナー最低な千葉県にまたまたしばらくご厄介になります。ははは。

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【福島県会津坂下町】ドライブイン堀の馬肉

さあ、肉のことなら「やまやなぶろぐ」にまけないぞ!(笑)
連休最後の日の午後を潰して福島県は会津坂下(ばんげ)町に移動・宿泊。
ここの名物は桜肉(馬肉)なのだ。
千葉出張部隊のメンバーから馬刺を所望されたので、買いに行く。

桜肉では有名な ドライブイン堀 に行く。
馬刺は地方発送もOK、クール宅配便で送ってくれます。
店内でグツグツと煮えているのは・・・

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大鍋に煮込まれた馬肉の煮込み。
これぜーんぶ、試食品です(笑)。客は自由につついて喰っていいのだ。

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私は馬肉煮込みパックを購入。
このボリュームで、にひゃくごじゅうえん!
その夜一人だけでは食べきれないので、近所のスーパーでタッパーを買い、千葉に持って帰ることにする。
馬肉の煮込みはしつこいというか、よく言えば野趣あふれた味ですな。
あのしつこさが癖になりそう。

マイカーで会津の山をめざす中高年の殿方は、ここの馬刺で精力つけて山へ行こう!
日本の中高年女性はもう十分元気ですから、何も言いません。

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一路、福島へ

一路、福島へ
連休最後の日、翌早朝からの要件に備えて福島は会津の田舎町に宿泊予定。
今、2両編成のローカル線に揺られて猪苗代湖畔を移動中。残念ながら福島の名山は雨雲で見えません。

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どのツラ下げてチベットを報じる中国共産党の犬・NHK

7日21時放映の『激流中国「チベット 聖地に富を求めて」』を視た。
感想は、表題のとおりである。
先日はチベット侵略鉄道を称賛する番組を堂々放映しておきながら、今更チベットの変化を憂う番組とは、まさに「マッチポンプ」と呼ぶにふさわしい。

番組中、チベットの歴史を振り返る場面があった。
人民解放軍によるチベット侵攻の場面である。
女性ナレーターの声は、
「中国はチベットに軍を進めました

進 め ま し た ときたもんだ。
かつて鬼畜売国奴新聞アサヒがインチキ教科書問題報道で報じたような表現ですな。
日本軍 → 侵略
中国軍 → 進める
とは、さすが中国共産党の犬、札束ばらまいて「シルクロード」や数々の中国奥地番組を制作してきたNHKである。

さて、ここで誤解されたくはないが、私はチベットの変化に憤りを感じているわけではない。
歴史にifは無く、仮にチベットが中国侵攻を受けなかったとしても、いつかは資本経済の洗礼を受けることになっていただろう。
番組では資本経済の漢族、弱者のチベット族という構図を見せたかったようだが、チベット族(チベット族といってもさらに様々な部族が存在する。ここでは便宜上チベット族とする)はそもそも交易民族で商売にはしたたかな民族であることを忘れてはいけない。

かつてNHKは『NHKスペシャル 中国―12億人の改革開放』というシリーズ物で、中国流資本経済に飲み込まれる人々の姿を描いた充実した番組を放映していた。
同じ構図でチベット族の戸惑いを描こうというのなら、NHKスタッフのバカさかげんも甚だしい。
日本のメディアでは報道されない、チベットにおける重大な人権抑圧は全く報道されないままである。
左がかった人間が多い山ヤさんも日中友好登山などと戯れ言を訴えるくらいなら、ぜひチベットの人権問題にも言及してもらいたいものである。

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ゴミを拾うのも命懸け

黄山といえば、中国でも第一級の名山。
でもやはりそこは中国テイスト、断崖絶壁からゴミ捨てる中国人観光客が多いようで。

身杯絶技的黄山環衛工 by 新華網10/6 

Xinsrc_362100406214707815991158

以下記事引用
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 10月6日、黄山の衛生環境業務仕事に携わる姚文利は、絶壁をよじ登り観光客が投げ捨てるごみを拾っています。
 黄山の衛生環境の仕事の一つに専門の登山トレーニングを取り入れ、彼らは“放縄工”と称されます。“放縄工”の仕事は、観光客が断崖絶壁から捨てたごみを拾うことです。姚文利はその中の1人です。
姚文利は語ります。
“観光客の質が向上すれば、私達の仕事も軽くなります。”
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中国人観光客誘致に鼻息荒い日本各地の自治体の皆さん、今のうちに覚悟しときましょうね(笑)

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マロリーは第3ステップを踏んだ・・・か?

登山界では未だにマロリーがエベレストの頂上に立ったのか、論争の的になっているようです。
それだけ、世界最高峰にまつわるミステリーは人を引きつけるものがあるのでしょうか。

'Third step' clue to Mallory's summit bid by Manchestereveningnews10/4
以下記事引用
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登山の専門家は、ジョージ・マロリーがエベレストを登頂した最初の人間であったと判明したと主張しています。
ジョージ・ホイランドは、1924年に'第3ステップ'と呼ばれるルートを進むことによって登頂に成功したと信じています。

従来はマロリーはエベレストの頂上に到達していないと広く信じられていました。そしてマロリーはパートナーであるアンドリュー・アービンと共に行方不明となりました。
彼等を最後に目撃したのが当時仲間であった登山家のノエル・E・オデルでした。
彼らは頂上からちょうど800フィート離れたところにいました。
マロリーとアービンが死んだ際は頂上に行く途中と考えられています。マロリーの遺体は8年前に見つけられました。エドモンド・ヒラリー卿(1953年にエベレストに登った)が登頂した最初の人となりました。

しかしながらホイランド氏は、マロリーが登頂に到達したと証言します。
ほとんどの専門家が、オデルが彼らを目撃した際、セカンドステップとして知られている2万8280フィート地点の切り立った崖を登ろうと試みていたと信じています。

しかし、自分で何回も現地を見た際に、ホイランド氏はより簡単な「第3ステップ」ルートで登ったと信じています。(彼は1995年にエベレストに登頂しました。)
彼はロンドンでの王立地理学協会のミーティングで証言しました。
「マロリーは本格的な登山家ではないアービンを連れてセカンドステップにを臨み、その踏破を考えたとは思えません。だれも5分でセカンドステップを乗り越えることができません。」
ホイランド氏(BBCプロデューサー)は、二人がもっと下のルートに導かれた信じています。
彼は言いました: 「彼らならば、どちらか一人が登頂に成功しただろうと確信しています。」
ホイランド氏は1924年のエベレスト遠征の際、カメラをジョージ・マロリーに与えた登山家ハワード・サマヴェルの甥にあたります。
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Georgemalloryマロリー近影

エベレスト登頂にまつわるミステリーの幾つかの問題点として、文中にでてくるノエル・E・オデル氏の最後の目撃証言が挙げられます。
すなわち、「彼等マロリーとアービンは第二ステップを登ったのか」
この疑問を解くため、過去には実際にフリーで第二ステップに挑み、検証を試みた登山家もいました。
今回のホイランド氏の説は従来の説を根底から覆す、「別ルートを選択した」という説になります。
もっとも、80年のメスナールートのように第1、第2ステップを避けるルートの可能性は十分証明されているわけで、今回具体的な図示の無い第3ステップルートというのも興味惹かれるところです。

ただし私個人の意見として、河北新報朝刊のコラムにも掲載させていただきましたが、生死に関わらず登頂の証明ができなかったことは、生還できなかったことに続くマロリー第2の失敗であり、53年のヒラリー・テンジン組の登頂の偉大さがいささかも損なわれることは無い、と主張します。

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【駅弁】深川めし

だんだん当ブログも飯の話題が多くなり、いつも拝見している「やまやなぶろぐ」路線まっしぐらですな。

従事している某建設会社現場が珍しくも三連休。
当社千葉出張部隊も一時帰郷することになった。
連休前で山形新幹線はもう満席。
東京・福島間は盛岡行きやまびこ、福島・山形間だけ新幹線つばさという裏技で指定席を確保。

山形に帰るという日に限ってバカ検査員がちょこちょこと17時半までお仕事を頂戴くださりまして、進路変更、京浜特急で19時発の新幹線に乗るため上野駅に直行。
今日の夕食は駅弁「深川めし」
Fuka

現場で疲れた体にハゼの甘露煮が凄く美味しいんだよね。
東京出張の際は気分によって駅弁はよく食べます。
寿司が好きなので鯵・鯖寿司セットを買うときもありますが、駅弁の宿命といいましょうか、酢がきつすぎて買う度後悔しています(笑)

学生の頃、合宿は毎回北アルプスだったので、帰りは鱒寿司を買って食べながら鈍行列車に揺られて帰る、というのが私のお決まりでした。
今の学生さんは合宿の後何食べているんですかね。

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【本八幡】エル・バルセロナ・カフェ 

ネパールより交通マナーが極悪な千葉県民の皆様、こんばんわ。
私は今、千葉県の本八幡という所で生活している。
小さな家族経営のビジネスホテル暮らしだ。

今日はえらくストレスが溜まった。
体力も使った。
どこか遠くに行きたくなる気分。
こんな時は、外国料理の店で過ごす。
いつも利用している情報ネタに掲載されていないスペイン料理屋兼カフェを発見。

エル・バルセロナ・カフェ

マスター兼シェフらしき男性に正直に「スペイン料理は初めてなんですが」と相談。
薦められたのが「ミートボールの白ワイン煮」
Pa0_0002
メニューにきっぱりと「本物のエスプレッソ」とあるので、食後はエスプレッソ。

Pa0_0001
店内の内装も素敵。
私の席の正面に、6枚のタイル画が掲げてある。
葡萄の栽培から収穫、ワインの製造まで一連の作業を6枚のタイル画に表したものだ。
それを眺めながら、ぼんやりと過ごす。

マスターの丁寧な対応と身のこなしが素晴らしいお店でした。
今回の出張の「一人打ち上げ」はここに来よう。
エスプレッソの苦みの余韻を味わいながら、夜の雑踏に戻る。

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ベトナム人のエベレスト・サミッターは・・・

ベトナムでエベレスト登頂が企画されているらしいのです、が・・・

Vietnamese climbers prepare to conquer Mount Everest by VietnamNews9/30

記事をよくよく読むと、テレビ番組の企画らしく、20人の候補者の中からファン・シパン(ベトナム最高峰)、キナバル、キリマンジャロ、アイランドピーク登頂の予選を経て、最終的に隊員4人に絞られるらしい・・・

やれやれ、今やお気軽お手軽の世界最高峰ですな。ははは。

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