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現代中国における大学山岳部の今

現在の中国社会における「大学山岳部」を評した記事が掲載されました。

大学生:中国登山的重要力量 by中国体育報11/30

以下記事引用開始
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大学生:中国登山界の重要な力

 登山といえば、人々は高く険しい雪氷の峰、苦しい探険生活・自然の中で意気揚々としている若い顔を連想する。
 国家の栄誉のために登山する時代ではないにも関わらず、まだ人生を賭けるに値することを実現するために、登山で隊列を組む大学生達は我が国の登山事業の重要な力です。数十年来、大学から卒業したいくつかの大学生の登山者は、あるものは職業的登山家となり、彼らの技術と強靱な意志で、高山探険史上素晴らしい記録を残しました。あるものは民間に登山を普及させ、安全と理性で登山の楽しみを体験し、更に多くの人々に影響を与えます。

登山の人材育成

 若く、活気があり、挑戦好きで探検精神を持つ。
 これらは大学生達に共通する特徴で、高山の探険運動に必要な科学的知識、強健な体、非常事態への柔軟な対処能力などが求められます。大学は我が国の登山事業のために、たくさんの優秀な人材を育成しました。
 1960年、王富洲はチームメイトと一緒に北面からチョモランマに登頂、当時彼は北京地質学院で石油地質調査を学び卒業しました。1984年、それから「7大陸最高峰登頂」を完成して“登山の双子星”と呼ばれる李致新と王勇峰はナムナニ峰を皮切りに登山を始めたとき、彼らはまだ大学生でした。
(中略)
 「優秀な登山家以外にも、大学は沢山の登山者・研究者を輩出、それによって登山に関連する岩登り、アウトドア活動等運動の普及推進を行い、我が国の登山事業のために絶えず経験を総括・基礎を打ち立て、登山文化の向上に貢献して、登山の持続可能な発展を促進しました。」国家体育局登山管理センター事務室主任の張志堅は評価します。

登山規格の発展促進

 2002年夏、北京大学の山鷹クラブはシシャパンマ峰で遭難(訳者注・正確にはシシャパンマ西峰のポーロン・リにおいて、5名が雪崩で遭難死した事故を指す)、世間に大学登山に対する関心を引き起こしました。登山の発展においてこの痛ましい教訓は、熱狂的な大学登山に対して容赦なく冷水を浴びせ、雪山に対して無限の憧れを抱く学生達に再考を促しました。
 後に中国登山協会は直ちに全国の大学登山に関する会議を開催、翌年「国内登山管理法」の改正を発表します。これにより高山探険活動に関わるグループの審査、申告などについて更に厳格で、規範に合う要求を打ち出しました。
 以降5年間、北京大学などの大学は以前のように毎年夏期に登山活動を展開し、安全、科学、理性の登山の観念はすでに次第に学生達の中に深く入り込みました。毎年年末に開催される講習会では、専門の登山家を招いて技術的指導を受け、冬の氷雪訓練を行います。春季には重点的に体力を鍛え、夏期に登山、科学調査活動を行い、秋季には登山報告会を開いて、技術、装備などの多方面から詳しい総括を行います。これが数多くの大学の活動事例となりました。
 大学生が挑戦の精神を持つのは人情の常でありますが、しかしよく変化する自然環境に直面して、ただ規範に合う方法と科学的な態度をとることにより、登山を安全に展開することができます。長年登山の伝統を持つ中国地質大学の登山隊は学生グループのチーム、教師のチームを率いる方式を堅持して、学生に登山の実践の中で知識を学ばせ、経験を蓄積させます。そのため、学校が高山の探険活動を展開するのは数十年来大きな事故は発生していません。

登山の普及

 「大学時代に登山活動に参加する最大の意義は、私達に登山を始める機会が与えられ、その中で沢山の体験をすることです。多くの人にとって職業となることはありえませんが、登山で学んだ技術、安全意識、正しい登山の観念、すべて私達の貴重な人生の財産になります。」
 新疆登山協会監督の羅彪は記者に答えます。大学時代に、彼と学友は登山・アウトドアのクラブを創立、登山技術と知識を学び、卒業した後に、彼はアマチュア登山愛好者の監督になりました。
 アウトドア活動の盛んな今日、羅彪のように大学のクラブで成長し、アマチュアの登山活動において責任ある幹事となる人は多い。彼らは登山を普及させ、職業的な高山探険とアマチュアの登山体験との間の橋わたしとなる、全国民的健康運動の不可欠な存在でもあるのです。
 20歳あまりの学生は習熟した登山家に比べて実践経験がまだ浅いにもかかわらず、大学登山の重要な効果をを高く評価するべきです。
 「大学生は実力の範囲内で登山して、大衆性、安全性を備えた登山活動を体験し、‘より高く困難な’高山探険活動を展開することは提唱していません。学校の管理者も専門家の意見を取り入れ、学生登山を正しく進めるならば、大学登山を更に健康的に発展させ、中国の登山事業にさらなる貢献をもたらすでしょう。」
張志堅主任は最後にこう強調しました。
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以上引用おわり

02年の北京大学隊のシシャパンマ西峰遭難は、当時の人民日報日本語版でも報道されていました。
今回の記事から読み取るに、それまでの大学山岳部の活動に影響を与えるほどの事故といえます。
さて、これほどまでにメディアで持ち上げられる中国の大学山岳部。
現代中国の登山ブームは驚異的なまでの経済成長に比例したもの、と推定は容易ではあります。
しかし、バブル経済まっさかりの学生時代イコール大学山岳部衰退の時代を過ごした私としては、とても興味深いものがあります。
本当に「経済的に恵まれているから登山が流行る」といえるのでしょうか?
しばらくは中国の大学山岳部の動向から、私は目が離せません。
ところで、
20071127131606ipzu
ユイチュ峰に登頂した中国農業大学の皆さんですが・・・

20071127131051kc0f
このルートどりって雪崩やばくね?

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