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青少年教育より、やっぱカネですよね。(棒読み)

鶴岡市議会議員の草島進一センセイがダム問題で「市民派」などと持ち上げている、滋賀県の嘉田由紀子がこんな財政改革を進めているようです。

休館は2010年度から 滋賀県立荒神山少年自然の家 京都新聞12/13

えーえー、我が日本国は平和を愛する市民団体の皆さんが軍艦寄港しても何も言わない「人権蹂躙共産党独裁殺人国家」中国と違って資本主義社会ですからね。
青少年教育よりも県の財政が大事、ヒトよりカネですよねー。(棒読み)
この動きに対して、ボランティアスタッフが反対運動を立ち上げています。

「荒神山自然の家」存続を 指導役ら署名活動 by読売新聞12/15

常々、日本全国の自然の家のウェブサイトは各地域の野外教育を知るため、よく注目していました。
そこで気になっていたのは、昨年あたりから「財政改革」の名の下に統廃合される自然の家に関する報道が増えてきたことです。

さて、我が山形県。
山形県には県立自然の家として朝日、金峰、飯豊、神室の4施設があります。
日本キャンプ協会のエラいヒトからもお話を伺っていましたが、一つの県にこれだけの施設があるのは多いそうです。(山形市には市立の自然の家もある)

これら4施設について県の外部監査が入った。
その詳細結果の概要はこちら↓

包括外部監査の結果報告書の要約 by山形県

これによれば、平成17年度の延利用者数として
朝日 24638人
金峰 35847人
飯豊 24764人
神室 14537人
という数字が挙げられている。
即ち、年間利用者数約2万人で「財政改革」の大鉈をふるわれた滋賀県立荒神山少年自然の家の事例は他人事ではないのである。
既に、山形県は外部監査の結果を受け、次のような方針を打ち出している。

金峰少年自然の家 海浜青年の家 2施設統合 「青年の家」は分館へ 県社教委会議が中間報告 by荘内日報

ではここで、過去に山形県知事斉藤弘氏と現副知事(元山形県教育長)日野雅夫氏が少年自然の家について何を発言しているか、検証してみましょう。
以下引用開始(強調文字は筆者)

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山形県議会議事録 平成16年11月定例会(第321号) 12月07日-02号 教育長 日野雅夫
(略)しかし、体験活動については、学校のみならず地域社会の分野でもっともっと充実していくことが必要であり、少年自然の家等での活動を中心としながら、宿泊体験や自然観察などを行い、さまざまな体験をし、大人の人たちとかかわったりすることが重要であると考えております。これらの体験で得られるものは、諸活動の難しさや必要性、みずからが役に立っているという感覚などでありますが、それらは子供一人一人の学ぶ力を支え、豊かな心をはぐくみ、生きる力となって発揮されていくものと考えておりますので、今後ともさまざまな体験活動の充実を積極的に進めてまいりたいというふうに考えております。

山形県議会議事録 平成18年11月 定例会(第331号) 12月05日-02号 山形県知事 斉藤弘
特に、次代を担う子供たちについては、学校教育の場面での森林環境教育を進めてまいりたいと考えております。具体的には、教職員の指導者養成、体験プログラムの開発を行うとともに、日ごろ自然環境と触れ合う機会が少ない障害児・者が森林体験を行う活動や、少年自然の家が行う森林環境学習などを実施するなど、広範な自然環境との触れ合いの場面を創出してまいりたいと考えております。
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以上引用おわり

・・・と、いうことを県議会で発言しているわけですね。
これだけ自然の家の
山形県内の自然の家ボランティアスタッフは、この二人の発言をよく覚えておきましょう。
私の意見として、山形に自然の家4施設が多いとは思いません。
むしろ、庄内、最上、村山、置賜という山形県内の各地域にバランスよく配属されていると思います。
少子化を理由に、自然の家廃止やむなしという方もいるようですが、それならば反論します。なにゆえ昨今各地で自然学校や野外活動団体が立ち上げられているのでしょう?少子化じゃねえのかよ?
野外教育界の一部には、従来から存在する日本の「少年自然の家」の活動内容を定型的なものとして批判する向きもあるのですが、はたしてそうでしょうか?
野外教育界には欧米の風潮に目を奪われている方もいるようですが、日本各地に既に数多く存在し、教職員という教育のプロが配置され、地元に密着した少年自然の家の活動を上手く活用することが重要だと思います。
また、前述の外部監査が触れていない事があります。
それは少年自然の家という組織が多くのボランティアスタッフを輩出しているということです。

その道のプロで優秀な公認会計士とやらも、少年自然の家が多くのボランティアスタッフを産みだし、多くの人々に影響を与えてきたことは金額価値に換算できないし、その価値も理解できないようです。
そして、県知事という役職に就かれているご立派な方にも、同様の輩がいるようです。
願わくば、山形県知事と副知事がそうでないことを期待しておきましょう。

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