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アルペンスキー修行日記 2/10【バッジテスト】

スキーをウン十年ぶりに再開したものの、今の自分の滑りはどの程度なのか?
その検証を目的に、バッジテストなるものを受けてみる。
初心者向けと言われる3級を目指すのだが、スキー関係の月刊誌や単行本をいろいろ探っても、取り上げられているのは2級以上ばかり。3級は軽んじられているのか?
それならブログで記事にする価値もあろう、ということで以下、3級取得日記。
(なお、以下のバッジテストは蔵王スキー学校におけるものである。)

いつもより早めに蔵王上の台ゲレンデ・ジュピアに到着。
スキー学校のカウンターとは別に机が出され、そこでバッジテスト受検者受付。
受ける級を申告し、ゼッケンを受け取る。私は67番。
3級は講習検定ということで、スキー学校のいつもの一般レッスンの中で審査されることを言い渡される。
1、2級受検者はどこかのゲレンデに消えていき、私はスキー学校のいつもの集合場所へ行く。
私と同じ「検定」と書かれたゼッケンを付けている者が5人程いてほっとする。
スキー学校のウェブサイトを見ると、01年以降3級合格者の名前が記載されていないのだ。
「3級受検ですか?」
と隣のゼッケンを付けた人に聞かれ、少し会話を交わす。今日は3級受験者が4名と学校関係者も多いと言っているという。
さて、いつもの班分け。
今日は自分でも調子がよく滑れたが、ゼッケンを付けた者は一つの班にまとめられる。今日は一般レッスン受講者4名、3級受験者4名のグループ。
インストラクターは笹沼先生。
先生は誉めて教えるタイプではなくて、ズバズバ「ダメ出し」するタイプ。
はじめにゲレンデを皆で移動した後、
「皆さんの滑りを見ましたが、靴に頼りすぎです。」とバッサリ。
体重移動の重要性を学ぶため、プルークでゲレンデを滑り降りる。
「君は上体が後傾してるよ」と注意を受ける。
あー、それってスキー再開した時から言われてるんだよね・・・気を付けてるつもりでも今回言われちまったよ・・・
いつものレッスンと違い、検定を兼ねているかと思うと、減点対象になっているのではないかと気が気ではない。
上の台ゲレンデが非常に混んでいるため、林を隔てた隣のサンライズゲレンデに移動。
上の台ゲレンデではJポップの甘ったるいラブソングがBGMに流されているのに対し、サンライズゲレンデのBGMは何故か

Ro2「ロッキー」のサントラが延々と流されている。
しかもスタローンのダミ声の台詞入り。
リフト柱と林の狭いエリアで、小回りの練習。受検者には当然採点対象となる。
背後にはロッキーの
Ro1トレーニング場面のチャラララッチャラ~チャラチャララ~という音楽が流れる。
気分は高ぶるぞ!でや~!と小回りターンに挑む。
インストラクターからは一言。
「体がついていってないよ」
うう・・・
Ro5ノックダウンした気分。
それから皆でゲレンデ上部に移動。
一般講習生は先にゲレンデ下まで滑らせ、受験者は後から一人ずつ滑ることになる。
検定のフリー滑走らしい。
下では一般講習生とインストラクターに注目されている。
あーもうこんな緊張感いやだーとおもいつつ、最後に私が滑る。
ターンでボロをみせたくないので、前半は大回りでゲレンデを下り、最後にちょろっと小回りをみせる。
皆のところに帰着、インストラクターからは
「ダメだよ!ターンでストックを突いた後、腕が引きっぱなしだよ!」
あううう・・・
インストラクターの顔が
Ro4ミスターTに見える・・・
その後、もう一度リフトで上に昇り、サンライズゲレンデから上の台ゲレンデに移動する。
さっきのダメ出しで緊張の糸は切れているのだが、移動の過程も審査されるだろうな、と思い最後まで気を抜かずに反省点を思い浮かべながら滑る。
帰着したところで解散。
検定発表は15時から。
もう緊張の糸が切れて耐えられない。ゲレンデで一本滑ってみたものの、集中力が切れているので一旦自宅に戻る。カフェオレ飲んでゆっくりしてから、再び蔵王に。
上の台ジュピアを15時ちょうどに訪れる。
スキー学校のカウンターに大きな模造紙に油性ペンで大きく合格者の名前が記載されていた。
あれ?
あれだけダメだしされたにもかかわらず、私の名前がありました。
3級は4名合格。私は上から2番目、得点数は182点(合格は180点以上)
なによりビックリしたのは、大勢の1、2級受験者がいながら、合格者はほんの数名だったこと。
スキーの世界はまだよくわからないのだが、それだけ難関なのか、自信過剰が多いのか?
スキー学校のカウンターも、不合格の方々がインストラクターに自分の滑りを講評してもらう「相談窓口」と化していた。

Pa0_0049
どーにかこーにか取得した3級。
これをステップに、また精進したいと思います。

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コメント

ぐぅもう受かったんですか?
はや!いいなぁ。。。
(というか当然なのか?)

滑れないものとしては後ほどUP記事を楽しみにしております。笑

投稿: POP | 2008.02.11 00:56

講習検定だから、いつものレッスンと思えば気が楽かな・・・と考えてましたが、やはり検定として「見られている」と思うと緊張でガチガチでしたね。
1、2級の受験者なんてどれだけ緊張するんだろ、と思った一日でした。

投稿: 聖母峰 | 2008.02.11 06:49

サービス精神旺盛な記事ありがとうございました!
私はDVDでターンとはカービングとずらしの両方があるのだなと理論上しりました。
たはは!
後傾にならないコツはスキーの自分の靴の先と頭の位置を一致させるように意識してみることらしいですね。
スキーマスター&レベルアップしたガイドさんの月山スノーツアーもいずれは期待できるんでしょうか?笑

投稿: POP | 2008.02.11 22:42

<<私はDVD
ふっふっふっ、私もスキーのDVDで勉強中。
でも人一倍スポーツが苦手なので、目で見た情報を身体の動きに反映できないんですよね。シクシク

<<後傾にならないコツは
情報ありがとうございます。
リフト待ちでアレコレ身体を動かして試しているので、だいぶ怪しいヒトになっています。

<<月山スノーツアーもいずれは期待できるんでしょうか?笑
あと百万年くらい待ってください(笑)
月山朝日ガイド協会には他に優秀なテレマーカーが沢山おりますので、こちらもご贔屓に。

投稿: 聖母峰 | 2008.02.14 10:15

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