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日本・韓国・中国を席巻する「山岳スキー競技」

先日韓国で山岳スキー競技のアジアカップ第一戦 兼 韓国の第5回全国大会が開催、日本人選手が1、2位をしめた模様。
詳細は関係MLや腐れ雑誌ロクスノ等で情報が流れることでしょう。
フランスのkairn.comもアジアのレース状況に注目しているようです。

Ski de montagne : Coupe Asie en Corée by kairn.com

大韓山岳連盟の掲示板に、興味を引かれる書き込みがありました。
内容は韓国国内における山岳スキーの低迷を憂う内容です。
長いので要約すると、
1.競技参加者の平均年齢が高い。20代がごくわずか。10代20代の愛好者の育成が望まれる。
2.成績内容について・・・男子は1位の日本人選手に対し2位の韓国選手は29分遅れ、女子は韓国選手が優勝したものの、2、3位は中国の選手が占めた。これは深刻な背景を含んでいる。
3.中国は五年前はレベルも選手層も低かったが、このわずか五年で急成長した。
4.ISMCからフランス人講師を招いて韓国で講習を開催したが、定員30名に8名しか集まらなかったのも惜しまれる。
5.日本は山岳スキーの環境に恵まれている。
等々の内容である。
あくまで掲示板の個人の書き込みであり、組織としての公式見解ではないが、韓国における山岳スキーの現状をよく示していると推測される。

そして急成長中の中国は、登山関係について詳しいSOHU.comが総括報道している。
首届亜洲杯登山滑雪比賽在韓国閉幕 by SOHU.com2/20
以下記事引用開始
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(中略)
全体の試合の成績を総括して、アジアの山岳スキー競技は初歩段階にあり、世界的先進レベルとの差は大きいが、日本の自然環境は非常に良く、この競技の発展速度は中国よりも早い。
我が国の女子はすでにアジアの最高水準に接近しているが、男子は依然として一定の距離を開けられている。今回の大会を通じて我が国女子メンバーの潜在能力は大きく、発展の見込みは良好である。
(中略)
 山岳スキー競技は冬季オリンピック参加の呼び声がとても高いプロジェクトであり、国際登山連盟は積極的に努力している。私達はチームを2月23日にスイスで開催される第4回世界山岳スキー選手権大会に派遣して、この運動が早く冬季オリンピックに参入するために努力し、我が国の山岳スキーのレベルを高めるために学ぶことである。
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以上記事引用おわり

SOHU.comはオーナーも6000m峰に登頂する山好きな人間で、登山報道には比較的詳しい。
この記事も中国国家体育局や中国登山協会の公式見解ではないが、中国における山岳スキー競技の将来を見据えたものとして認識してよかろう。
韓国、中国、いずれも日本のスキー環境を良好と認め、また山岳スキー競技の可能性を追求しようと努力する姿勢が見られるものである。
特に中国は東北部にスキー場を有し、インフラ整備によっては今後ますます山岳スキーのフィールドは開拓の余地があるだろう。
なお、今回のアジアカップの中国代表選定予選となった「OZARK杯2008年全国スキー競技」の模様が動画で公開されている。関心のある方はぜひご覧の程。

OZARK杯2008年全国スキー競技 by中国戸外資料網

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