【映画】ビルマ、パゴダの影で
休日。
かねてから上京して見に行こうか迷っていた映画2本をハシゴ。
スイスの女性監督アイリーヌ・マーティー監督が観光PR取材と偽り、ビルマ国内の少数民族弾圧を取材した記録映画。
日本のメディアでは長井健司氏の銃殺と重ね合わせて紹介されることが多かったが、内容は長井氏の射殺事件とは関連はない。
以前からミャンマー/ビルマの少数民族弾圧に関心をお持ちの方なら、特に目新しい内容ではない。
故・ボー・ミヤ将軍のインタビューなども何を今更という内容である。
KNLA(カレン民族同盟軍)から分派・分裂した民主カレン仏教徒軍(DKBA)の徴兵の実態を知り得たのは貴重なインタビューであったが、KNU(カレン民族同盟)を心情的に支持していた私としては、都市部で事実上の無差別テロ行為に走りつつある現在のKNU幹部の動向を知りたかった。
もっとも、限られた取材方法で映画を製作したアイリーヌ・マーティー監督にそこまで要求するのは酷なことであり、ミャンマーの少数民族弾圧を公にするという観点で、画期的な映画ではある。
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