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早春の日本国に登る

山形・新潟県境に位置する山、日本国。
うよ・・・もとい、保守的な政治思想を持った人たちに喜ばれそうな名前の山である。
名前の珍しさと温海温泉が近いことから、この山に登山ツアーを企画する旅行社、ガイドも見かける。
20日、午前中は温海町さくらマラソンに出場し、午後は日本国、標高555mを目指す。

私が今回たどったのは、山形県側の小名部集落から発する中の俣登山道。
細い林道のどんづまりが駐車場。
そこからは杉林の斜面。
早春ということもあり、不明瞭な踏み跡は杉の落葉に覆われ、さらにわかりにくい。
暗い杉林だが、足下は様々な花に覆われている。
Pa0_0090

少し登ると、
Pa0_0094「七曲がり坂」という標識が現れる。ここからつづら折りの急斜面が延々と続く。
杉林と周囲の状況からして、おそらく林業関係者の作業道と推測する。
見上げるような急坂。
ときおり現れる椿に憩い、月山や朝日との山域の違いを感じる。
Pa0_0093
林道の開始地点に立ってある登山道の概念図看板には「登山時間30分」と書いてあったが、短すぎであろう。

Pa0_0083_2
見通しの利かない杉林が頂上直下で明るい広葉樹林になる。
嬉しいことに、私の好きなカタクリの群生。
私の足で登山開始から休憩無しで45分ほどで頂上に達する。
頂上は拍子抜けするくらいに開けた山頂。
立派な休憩小屋に見晴らし台。
Pa0_0078ふと、上を見上げれば新緑の緑が眩しいですなあ。
小屋前のベンチでインスタントのカフェオレを2杯。
休憩後は即、下山。
マラソン完走の達成感と、手頃な里山登山の感慨にふけり、少し西に傾いた陽がキラキラと照らす日本海を眺めながら海沿いの国道7号を車で走って帰る。
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山岳ガイド一口メモ
後日調べてみれば、日本国登山は新潟県山北町側の小俣集落の方が駐車場も完備され、水場もあり恵まれているようだ。私が今回たどった小名部側の中の俣登山道は国土地理院の地形図にも記載は無く、景観に乏しく、杉林の急登が続く道であまりお勧めはしない。春先は出だしの道が不明瞭なため、経験者(無雪期の登山道のルートファインディングができる者)と共に行くのがベター。

山岳ガイドのおすすめ立ち寄り湯
なんといっても温海(あつみ)温泉。
今回の私はさくらマラソン出場ランナーということで、入湯無料券配布を受け、旬の宿あらたまやにお世話になった。なお共同浴場は200円。詳細は温海温泉観光サイトにて。
Pa0_0102温海温泉街

山岳ガイドおすすめ甘味処
温海温泉街にある足湯カフェ「チットモッシェ」。
Pa0_0099
公設民営のカフェで、この日も観光客にマラソン後の女性ランナー達が足湯やランチを楽しんでました。
私はもちろん、
Pa0_0100季節の和菓子セット400円也。
和菓子と桜湯のセットです。桜湯の塩味と桜の香りが、10km走った直後の体にはたまんないっす。
画像では逆光で写っていませんが、外は桜吹雪。
桜吹雪の中、ジャイアントコース(30km部門)のゴール寸前のランナーが最後の力を振り絞っている姿を、性格がダークな私は他人事のように眺めながら和菓子を堪能するのでありました。
チットモッシェのブログはこちら

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