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中国の聖火登山隊登頂

職場の飲み会で高くて不味い酒を飲んでいたので、中国の聖火登山隊登頂のニュースは聞き逃していました。ははは。

巷では保守系ブログを始め自称アルピニストの雑誌記事やら何やらのブログでも煽動的・感情的な登山隊に対する記事しか見あたらないので情報収集に専念してました。
 まあ聖火登山隊そのものはとるに足らないクソ行事ですが、中国の登山界をウォッチするには大変参考になる試金石です。おそらく21世紀には最大のアウトドア市場となる中国の方向性を、冷静に観察することが重要だと私は思ってますがね。

 さて、先日秘密のベール(笑)に包まれたアタック隊のメンバーが発表されました。
 日本メディアではメンバーの詳細は報道されてませんでしたが、その中に王勇峰氏の名前がありました。
 王勇峰氏に関しては、当ブログで3年前に中国の登山はどこへ行く。で取り上げています。彼の論文、『社会主義の初級段階における中国登山の発展試論』にみられるように、中国登山協会きっての国際通であり、中国の登山が他国に比べ遅れているとはっきり自覚している人物であります。
 王勇峰氏が共産主義イデオロギーに染まった人物かどうかはわかりません。
 しかしながら、-登頂が果たされた今となっては後付考察で面白くもありませんが-、誰かさんがブログで書いているように「この登山隊は死人がでる」ではなく、クレバーなタクティクスを組んでいると私は考察していました。
(クレバーな、と表現しましたが、登ったことも無いのに想像だけで「爺が登ったからチョモランマ北稜は簡単」という想像豊かな人には私もかないません)
 今回の聖火登山に対する国際的な批判・そしてアルピニズムなどカケラも無く単なる「行事」だということについては、少なくとも中国登山界の中で王勇峰氏はよく認識していることでしょう。

 実際の登頂にはチベット女性登山家のジジさんが大きな役割を果たしたようです。(日本メディアの報道ではギギと表記) この方についてはジジさん本人と親しくされている山岳ライター柏澄子女史の過去記事をお読みいただければいいでしょう。
 私が注目しているのは漢族女性として隊員に選ばれた方、そして選ばれなかった方です。
 そのことについては、また日を改めて書くことにします。
 
 今回の聖火登山隊の成功について私の見解は、
 『あっ、そう』(昭和天皇風)です。
 おめでとう、の言葉は聖火登山隊のおかげで登山活動を規制され、入山待ちしている他の登山隊に捧げます。
 少なくとも同じ山の仲間として、聖火登山隊メンバーには皆無事下山してもらいたい。そしてこれからタイトな日程で頂上を目指す各国の登山者も無事に登り、還ってきてほしい。
 登山を民族意識高揚に利用する共産主義者のカスどもは、また別記事で叩きたいと思います。

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