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美しすぎる死に場所

ダークな話題をば。
今年に入って、アメリカの国立公園内で既に18人が自殺を遂げているそうな。

18 suicides reported in national parks this year by Los Angeles Times 6/29

アメリカの国立公園といえば、それだけでハイキングのガイド本が日本でも出版されている位、国内外で人気が高い所。
人は死に場所を選ぶとき、風光明媚な所を選ぶんですかね。
鬱々な私の経験では、もう場所なんてどーでもいいと思うんですが。
ちなみに、記事で挙げられた生々しい実例は、

☆ユタのキャニオンランズ公園で、遺書を残して徒歩で砂漠地帯に入り行方不明。
☆グランドキャニオンで2004年以降10名自殺。91年公開「テルマ&ルイーズ」のラストシーンを模したといわれる。
☆同じくグランドキャニオンの崖っぷちで、記念撮影を頼んだ若者がそのまま崖から飛び降り自殺。
☆ヨセミテフォールから飛び降り。自分の墓に植える木の代金を遺して。

記念撮影頼まれたまま目前で飛び降りって・・・、居合わせた人間も絶対にトラウマになりそう。
記録に残る国立公園初の自殺者は、1884年のイエローストーン国立公園、モルヒネで服薬自殺した27才の女性とか。
この記録を調べた歴史家によれば、"Perhaps these persons wanted their last moments to be spent in a beautiful or famous place, or perhaps they wanted their deaths somehow inextricably linked to nature," というわけで、美しい場所で最期を遂げたいという願望ではないかと推測しています。

山に入って生き生きとして帰って行くツアー登山のおばちゃんもいれば、大自然を死に場所に選ぶ人もいて。人間とは複雑な生き物である。

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