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ネパールの結婚適齢期

登山隊のキャラバン途上。
ネパールの茶店で飯を喰っていると、かいがいしく働く少女がいた。
日本なら小学生くらいなのだが、乳児を背負い、編み物していたかと思うと次に目を向けると皿洗いをしている。
「あれくらいで、もう結婚適齢期なんだよね」
と、アジアの各国事情に詳しい高☆OBが語る。
それが、海外体験初めての私にはえらいカルチャーショックであった。
(高☆OB、奥様お元気ですかぁ~)

At least 60% Nepali girls got married before 18 by 新華社英字版7/28

記事のタイトルは「ネパール人女性の6割は18歳前に婚姻」。
記事によれば、若年層の結婚により妊娠時の母子死亡率が極めて高い状況にあるとのこと。
具体的には、7~18歳の若年層の結婚がいまだに慣習として存在しており(法的には結婚は18歳以上)、その4分の1は妊娠、乳児死亡率は1000人中48人。
(筆者注・日本の乳児死亡率は2006年で1000人中2.86人・・・「人口動態統計」より)

記事には書いてありませんが、ネパールは親同士が決めた相手と結婚する習慣がまだ大分を占めているとな(都市部は恋愛結婚も増えているが、農村になると1割に満たないらしい)。
こういうデータを読むにつけ、ネパールを天国の如く称賛しているバックパッカーとかいう連中の馬鹿さかげんが一際目立ちますな。

 よく途上国の惨状を紹介したメディアで「日本の子供達は恵まれている」と締めくくる番組がありますが、そういう表現が許されるんであれば、日本で登山を満喫している独身女性の皆様なんて、そりゃ恵まれている立場ですね、と言っても誰も文句いわないよね? ←当ブログ結構女性の方もお読みになっているのでこの一文はドキドキしながら入力しているアルよ
 しかし、前々から思うけど、メディアのそれもまた変な表現だよな。
 途上国の子供も日本の子供も、それぞれ懸命に生きているのにさ。 
 「誰でもよかった」といいつつ所詮は通りかがりの弱い通行人を無差別に虐殺した野郎が派遣社員やらフリーターだからって、社会が悪うござんしたと擁護する評論家連中がウヨウヨ現れてますが、日々会社で歯ぁ食いしばってる正社員だってもがき苦しんで頑張ってるんだっつーの。
 ネパールの女性も日本の女性もまた同じ。
 みんな生まれた境遇で頑張っているのにさ。

 そもそも、チベットや東トルキスタンで断種や強姦による民族弾圧していた共産国家のメディアがネパール女性の現実を報じる資格があるんですかい?

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