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ユイチュ峰雪崩の動画

後出しジャンケンするつもりはさらさら無いんですが、07年12月に当ブログで書いた『現代中国における大学山岳部の今』という記事で雪崩の危険性を指摘しましたが、やっぱり起きちゃいましたね。
中国の高所登山訓練を目的とした登山隊ですが、バッチリ大斜面が雪崩れていく様子が動画に納められています。↓

国家登山隊玉珠峰突遇雪崩緊急自救幸无大碍 by 新浪網10/29
Ava

W020081029679764071251雪崩発生現場模式図(並心网より引用)

とりいそぎ記事紹介まで。

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平和あっての登山です。(労山のおっさん風)

モスクワに新規岩場開拓!
25m、VI+、А2!
E・クズネトバ、A・ヤコベンコ、A・クズネトフ、A・ユーリキンの4名が登攀しました!
これが岩場の全貌だっ!






26829_2れーにん像のドタマ。

268362こんな感じで・・・

268341_2あー、レーニンの禿頭にしっかりボルト打っちゃってる~

26827核心部はどスラブな背中ですか?

いやいや、昔だったら銃殺もんだよな~
掲載されている某クライミングサイトの掲示板を覗くと、もともとこのクライミングは登攀メンバーであるクズネトバ女史の誕生祝いに登ったものらしいので、書き込みも祝福の嵐(笑)

人物像登るんだったら、ぜひクライマーと称する皆様方には兵士の銃口をも気にせずこちらの人物像も登って頂きたいものですな。↓

D0089108_12334667 平 壌 市 内 の 金 日 成 像 。

え?
命懸けだと誉められるのがアルピニズムなんしょ?

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ひょう(スベリヒユ)

所用で実家に立ち寄る。
ついでに昼飯、ひょうの煮付けを喰わせてもらう。

Pa0_0268雑草として知られるスベリヒユ、山形では「ひょう」と呼ばれます。
山野草などというものでもなく、都会にもありふれた雑草なので草むしりの際に見かけた記憶の有る方も多いでしょう。
一旦干してから醤油で甘辛く煮付けます。
もともと肉厚な葉と茎に味付けが浸みて、御飯のよいオカズになるのです。
「山形ではこんな雑草を常食にしている!」とどっかのTV番組で取り上げられたらしいですが、うまいものはうまいのだ。

 この草が山形で食べられるようになった由来は不明ですが、近代史において幾度か飢饉に襲われている山形、そのあたりからあらゆる野草が食用として試みられたのではないか、と考えています。

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【映画】エベレスト南西壁韓国隊 記録映画『道』

ドイツ映画祭で上映される『Nordwand』を見逃したショックから立ち直り、本日紹介するのはお隣韓国隊が挑んだエベレスト南西壁の記録映画、『道』。

それが夢だ-山岳ドキュメンタリー映画 <道> 予告篇公開! by 韓国財政経済省新聞10/24

200810240817084428000m峰14座登頂者、パク・ヨンソク率いる韓国エベレスト南西壁登山隊の活動を記録した映画『道』の予告編が公開されました。
上記リンク先には動画も公開されています。もちろん全て韓国語ですが、動画だけでも登山隊の雰囲気が伝わってきます。ぜひご覧下さい。(上記リンク先には動画CMも入ってますのでクリックする際には音にご注意。)
欧米の登山隊の様子はロ糞ノ誌も取り上げるけど、お隣の登山大国・韓国の様子はとんと入ってきませんよね。その意味では貴重な記録映画です。

以下記事引用開始
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『どうして山に登るのか? 正解はない。ただ高く登るほどに、私たちの顔が明るくなるということだけが明確になる』という監督の物静かなナレーションで始まる予告篇は、登頂を準備する慌ただしい登山隊の姿とともに、切り立ったエベレストの雄大壮厳な姿が画面をいっぱいに埋める。
 「登山家の夢」と称えられるエベレスト、その中でも一番困難な南西壁に ‘コリアンルート’を開拓するために赴いた彼らの姿は、挑戦する人だけが感じることができる「ときめき」と「興奮」「情熱」で一杯に見える。
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 さてネタバレになってしまいますが、記録されている昨年の南西壁登山隊では隊長パク・ヨンソクの後輩2名が雪崩でテントもろとも転落、死亡してしまいます。
 現在、パク・ヨンソクは再び南西壁遠征中ですが、別の報道ではポストモンスーンの寒気と雪崩に苦しめられている模様。
 エベレスト南西壁という、こういった骨太な記録映画が作られるのも韓国の登山界をよく象徴していると思います。本編は11月6日公開。あー韓国行きてー。

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着信アリ

ここ数日の私。↓
23b2c271

職場にいた昼間。
胸の携帯がぷるるっと震える。
(・・・業者さんからの不吉な連絡か?)
と思いつつ携帯の画面を見ると・・・
20070305230448あちょーっ!(ブルース・リー風)
我が体育会山岳部のOB、しかも鬼監督の名前がっ!

つーわけで、会社ひけた後は山形駅前直行。
仕事ではるばる山形に来たらしい鬼監督(私の初海外登山の隊長)、まあ相変わらず会話のテンポが速いこと。
その頭の回転の速さと、社会を視る洞察力は相変わらずで、はっきり自分の頭のトロさが自覚できる程。
しかし『体育会山岳部』という絆で、こうして歳も離れた方とお話できるのはいいですね。
そういったコミニュケーションがよく取り上げられている柏澄子さんのサイトを拝読していますが、改めて大学山岳部の良さを思います。

本日は鬼監督のご要望で「山形のラーメン屋」ということで『修ちゃんラーメン』。
Pa0_0267鬼監督は『納豆ラーメン』というものにえらく興味を示し、監督は納豆味噌ラーメン、私は納豆醤油ラーメン。
地元民であるが、ウエイトコントロールのため人づきあい以外は自発的にラーメン屋でラーメンを喰うことはないため、私も納豆ラーメン初体験。納豆も醤油も大豆製品のためでしょうか、なかなか口に合いました。

監督「いやまた中国の山とか行きてえな」
私「え~っ、コダリの橋渡ってネパール領に入った途端、(中国出国したので)みんなで万歳三唱したじゃないっすか~」
と、バカ話と関東の大学事情を巡るシビアな話とを交互に楽しむ。
やはり、シコシコとブログ書いてるばかりじゃなくて人と会話することも大事ですね。
私の鬱々を台風の如くぶっ飛ばして、鬼監督は夜の新幹線に乗り込んでいったのでありました。

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さみしくったって~(アタックNo.1風)

こらこら、限度というものがあるであろう。

独身生活の50代、「空しさ慰めようと積んで置いた」 by 東亜日報10/21
以下記事引用開始
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 20日、窃盗容疑で逮捕されたA(56)のソウル市内のアパートを18日捜査した警察官達は、部屋の中いっぱいの登山用品を見て驚嘆した。
 ソウル瑞草警察署関係者は「小さな部屋中に横になるスペース以外は全て登山用品でいっぱいになっていた。この中にはタグを取り外したものもあるが、一度も使わない物品も多かった」と語った。
 警察によれば2004年に離婚した後、一人きりで生活するようになったAは、2006年11月からソウル市内有名デパートを回って登山用品のみを選んで盗み始めた。
 警察の捜査でAは「登山に通って、他の登山客たちが着ている有名ブランドの登山服がほしかった」と犯行動機を明らかにした。家の中に積んでおいた理由については「空しさを慰めるため」と述べた。
Aは事前下見を通じて金曜日から日曜日まで、午後 6時から 8時までデパートが一番混むという事実を把握して 1週間に二~三回ずつ、今まで約5000万ウォン分の登山用品を盗んだ疑いがある。10日午後 7時頃、ソウル中区Sデパートで29万ウォン相当の登山ウェアを盗んだAは、結局警察の監視カメラによる追跡で御用となった。
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以上記事引用おわり

<<約5000万ウォン分の登山用品を盗んだ疑いがある。
って・・・日本円で約380万相当なんですが・・・日本ではよく下着ドロで部屋中女物の下着でいっぱいとゆーニュースがワイドショーネタになりますが、あんな感じなんでせうか?

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【映画】 壮大なる凡作、『earth』

普段は身も心も奴隷として捧げている会社からタダ券をもらったので、山形商工会議所主催の『earth』上映会に行く。ムチとアメの『アメ』ですな。

Earth_2BBC製作らしい、素晴らしいカメラワーク。その優れた空撮、長期間の自然の移ろいを早回しに編集した映像は、人間の視点ではなく、「神」の視点である。
 そして結論から言おう。
 本作は壮大なる「凡作」である。
 時折映し出される弱肉強食の世界。そこには血や肉が剥き出しになる刺激的な映像は一切無く、「死」を暗示するショットが映し出されていく。生物の遺骸が映し出されることはほとんど無い。おそらく子供向け・家族向けにこのように編集したものであろう。
 この映画の背景となるキーは『地球温暖化』である。私は温暖化というもはや環境問題を越えた政治問題にはいささか懐疑的なのだが、ここではさておく。
 映画の冒頭と終わり、「温暖化の影響」により北極の氷が消失していき、北極熊の暗澹たる未来を示唆する場面で映画は終わる。
 そして渡辺謙のナレーション。
 『今ならまだ、間に合う。』

 この言葉、環境問題を扱う特集番組・メディアで 何 度 聴 か さ れ た 言葉だろうか?

かの売国左翼偏向放送局TBSが放映した名作『新世界紀行』(87~92年放映)の最終回のナレーション~当時はまだ温暖化は一般的ではなく異常気象が問題となっていた~ で、やはり締めくくりは
 『今ならまだ、間に合う。』
 であった。

もう10年以上も前のテレビ番組ですらも、同じ言葉を吐いている。
おそらく10年後も、映画やテレビといったメディアは同じ言葉で大衆を煽動するのだろうか?
それが、私がこの『earth』を凡作だと考える所以である。

 と、救いようのない評を書いたものの、この映画を見て、やはり自分はまだまだ世界の大自然を訪れてみたい。自然の素晴らしさを「山岳ガイドとして」伝える姿勢を崩してはならない。歳や家庭を理由に、夢を追う姿勢を曲げてはならない、と思った次第でした。
 会社の人間には悪いんですがね。

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中村保氏講演会(日本山岳会宮城支部設立50周年記念講演会)

『ヒマラヤの東』で知られる中村保氏が来仙されるということで、「お父さん遊んでー」「行かないでー」という娘息子の声を振り切り、仙台行きバスに乗り込む。
あ?
家族団欒と山とどっちが大事かって?
 
 私 は 山 で す け ど 何 か ?

日本山岳会宮城支部設立50周年記念講演ということで、会場は以前に某ヒマラヤ登山隊の壮行式で行ったこともある某高級ホテル。日本山岳会のレセプションもあるらしい。
まずい、普段着ではまずいよな・・・とスーツに革靴で身を固めて汗をかきかき会場に駆けつけると・・・

Pa0_0266
ザック姿の中高年ばっかりじゃないですか~_| ̄|●
(注・皆様翌日は記念山行として泉ヶ岳登山を予定されていたのでした。)

W2←壇上に立つ中村保氏
講演内容要旨は次の通り
『ヒマラヤの東』(中村氏の造語)として踏査する機会に恵まれた訳だが、それは3つの幸運に支えられている。
 1.東チベットそのものが手つかずで残ってきた。ニンチェンタングラ山群にはまだ200もの未踏峰が残っている。これはまさに奇跡だ。それは中国人、CMAやTMAも含めて中国人がいまだに関心を持っていないためでもある。なぜなら、チョモランマなどのメジャーな山域に比べて金にならないからだ。
 2.かつて地理学者リヒトホーフェンがヘディンに東チベット踏査を勧めたが、ヘディンは結局東チベットに足を踏み入れなかった。
 3.東チベットは(中国の)中央政府に最後まで反抗してきた地域。
・イギリスのアルパインクラブで講演した際、ニンチェンタングラに200の未踏峰があり、うち5つが登られていると語ったところ、イギリス人から「もう195峰しか残ってないのか」と返された。
・ハリシュ・カパディアからは「おまえのやっている事はイギリス人にとっては一番しゃくに障ることなんだ」と言われた。かつて植民支配から探検によってリードしてきたイギリスだが、今回こうして賞(バスク・メダル)を受賞できたことは、イギリス人は懐深い。

 この後は中村氏によるスライド上映と解説。
 Imgp0696セプカンリ。ボニントンが三度挑んでいずれも断念。ニンチェンタングラ山群は東北大学山岳部隊が最高峰に登頂していることもあり、中村氏も同山群を中心にお話されていた。

Imgp0697カジャチャオ峰。ミック・ファウラーの遠征で知られましたね。

Imgp0697_2マナムチョ峰。こちらもミック・ファウラーが手を出しています。
こんな感じで次々と未踏峰のスライドが上映され。お腹いっぱい状態。

今回の講演、私は非会員にもかかわらずステージ中央最前のテーブルに座ったため、隣席に中村氏座ってスライド解説、ほとんどマンツーマンでお話頂いているような状態。
質疑応答でも、ほぼ対面状態でお話させていただきました。
今まで山岳雑誌などで中村氏が語っていない(私が目にしていない)質問をしてみました。
私「日本の、若いアルパインクライマー、登山者に期待・要望があれば一言お願いします。」
中村氏は「難しい質問ですねえ・・・」と言葉を一度区切った後、「今、山の世界で若い人がいませんね。」と、山の世界の高齢化を嘆いておられた。
「私は手取り足取り教えるよりも、自分のやる事を見せる・・・背中を見せてやるタイプなんです。大学山岳部でも今いろいろ人を入れようと努力してますけど、そんなの無駄だって言ってるんですよ。辞める人はすぐ辞めますし。(中略) アメリカ山岳会は若い人をいれようと様々な努力をしていますね。先日もインターナショナルクライマーズミーティングというものがユタのインディアンクリークであり、2人ほど推薦しろと言われたので、2人送りました。アメリカ山岳会は平均年齢40歳で若いですよ。私もイギリスで講演すると楽しいです。彼等は熱心に聞いてきますしね。(後略)」
 日本山岳会の催しで 大 胆 に も 高齢化を嘆きながら、中村氏は「わからない事あれば積極的に人に聞きに行け!」と、今の若い世代に歯がゆいご様子でした。
 Pa0_0265講演後、中村氏が会場の片隅に立っておられましたので、しっかり私の愛読書「ヒマラヤの東」にご署名頂戴しました。「これはもう古い本なんですけどね・・・」とは中村氏の言。
 山はもちろん、大学で地理学専攻した者にとっても、大変興味深い講演でした。
 今回の講演は9月にJAC宮城支部のサイトを閲覧していて知りましたが、申し込み期日を過ぎていたにも関わらず講演聴講をお許し下さった日本山岳会宮城支部宇都宮様には深く感謝申し上げます。

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【速報!】 Alpinist誌が休刊へ 【悲報!】

私が前記事で珍しくもヤマケイ誌を賞賛した祟りでしょうか・・・
あのハイクォリティクライミング誌『Alpinist』が休刊です。

Alpinist LLC to Suspend Operations by Alpinist

08年10月をもって、「財政危機」により休刊とのこと。
Alpinist誌のウエブサイトは5万アクセス/月の人気を誇っていたらしいのですが、なんとかウェブサイト版だけでも継続してくれないものでしょうか・・・

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山と渓谷08年11月号

Y普段は「便所紙にも使えない」と思っていたが、今月号の特集は素直に読む。

環境問題といえば必ず出てくるだろうと予想していたのが、犯罪者集団支援企業パタゴニア。ま、広告料もらってるんでしょうから山渓誌もそうそう批判などできんでしょうな。
そんな提灯記事は読み飛ばし、今月号で特に興味を引かれたのは風力発電に関する話題。

風力発電の巨大な風車といえば、メディアでは専ら『クリーンエネルギー』の象徴として取り上げられている訳だが、なぜか日本ではその負の面には触れられないようだ。原発で核心施設とは全く関係ない部分が故障しただけで、頭左巻きの市民団体の馬鹿どもは「原発反対!」と叫ぶわけだが、風力発電のポールがぶっ倒れるという根本的な問題が発生した際には皆さんお静かでしたね。
 それはともかく、今月号では風力発電の建設・運営に伴う山岳地帯への影響・問題点がわかりやすく整理・報告されている。環境問題に関心有る山屋はぜひ読むべし。

また、07年6月に当ブログで取り上げた太田和利氏の活動が、こうして一般紙に取り上げられることは環境問題啓蒙の視点から喜ばしいことである。

 各アウトドアメーカーの取り組みとして様々なメーカー・ショップが取り上げられているが、山と渓谷誌で取り上げられていないハイポスポーツも当ブログで紹介しておきたい。
 東京の登山用品店ハイポスポーツでは、今秋からシェルパアドベンチャーギアの製品の取り扱いを開始した。
 シェルパアドベンチャーギアはアメリカのメーカーで、エベレスト最多登頂の記録を持つアパ・シェルパのアメリカ移住にも一役買っている、シェルパ族と深い関わりのあるメーカーである。

参考記事 シェルパの夢(月山で2時間もたない男とはつきあうな!)

またハイポスポーツはオリジナルブランドとして「パタン・ハンドクラフト」を立ち上げ、カトマンズ製帽子の売り上げの一部をネパールの学校に寄贈するシステムとしている。
 環境問題に取り組むメーカー・ショップとして様々な方法があるわけだが、『フェアトレード』という商業形式も、広義な環境問題への取り組みとして、今後手がける登山用品メーカー・ショップが増えるのでは、と私は予想している。

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アレックス・ロウの遺志、学校設立へ

1999年シシャパンマ峰で雪崩で亡くなったアレックス・ロウの遺志が、学校設立へと結び付いたようです。

MSU architecture students help design school at the top of the world by Montana State University news10/13

 クーンブ登山学校(Khumbu Climbing School)は、シェルパ達に正式に登山技術を教授する学校として、アレックス・ロウ未亡人の ジェニファー・ロウ・アンカーと、ロウの親友であったコンラッド・アンカーによって5年前に設立されました。
 今回の話題は、今までチャイや個人住宅を利用して運営されていた登山学校を改善するため、また地元コミュニティや文化センターとして活用できる恒久的な建物を建設すべく、アレックス・ロウ慈善財団と、ロウの出身校であるモンタナ州立大学建築学科の教授・学生が共同プロジェクトとして活動開始したという話題です。

Img200810121223854640学校建設予定地(Photo by Mike Everts.)

今回の建設計画に際しては、単にハコ物を作るだけではなく、モンタナ州立大学建築学科の学生達が社会調査から始め、現地のニーズを綿密に調査しながら設計プランを立案するとのこと。
気になる資金源については、ノースフェイスなどアウトドアメーカーも一役買っているようです。

 話は変わりますが、かなり以前からアメリカでベストセラートップに位置している『Three Cups of Tea』を読みかけ中でございます。
(しかしこの本、邦訳がいまだに出ないってのも謎だ・・・)
K2に登り損なったアメリカ人クライマー、グレッグ・モーテンソンがパキスタンで学校を作るというストーリー。
ヒマラヤの風土に魅入られたクライマーが現地の人々に貢献するという事例は今更ここで挙げるのも煩瑣でしかありませんが、アメリカ人がこんな風に慈善活動に尽力していく姿に関心を引かれます。
まあ左翼がかった関口宏の番組を肯きながら視ている方にはご理解いただけないでしょうけど。

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ヘルメットは被りましょう。

久々の『生と死の分岐点』ネタ。
メットで命を救われたクライマーが話題になってます。

Climber Credits Helmet With Saving Life by TheDenverChannel.com(abc7NEWS) 10/14(←報道映像の動画有り)
Inj

 ニューハンプシャーで人気の岩場「カテドラル・レッジ」を登攀中のタウンゼント氏(27)は後方にひっくり返る形で転落、宙づりになりました。途中で岩に頭をぶつけ、2分以上気を失っていたもの。
 頭部を負傷したものの、幸いヘルメットのおかげで骨折には至らなかったとのこと。
 事故は最初のピッチをリードしていたタウンゼント氏が転落したもので、パートナーはまだ地上でビレイしていた状態だったことも、迅速な救助に幸いした模様です。

 アメリカ登山界の素晴らしい(と表現していいものかどうか)業績の一つに、『Accidents in North American Mountaineering 』という山岳事故事例集が毎年出版されているのですが、本件は早速来年の同書に収録予定とのことです。

 またお恥ずかしい話で恐縮ですが、本業の仕事で使っているヘルメットの衝撃緩衝バンド(樹脂製)が先日、突然パリッと割れてしまいました。いやいや、普段から保安具の点検は必須ですね。

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映画『NordWand』日本公開&映画チケットプレゼント

Nordwand

以前当ブログで紹介した、1938年のアイガー北壁登攀を描いた映画『NordWand』が10/31~11/3、東京の新宿バルト9で開催されるドイツ映画祭で公開されることになりました。

さて、日頃より当ブログをご覧の皆様、たまたま訪れて下さった皆様、深く感謝申し上げます。
年末年始に毎回書いておりますが、書く内容にバイアスを受けたくないためアクセス数は普段全く意識してないのですが、今回確認してみたら24万アクセスになってました。
遠く離れた所にお住まいの山の先輩に酒席で話すつもりで書き綴っているブログですが、多くの方々にご覧戴き、時にはコメントをいただき、ありがとうございます。
インスボンのトポをプレゼントした10万アクセスに続き、20万アクセス突破ということで

映画『NordWand』のチケットを先着・計2名様にプレゼントいたします。

Pa0_0264いや、もともと私がどうしても視てみたくて購入したのですが、諸般の事情で上京を断念したものでして・・・チケットぴあの規定に基づき転売禁止のため、当ブログアクセス20万突破記念にお譲りいたします。郵送切手代は当方負担!
お譲りするチケットは次の通りです。

映画『NordWand』
ドイツ映画祭ウェブサイト
 ストーリー概要はこちら↓(ほぼネタバレなのでご注意)
 「北壁」― ロカルノ国際映画祭 - 
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チケットその1
 期日 10月31日(金)
 会場 新宿バルト9 シアター6
 開場 10:50AM 上映開始 11:00AM
指定席(A列 24番)
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チケットその2
 期日 11月2日(日)
 会場 新宿バルト9 シアター6
 開場 7:05PM 上映開始 7:15PM
指定席(A列 24番)
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なお申込条件として、『山をやっている人』限定です。(ここでいう山とは高尾山でも冬季黒部横断でも何でも可・とにかく登山経験者に見ていただきたいのです。若いアルパインクライマー歓迎。)
チケットはお一人一枚までに限定させていただきます。
チケットをご希望の方は cys01362@nifty.ne.jp までメールを下さい。
先着順・ 早 い 者 勝 ち で チケットをお譲りいたします。上映期日のご指定はお間違えのないように。
それでは、ご応募お待ちいたしております。

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月山、快晴。

一昨日に続き、月山。
姥沢口から牛首(標高1700m地点)まで、関西のA旅行社様のクライアント15名を引率。

A旅行社のツアーは、他のツアーと少々システムが異なる。
月山朝日ガイド協会の担当者が前日の夜、宿に赴いて月山のDVDを放映し、明日の行程をレクチャー。
翌日は我々ガイドがそのクライアントを引率する、という事前説明付きのガイドである。
このA旅行社のクライアントは、どちらかというと観光客風で、バリバリの重登山靴を履いた方もいれば普通の革靴履いた方もいるという、なんとも・・・の傾向がある。
 過去にも何度かガイドを請け負った事はあるのだが、最近は足に自信のない方にはむしろ積極的に途中から下山していただき(もちろんガイドフォロー付)、リフト駅で待機していただく形式で引率している。

 本日、朝は5度前後まで冷え込んだものの、大きく張り出した高気圧のおかげで日本海側の山、月山にしては珍しい快晴。
 今回同行するフルタイム山岳ガイド、鈴木君とも今日の行程について話し合う。
 当初の事前説明では、姥ヶ岳経由牛首を目指す班(脚に自信のある人向け)と下の木道を散策する班(脚に自信の無い人向け)に二分することになっていたが、この抜群の快晴を考慮し、あえて班分けせず、お客様には一旦全員姥ヶ岳を目指してもらうことを提案する。
 この快晴による稜線の絶景を皆に楽しんでいただきたい、という想いからだ。
 旅行社請負のトレッキングガイドというと「只の道案内」とけなす、何か勘違いしているエラい登攀ガイドがいらっしゃいますが、我々トレッキングガイドだって人の言いなりじゃないんですけど?クライアントに喜んでいただくために、それなりに頭使ってます。

 本当に登れるか?
 クライアントの不安を和らげるため、いつもよりさらに速度を落とし、かなりのスローペースで姥ヶ岳に登る。
 月山の姥沢コースはこれから歩く登山道が一望できるため、休憩ポイントではマメにこれから歩くコースを指し示し、解説してから歩く。
 姥ヶ岳で引き返すお客様を鈴木ガイドが引率、残る全員を私が率いて牛首を目指す。
 雲海に鳥海山が頭を見せる。
 この光景は稜線に上がらなければ見ることが出来ない。快適な稜線歩行が続く。
 引き返し地点である牛首に到着する頃には、お客様たちも「ここから頂上すぐなんじゃないの?」とだいぶノッてきた。雨天や視界の効かない日と違い、雰囲気が良い。
 ローカットシューズのお客様には、脚の疲れ具合について必ず声掛けする。帰路は一時間ほどの行程なので、休憩を入れずともすむのだが、足の負担を考慮して途中小休止を入れ、のんびりペースでリフト上駅へ戻る。
 結果、お客様たちにも満足いただく。
 いつもなら、ガイドが良かったのではなく天気に恵まれた・・・と自信なさげに書くところだが、本日は好天を「巧く利用できた」ところが大きい。お客様の不安を和らげ、もちろん安全確保が大前提だが、「引っ張る」こともガイドの役目、と思う。

 無雪期の団体ツアーも、今日明日で今シーズンは最後。
 下山後、快晴下の姥ヶ岳を望みながら、今シーズンの無事故引率を山の神に感謝。
 26日のリフト閉鎖後は、静かな月山に戻ります。
 団体様ご一行引率の任務が途切れる10月以降は、「静かな山」をテーマに自分の山歩きに専念する予定。

Pa0_0262
月山からの帰路、R112沿いに満開の食用菊「もってのほか」。
(背景に大きく月山がそびえているのですが、携帯カメラでは写りません・・・)
山形県人はお洒落なので、食卓を菊の花が彩るのですよ。

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「うつ」からの社会復帰ガイド

心療内科通いをカミングアウトする事自体もマズイのではと忠告いただく事もあるのですが、良い本は良い本なので、当ブログにて紹介いたします。
 まあ万人に理解してもらおうなどとは毛頭思いませんが、自殺者三万人を越えている現在もなお、「酒飲んで気晴らしすればいいんじゃね?」程度の認識の人間がいる建設業界の方が、よほど異常だと思ってますが。

 Utu「うつ」からの社会復帰ガイド」

最近ではメディアでも広く取り上げられ、私が悩み抜いていた90年代半ばに比べれば、現代社会におけるメンタルヘルスへの理解度は 少 し は マ シ に な っ た と個人的に思います。
 しかしながら、書店に大量に出回っている「うつ」に関する入門書は、お世辞にも良書ばかりとはいえない状態でした。
 鬱の事例を列記するのみで、悩む当人の立場からすれば「じゃあどうすればいいの?」と言いたくなるような、精神科医の小遣い稼ぎとしか思えない関連書籍が多く出回る現在、画期的な本がありました。それがこの『「うつ」からの社会復帰ガイド』(うつ・気分障害協会編)です。
 何が画期的といえば、企業を構成するサラリーマンにとっての職場復帰を 具 体 的 に テーマとした本だからであります。内容も職場復帰へのステップや心得、本人を取り巻く家族むけの記事など、実践的な内容が中心。巻末に添付されている、「職場復帰への具体的ステップ」と題した職場復帰を五段階に分けたチェックリスト、症状自己管理カレンダーなどが秀逸。
 実際にうつに悩み、現実的な対処方法を模索している社会人の方には、各種症状を単に羅列した鬱の入門書よりも、同書をオススメいたします。

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秋深し。

Spas_101109雨風びーぶーな月山へ。

ウエツキブナハムシの大量発生でブナの葉が落ちまくったため、地元ローカル紙の山形新聞が「紅葉への影響が心配」などとネガティブ報道してましたが、ナナカマド、カエデ類の紅葉は見事です。山上は地を這うチングルマの葉が、地面を深紅に染めています。
 例年、多くの問い合わせが寄せられるのですが、紅葉が「綺麗」かどうかは、あくまでも人間の主観の問題で、植物自身にとっては綺麗かどうかは、
 「あっしには関わりねえことでござんす」by木枯らし紋次郎
な、わけでござんす。
 いえ、問い合わせいただくことは大変有り難いことなのですが、紅葉の状況がいかほどでも、美しい光景を「見出すこと」も、山に出かける楽しみの一つではないでしょうか。

Pa0_0260
などと能書き垂れながら、筆者は深紅の紅葉よりも、カエデのふんわりとした橙色が好みです。

雨風に曝されながら木道を歩いていると、寿命を迎えたらしいバッタの死骸が幾つも横たわっていました。
山の上は晩秋というよりも、「冬の気配」がひしひしと感じられる今日の月山です。

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【告知】 第6回北日本海外登山研究会

表題の海外登山研究会が下記内容にて開催されます。
県の山岳組織からして、井の中の蛙やら、天狗になっている方が多い東北地方ですが、(え?ボク何か悪いこと書きました?)東北において海外(ヒマラヤ)登山の動向を知ることが出来る数少ない貴重な機会ですので、興味のある方はお気軽にご参加下さい。
今年はK2特集と題していますが、例年ヒマラヤ各国の入山・手続き情報なども取り上げています。
なお本会は任意団体で申し込み先は個人住所になりますため、参加ご希望の方には連絡先および申し込み必要事項を私からメールにてお送りいたしします。cys01362@nifty.ne.jpまでご連絡いただければ幸いです。

第6回北日本海外登山研究会
 趣旨:海外登山活動、研究を通じて、地域参加者の底辺を広げ、山岳文化活動の普及および、若い登山者への海外登山啓蒙活動を行う。
 日時:2008年11月23日(日)~24日(月・祝)
     23日13時受付、24日11時終了予定
 会場:秋田県仙北郡田沢湖町生保内上石神33-8 国民宿舎 田沢湖ロッジ
 内容:K2特集
     どさんこ同人K2登山隊2004(南南東リブ)登山報告 講師 同隊隊長 松本政英氏
     労山K2登山隊2004(南東稜)登山報告 講師 同隊副隊長 上野幸人氏
 参加費:9,500円(宿泊費、懇親会費含む)
      当日のみ参加2,000円(当日受付にて、申し受けます)

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シェルパ族の2人。

アメリカで成功を掴んだシェルパ族の2人。

Sherpa couple finds home away from home in Rockies by Kantipur9/27
以下記事引用開始
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 アメリカ移住を考える多くのネパール人は、ニューヨークやロサンゼルスなどの都会生活を夢見るかもしれません。
 しかし、リタとサンゲ・シェルパはカトマンズを離れ、ワイオミング州の小さな街、ジャクソンにやってきました。
ネパールから遠く離れ、シェルパ達は家庭的な雰囲気の小さな街で、成功することができました。既に移住していたネパール人の友人からのアドバイスを受けたのです。

「彼女からは『ジャクソンに来て。ネパールみたいだから』と言われてました」と、リタが言いました。
ジャクソン(ロッキー山脈とイエローストーン国立公園に近いリゾート地)は、その自然の美しさとアウトドア活動のフィールドとして知られています。
 サンゲはネパールにいた頃から、現在の生活の準備をしていたようです。ネパールではトレッキング会社を運営して、ネパールにやってくるアメリカ人や諸外国の人々と接する機会がありました。1991年には、チャールズ皇太子のガイドを務めたともいいます。
(中略)
 しかし、すべてのネパール人が移住に向いているとは考えていません。「ネパールで良い仕事があるなら、ネパールにとどまるべきです」アメリカ文化に適応するのは難しいとも言います。
 2人がやってきてから3年、彼等は街で存在感を示しています。街唯一のネパール料理レストランEverest Momo Shackと、清掃会社Sherpa Home Cleaning Serviceの二つのビジネスを切り盛りしています。それ以前は二人は地元の学校でコックとして働いていました。
 ジャクソンに多くのレストランがあるにもかかわらず、出店の余地はあると踏んで、サンゲとリタは2年前にネパール料理レストランを始めました。
 街を歩き回っていた、ある夜、サンゲとリタ、友人達は小さなレストランを見つけました。それをモモ(訳者注・チベット、ネパールで食される餃子)の店にしようと冗談を言いましたが、その冗談は後にビジネスへと変貌します。そのレストランのオーナーと交渉し、エベレストモモShackの開店準備を始めました。もともとレストランは日中に営業しているだけだったため、金~日曜の夜間、伝統的なネパール料理屋を開業できました。
 レストランでは、メニューにインド、チベット料理も加えたので、料理はバラエティに富んでいます。リタ達は料理に関して正式に学んだことはありません。食器の準備などには彼らの経験が役立ちました。ビジネスは非常に繁盛しており、クレームは全くありません。一方、シェルパ・ホームクリーニングサービスは、申し込みを断らなければならないほど盛況です。

 その成功にもかかわらず、二人は少し「ホームシック」になっています。「私たちの故郷です。そこに家族がいますし、帰りたいとも思います。」しかしリタはアメリカの生活での自由と治安に感謝しています。「水を心配する必要がありません。」
 サンゲもまたネパールに郷愁を感じていますが、アメリカに留まりたいと考えています。
「ここの人々は素晴らしい。第二の故郷のように想っています。」

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以上引用終わり
 
 世界に金融恐慌をばらまく一方で北朝鮮テロ国家指定解除という腐れ脳味噌全開中のアメリカ合衆国ですが、シェルパの2人には人生を切り開ける土地だったようです。
 この記事の和訳中、元ファンドマネージャーのインド系アメリカ人が一家心中を図るという報道が流れておりました。なんとも対照的な人生ではあります。
 もっとも、賢明な当ブログ読者はお気づきと思いますが、ネパール人出稼ぎ者が中近東で不慮の死を遂げたなどという不幸な事例が時折英字メディアで報道されるように、今回取り上げた2人の成功例はむしろ少ない事例でありましょう。

テンジン・ノルゲイの子孫、NYで頑張る 『月山で2時間もたない男とはつきあうな!』

 飯豊のどっかの小屋番氏や山岳ライター井上某氏のように懸命にアメリカを腐すのに御執心な方もいらっしゃいますが、これだけネパール人を引きつけるアメリカの魅力は何なんでしょう。

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【音楽】『植村直己物語 ~Because It's There~』

ウインダム・ヒルが音楽担当ということで、ずっと音源探してたのですが、ようやく見つけた~
いや、LPレコードという旧時代的なモノでサントラ持ってるのですが、お手軽にネット上で視聴したいと前々から思ってたのですよ。

Michael Hedges - Because It's There by Youtube(注・クリックすると音が鳴ります)

映画ではオープニングに流れる『Because It's There』、マイケル・ヘッジスによるギターが泣かせますな。最初トークから入り、動画開始50秒あたりから曲が始まります。

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アイスクライマー衝撃の画像!!(最近の特番風タイトル)

余計なコメント抜きに、まあ次の画像をごらんくだされ。

Ice1アイスクライミング中、パーティー右の氷壁が崩れはじめ・・・


Ice2やがて氷壁が崩壊!!!


Ice3ついに岩壁が剥き出しになる全崩壊!!クライマー達は九死に一生を得る・・・

この画像、しばらく前にロシアのクライミングサイトで見ていたのですが、ロシア語がわからんもんで、てっきりカナダかどっかのヤバい氷壁のシーンかと思っていたら・・・実は日本でした。
昨冬、北海道を訪れたオーストリア人パーティーが、この衝撃的シーンの主人公のようです。
最近は軽薄短小の山岳雑誌読んでないんですが、日本ではこのネタ、既に話題になってたんですかね?
この話題についてはイギリスの大衆紙サンが取り上げています。(大きめの画像で氷壁崩壊の様子がご覧いただけます)

Climbers close to icy death by The Sun 10/7
以下記事引用開始(強調文字は筆者)
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THESE ice climbers had a lucky escape while scaling a frozen waterfall in the Japanese Alps.
While attempting the notorious climb on the island of Hokkaido the two Austrian climbers had a near death experience 100 metres into the ascent.
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どなたか英語の達者な方、アホのイギリス人に、日本アルプスは北海道じゃなくて本州アイランドにあると教えてくださいまし。

【10/9追記】
 「日本ではこのネタ、既に話題になってたんですかね?」と書きましたが、ブログ『雪山大好きっ娘。』のえのきど。様よりご指摘頂戴いたしました。同ブログで既に紹介されておられました。

 Wild New Ice Line in Japan 『雪山大好きっ娘。』

 今回The Sun が取り上げたのはたぶんあの三人組だろうと推測はしていましたが、当ブログでも来日当時の記事を書いております。しつこいようですが、外人クライマーには「畳の上でスリッパはダメ!」と忠告しておきませう。

世界に知られる北海道の氷 『月山で2時間もたない男とはつきあうな!』

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緒形拳氏を悼む

現場作業中の立ち話で緒形拳氏の死去を知る。
本業の俳優としての経歴よりも、紀行番組のリポーターとしての氏を偲びたい。

DVD全盛の現在、いまだにビデオテープで保存しているのが、左翼偏向売国放送局TBSにしてはまともな出来であった1991年放映『TBS創立40周年記念番組 萬里の長城』である。
この番組は故・井上靖草案、中国中央電視台との合作、音楽は宇崎竜童によるオーケストラというバブル末期の正月番組らしいカネをかけたドキュメンタリー番組である。
内容は万里の長城を、東端から西域の砂漠に消えるまで、その姿を追ったもの。この番組のリポーターが緒形氏である。
 もともと、国民からまきあげた視聴料をせっせと中共政府のアカどもにミツグ君のNHK『大黄河』でナレーションを務めた氏であるが、リポーターとしても素晴らしい方であった。

 この番組の中で、氏は北京郊外で一人の少年と出会う。
 少年は親戚の家に緒形氏を連れていき、どんどん中に入っていくのだが、緒形氏は玄関で立ち止まる。
『この家の人にとって、おじさんは知らない人だから、そう中に入っていけないんだよ』
と、少年に語りかける緒形氏。
 
 この後、緒形氏は地元住民の家で旧正月の食事に招かれる。
 正月料理の餃子を勧められ、一つ口にした後の沈黙。
 家人がさらに餃子をすすめようとするのを手でとどめ、よく味わいながら一言、
 『好(ハオ)。』とだけ答える。
 芸能界に生きる人間にとっては、語り口とは命に等しいものであろうが、そのときの絶妙な沈黙は俳優たる氏の演出であろうか、それとも人柄のなせる技だったのか。
 百万言を費やすよりも美味しさが伝わってくる場面であった。

 好奇心の名の下に非常識まるだしの芸能人の紀行番組と異なり、その落ち着いた行動は視る者を安心させるとともに、大きく共感させるものがあった。
 その後も幾つかの紀行番組のリポーターを務めていた氏だが、最近の紀行番組でお見かけしないのを残念に思っていた。
 あらためて氏のご冥福を祈りたい。

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愛煙家の皆様へ

私は全くタバコを吸わないので、昨今の禁煙・分煙に伴う喫煙家の皆様のご苦労は残念ながら理解致しかねるのでありますが。


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ロシアの同志たちも、雪山テントでの喫煙には苦労なさっているようでございます。ロシアの某クライミングサイトより。

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更新お休み

B試験勉強のため、10/5まで更新お休みいたします。

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【速報】クーラカンリ登山隊雪崩に遭遇、3名死亡

たまたま会社で宿直中、2日朝5時のNHKニュースで衝撃の報道を知る。
クーラカンリ縦走に挑んでいた日本隊が雪崩に遭遇。
後援していた読売が、ネット上で詳細に報道しています。

ヒマラヤ・クーラカンリ登山隊の日本人3人が遭難、死亡 by 読売新聞10/2

亡くなられた隊員は加藤慶信登攀隊長、有村哲史隊員、中村進隊員。
加藤氏は既に高所登山で実績を有し、有村隊員は早大山岳部出身でチョン・ムスターグやサリブン峰など経験している、いずれもこれからが期待される若手のホープ。中村進氏はクライマーとしての実績だけでなく映像カメラマンとして、70年代から日本の登山・冒険シーンを記録してきた方です。
今回のクーラカンリ登山隊も縦走を目的とした意欲的な登山隊だけに、まことに残念な結果です。

参考:日本クーラカンリ登山隊ブログ

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