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シェルパ族の2人。

アメリカで成功を掴んだシェルパ族の2人。

Sherpa couple finds home away from home in Rockies by Kantipur9/27
以下記事引用開始
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 アメリカ移住を考える多くのネパール人は、ニューヨークやロサンゼルスなどの都会生活を夢見るかもしれません。
 しかし、リタとサンゲ・シェルパはカトマンズを離れ、ワイオミング州の小さな街、ジャクソンにやってきました。
ネパールから遠く離れ、シェルパ達は家庭的な雰囲気の小さな街で、成功することができました。既に移住していたネパール人の友人からのアドバイスを受けたのです。

「彼女からは『ジャクソンに来て。ネパールみたいだから』と言われてました」と、リタが言いました。
ジャクソン(ロッキー山脈とイエローストーン国立公園に近いリゾート地)は、その自然の美しさとアウトドア活動のフィールドとして知られています。
 サンゲはネパールにいた頃から、現在の生活の準備をしていたようです。ネパールではトレッキング会社を運営して、ネパールにやってくるアメリカ人や諸外国の人々と接する機会がありました。1991年には、チャールズ皇太子のガイドを務めたともいいます。
(中略)
 しかし、すべてのネパール人が移住に向いているとは考えていません。「ネパールで良い仕事があるなら、ネパールにとどまるべきです」アメリカ文化に適応するのは難しいとも言います。
 2人がやってきてから3年、彼等は街で存在感を示しています。街唯一のネパール料理レストランEverest Momo Shackと、清掃会社Sherpa Home Cleaning Serviceの二つのビジネスを切り盛りしています。それ以前は二人は地元の学校でコックとして働いていました。
 ジャクソンに多くのレストランがあるにもかかわらず、出店の余地はあると踏んで、サンゲとリタは2年前にネパール料理レストランを始めました。
 街を歩き回っていた、ある夜、サンゲとリタ、友人達は小さなレストランを見つけました。それをモモ(訳者注・チベット、ネパールで食される餃子)の店にしようと冗談を言いましたが、その冗談は後にビジネスへと変貌します。そのレストランのオーナーと交渉し、エベレストモモShackの開店準備を始めました。もともとレストランは日中に営業しているだけだったため、金~日曜の夜間、伝統的なネパール料理屋を開業できました。
 レストランでは、メニューにインド、チベット料理も加えたので、料理はバラエティに富んでいます。リタ達は料理に関して正式に学んだことはありません。食器の準備などには彼らの経験が役立ちました。ビジネスは非常に繁盛しており、クレームは全くありません。一方、シェルパ・ホームクリーニングサービスは、申し込みを断らなければならないほど盛況です。

 その成功にもかかわらず、二人は少し「ホームシック」になっています。「私たちの故郷です。そこに家族がいますし、帰りたいとも思います。」しかしリタはアメリカの生活での自由と治安に感謝しています。「水を心配する必要がありません。」
 サンゲもまたネパールに郷愁を感じていますが、アメリカに留まりたいと考えています。
「ここの人々は素晴らしい。第二の故郷のように想っています。」

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以上引用終わり
 
 世界に金融恐慌をばらまく一方で北朝鮮テロ国家指定解除という腐れ脳味噌全開中のアメリカ合衆国ですが、シェルパの2人には人生を切り開ける土地だったようです。
 この記事の和訳中、元ファンドマネージャーのインド系アメリカ人が一家心中を図るという報道が流れておりました。なんとも対照的な人生ではあります。
 もっとも、賢明な当ブログ読者はお気づきと思いますが、ネパール人出稼ぎ者が中近東で不慮の死を遂げたなどという不幸な事例が時折英字メディアで報道されるように、今回取り上げた2人の成功例はむしろ少ない事例でありましょう。

テンジン・ノルゲイの子孫、NYで頑張る 『月山で2時間もたない男とはつきあうな!』

 飯豊のどっかの小屋番氏や山岳ライター井上某氏のように懸命にアメリカを腐すのに御執心な方もいらっしゃいますが、これだけネパール人を引きつけるアメリカの魅力は何なんでしょう。

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