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【映画】イントゥ・ザ・ワイルド バカは勝手に死ね。

Into_the_wild

映画『イントゥ・ザ・ワイルド』を観る。
人様の生命を預かる山岳ガイドの言葉にしては軽率だと言われそうですが、わたしゃ何度でも声を大にしてこの映画の結論を語りますよ。
「 バ カ は勝 手 に 死 ね 」ってな。

自分もいい歳になって、若い衆の秘めた「可能性」というものが羨望の的になりつつあるのですが、そんな自分から見れば「将来」「可能性」を棒に振るなんざ罪悪ですよ。
 人にはさまざまな生き方や意見があって然るべき、なんてコメント欄にご意見頂戴しそうですが、残念ながらそんな寛容さは私は持ち合わせていませんね。

 これと似たケースで日本で冒険・探検関係者によく知られているのがサハラ砂漠徒歩横断に挑んで渇死体で発見された上温湯隆(かみおんゆ・たかし)氏の事例でしょうね。
 その手記から絶大な支持を得ている上温湯隆氏ですが、氏はあまりに過大評価されている、というのが私の頑なな持論です。

 死んだらおしまいなんですよ。

もっとも、主人公が悲劇的な最期を遂げることは承知でこの映画に見に行った訳で、主人公の行動よりもその内面に関心をもって映画鑑賞に臨んだのですが・・・最終章で出会った老人に説教たれるところなど、多くの人に出会いながら何も学んでいないことの証ですな。 
 いみじくもブログ『雪山大好きっ娘。』さんもこの映画評

 "Happiness is only real when you share"

というキーワードに対して言及されてますが、私などはっきり「こいつバカじゃね?」とストレートに感じましたがね。
麦畑で働く日々に、何も学ばなかったのか?
あのパクられた麦畑のマネージャー曰く「おまえはまだ若い」という的確な言葉。
劇中、主人公のことはあまり意識に入らず、周囲の人々の暖かさ、善意、的を得た意見が印象に残ったくらいでしょうか。

無謀な若者の行動を「まぶしく」観ている方もおられるようですが、問題有る家庭とはいえ、両親、妹を悲しみに追い込んだ主人公の責任は?
繰り返します。
どんな形容詞で修飾しようとも、死んだらおしまいなんですよ。

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コメント

私は以前うろついたアラスカの風景が大好きなので、風景だけ見たかったのでビデオが発売されるのを待つことにしました。山屋にとっては大自然は生きる場所であって、死ぬ場所ではないと思っています。
 結局「アイアンマン」を見てしまいました。節操のない私です。

投稿: kazuo | 2008.11.01 03:05

re:Kazuo様
<<山屋にとっては大自然は生きる場所であって、死ぬ場所ではないと思っています。

レイトショーの最終日に駆け込みで観て、帰宅直後に記事を書いたので一方的な文章になりましたが、Kazuo様ご指摘の一言に尽きます。まあ山屋の価値観だけで割り切れないところが人間の姿なんでしょうけど・・・
 映画はアラスカだけでなく良くも悪くもアメリカの様々な風景を映しておりました。ビデオ発売どうぞお楽しみに。

投稿: 聖母峰 | 2008.11.02 05:44

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