高校山岳部員、山岳保険未加入53%。
日本山岳協会のウェブサイトに興味深い資料がアップされました。
山をやっている方ならぜひご覧下さい。
平成20年度 全国山岳遭難対策協議会報告書 by 日本山岳協会
(文書ダウンロードのページからクリック下さい。PDFファイルです)
遭難者数の推移等の考察はどっかのマニアックな遭難専門ブログにお任せするとして、私の興味を引きつけたのは大学・高校山岳部の現状報告。(81頁以降)
学校山岳部が抱える問題点が如実に抽出されている報告である。
登山指導者自身がスキルアップの必要性を感じている実態、指導者の指導体制整備が求められるという現状に考えさせられる。
さらに議論の中では取り上げられていないが、アンケート対象となった愛知県下の高校山岳部員の53%が山岳保険未加入という現実は、これほどまでに山岳保険の必要性が唱えられている現在に於いて重大な問題を孕んでいると私は考えます。
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