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トライアスロンジャパン誌の休刊が意味するもの

月刊誌『トライアスロンジャパン』誌(以下TJ誌と略)が09年1月号をもって休刊となった。

私はトライアスリートと名乗るほどの者でもない。
TJ誌と私の出会いは、体力増強の参考にと古書店でバックナンバーを手にしたのがきっかけだった。
そのTJ誌に掲載されていたエクステラ・ジャパン(水泳、MTB、トレイルランを組み合わせたオフロードトライアスロン)に強烈な印象を受け、翌年、当時パワースポーツ社が主催していたエクステラ・ジャパン塩原に出場したのだ。
カネをかけてウェットスーツを揃え、レース用のマウンテンバイクを買った。
それだけ強い動機付けとなる印象を、TJ誌は私に与えたのだ。

ここで注目されたいのは、ある競技の『唯一の』専門誌が消える、という事である。
最近のブームに便乗してマラソンや自転車の雑誌が創刊されていることを比較して、今回の休刊を惜しむ声は多い。また今後、どこから情報を入手すればいいのか、という不安の声も聞く。
情報提供という側面も、月刊誌というメディアが担う重要な役割ではあるが、私のように一冊のバックナンバー誌に強い印象を受け、競技に興味を持つという「初心者を誘(いざな)う」「次世代の育成」という役割も重要なはずだ。

翻ってクライミングはどうか?
トライアスロンの競技人口は推定で20万人と言われているが、クライミングに関しては10万人という推定がなされている。(私個人はもっと少ないと考えているが)
クライミングを扱うロ糞ノ、あいやロクスノ誌が廃刊になろうとだから何なんですか?と私自身は考えているし、日本の登山者は「岩と雪」「クライミングジャーナル」の休刊・廃刊を経験しているわけだが、今こうしてTJ誌の休刊という現実を目の当たりにし、あらためて月刊誌・専門誌の役割の大きさ、それを失う喪失感の重大さを感じている。

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