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ブナの森探検隊2009【後編】

Pa0_0614起床時間の1時間半前、午前5時に目が覚める。
外は、雨。
ガイド山行と同様、朝はラジオの気象通報、そして携帯でネットにアクセスして天気図と気象情報を確認。しとしと雨が続く予想。
私の想いとしては、雨の森も子供たちに体験してもらいたい。
自然の家所長は昨晩「雨でも行きますよっ」と張り切っていたので、この天気ならブナの森に行くことになるだろう。

Pa0_0613洗顔とトイレを兼ねて外に出る。
イラガの卵をめっけ。
人間にとっては有毒な虫に、神はなんとも可愛らしい家を与えたものだ。
雨の朝のキャンプ場、その静寂で、日頃の鬱々を解消。

さて、今日の朝食は『朝からバーガー』。
スタッフが前もって沸かした湯でハンバーグを温め、参加者は野菜などを切るのだが、相変わらず我が担当1班の母娘は見事な連係プレーで『瞬殺』調理。昨夜同様、他の班が準備半ばというのに『いただきまーす』の声が響く。
Pa0_0608ウチの班の女の子、朝から食欲旺盛です。

今回の参加者達はキャンプのベテラン揃いのため、朝食も早めに終わる。
少し余裕の朝を過ごし、皆で月山山麓、自然博物園に移動。
ここでブナ林ガイド2名と合流、私たちは2班に分かれ、ブナ林ガイドの引率でブナ林に入る。
まあ私も自然博物園のブナ林ガイドなのだが、ここはおとなしく他ガイドの自然解説の勉強も兼ねて後に従う。

Pa0_0601
さあ、雨のブナ林に突入~

ブナ林ものがたり

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大きなブナの倒木が、木道をふさいでいます。
今年倒れたばかりのブナですね。

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倒木の上を見上げると、森の間にポッカリと空間が開いています。
この空間は『ギャップ』などとも呼ばれています。

この隙間から陽の光が森に射しこみ、

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次の世代が生育していきます。
倒木は朽ちていき、他の動植物の養分となっていきます。
太古から繰り返されてきた、森の仕組みです。
画像は、倒木の苔に生えていたブナの芽。

Pa0_06026月初旬、あちこちに『ブナもやし』が生えていました。ブナの実の殻を被った芽がたくさん。
しかし、大きく成長するのは、そのうちのごくわずか。

Pa0_0600ブナの幹にはエゾハルゼミの抜け殻が見られました。
やはり生き物や、その痕跡は子供達を引きつけます。
画像には記録していませんが、キャンプ場でも子供達が夢中だったのは池でのザリガニ釣り。工夫をこらしたレクレーションも、小さな生き物にはかなわないような気がします。

2時間ほどブナの森を歩き、自然博物園の和室で皆で弁当を食べ、別れの集いをして解散。
今回も私にとっては反省点の多いキャンプでしたが、次回に繋げることにしましょう。

ほとんどの参加者(親子連れ)は自然博物園で解散後は最寄りの水沢温泉に。
私たちスタッフは自然の家に戻り、

Pa0_0590広い体育館一面に広げて干していた寝袋50枚(寒さ対策のため一人二枚使用した)、巨大なムーンライトテントの収納。
体育館の空気がテント臭え~
みんなで一斉に寝袋を巻き、ムーンライトテントを折りたたむ。
こんな時ふと、キャンプの裏方の仕事をしている実感を抱くとともに、次にこのテント・寝袋を使う子供達はどんな体験をするのだろう、と思います。

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