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地域方言としての英語

仕事を終え、とっとと会社を退出。
天下りの役人あがりが学長を務める田舎大学・山形大学に向かう。
Mark Irwin准教授による公開講座『地域方言としての英語』を聴講。
英検の問題集やテキストばかりやっていると、英語もアルパインクライマーの糞爺の自慢話なみにつまらん。
たまにはこういう聴講で気分転換も私には必要だ。

今回の講座は、アメリカ英語とイギリス英語の差異、さらに世界各地(英、米、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド等)の英語の特徴について解説するものである。

講師のMark Irwin准教授はイギリスの北アイルランド出身。
講義の冒頭で、日本の英語教育の現状~日本の英語教育における米英語への歪んだ偏りについて嘆いておられた。

まあ限られた時間の中で、各地方の「英語」について概要的な説明に終始した内容ではあるが、英語の地域差・様々な側面を知ることが出来、興味深い内容であった。

日本のセンター入試では年によりイギリス英語・アメリカ英語が入り交じるらしい。
一方、義務教育(中学以下)の英語教育では米語にのみ偏っているそうな。

ここで私が語るまでもなく賢明なブログ読者ならご存じと思うが、かつての大英帝国支配下の国々におよぼすイギリスの影響、そして第二次大戦後にアメリカが世界経済を事実上支配するにつれ、英英語、米英語の影響度合いが変わっていった。すなわち「英語」の変化の陰には政治・経済が密接に絡んでいたものである。
(Mark Irwin准教授は今回の講座では「政治の話題は抜きで」とあえて触れず、各地域英語の特徴を説明するにとどめていた)

 クライミング・登山のウェブサイトでも、イギリス・アメリカのサイトでは用語が微妙に違いますよね。まあ、それを言えば登山用語にドイツ語・フランス語・英語・和製英語が乱れ飛んでいる日本の現状はもっとハチャメチャですが。
 言葉は生き物、という名言をあらためて認識した夜でした。

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