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【映画】モーターサイクルダイアリーズ

とある事でガイドの師匠からお叱りメール。

悪いのは私なんですよ。
ええ、ええ、そうなんですよ。
いい歳なんだし、いつまでも落ち込むのはね・・・

と、思いつつ、あれ?
身体が重い。
パソコンも開く気しない。

檄鬱だ~

こういう時は気分転換が大事って心療内科の先生も言ってたな。
というわけで

Nori3 現実逃避。

Nori げんじつとうひ。

Nori2 げ・ん・じ・つ・と・う・ひ。

私の現実逃避はお薬でなく映画館。
映画館で一日限定公開の『モーターサイクルダイアリーズ』(2004年日本公開済)を観る。

Ge

若き日のチェ・ゲバラとその友人による、オートバイによる南米縦断旅行を描いたロードムービー。
ちなみに私はロードムービーなるものが好きではない。
なぜなら、実際の旅の方が波乱に満ちていてフィクションに勝るからだ。
この映画に興味をそそられた理由は、ゲバラの若き日を描いた映画、ということにつきる。

めんどくさいので結論から書く。
この映画はいい!
旅する人間にも共感を呼ぶ映画であった!

題名とは裏腹に、ポンコツオートバイは物語半ばに早々に壊れてしまい姿を消す。
その前に主人公が旅の真骨頂を示唆する台詞を吐いている。

「歩く旅の方が人々に出会える」

アタカマ砂漠で一組の夫婦と出会う。
その夫婦は共産主義者として土地を追われ、働き口を求めてチュキカマタ鉱山(なつかしー、高校の地理で覚えたよ)を目指している。
妻から旅の目的を問われ、くちごもる主人公たち。

そうそう、海外をチャリで走ったり、遠征登山のキャラバンで長旅していると、思ったもんだよね。
懸命に働いている人々を見て、「俺って今、何してるんだろう」って。
私としてはこのアタカマ砂漠での出会いの場面が一番印象に残りました。
もちろん、若き日のゲバラにも大きな影響を与えます。

結構おどろきなのは、主人公演じるガエル・ガルシア・ベルナルの印象が、最初はただの優男だったのがストーリーが進むにつれゲバラ本人に似てくること。

やはり実話を元にしたストーリーの強みなんだろうけど、ロードムービーも悪くないね。
史実ではゲバラは悲劇的な最期を遂げるわけですが、この映画には人生の輝きというものがありました。

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