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お盆

お盆です。
独身の頃は
「明日からタイの少数民族に会いに行く。じゃ。」
と家族に言い捨てて成田に向かったりしてましたが。
家庭を持ってからは山行も控え、親戚まわりです。
私の実家の墓参りを終えた翌日は、カミさん実家へ。

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山形の郷土料理、棒鱈煮。
親戚の家を廻る際、いろんな棒鱈煮や漬け物が楽しみなわけですが、カミさん実家の棒鱈はじっくり煮こまれて、骨も柔らかくなってました。農家らしく、玄関には死者の霊を迎える草鞋も置いてありました。

カミさん実家の墓がある寺は、歌人・斉藤茂吉の生家の隣。(茂吉の墓もこの寺にあります)
寺のトイレの窓から見える風景に、ふと思う。
この寺からは、村山葉山は見事に見えるのだが、月山は緩やかな丘陵に遮られて見えない。
この丘陵は東方に位置する三吉葉山の火山由来か、西方に位置する白鷹山火山由来か、地元の地質研究会「山形応用地質研究会」の巡検で研究者同士かなり議論になっていた記憶がある。
いずれにせよ、仮にこの丘陵が存在せず、月山の眺めが良ければ、茂吉の短歌・日本の詩歌も少し変わっていたかも。

もちろん、茂吉は月山についても素晴らしい歌を幾つか遺している。

『けむりあげて雪の解けゐる月山をひたに急げり日は傾くに』

気温差で白い水蒸気をあげる雪渓、そんな風景を眺めながら真夏の月山を登った方も多かろう。
近郷近在の久々が寺に集まり始める頃、私たちは寺を後にした。

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