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学校給食とエベレスト・サミッターの素敵な関係

 国連世界食糧計画(WFP)が最近盛んに展開している、「世界の貧しい子供達に給食を」というキャンペーンをメディア上でご覧になった方も多いかと思います。
 アメリカのウェブサイトでは、『雪豹と、雪男と、エベレストに登った女の子』という童話仕立てで運動が展開されています。その内容やいかに。
 
 Free coloring book tells tale of school lunch adventure to help end world hunger by Examiner.com9/6

 この童話『雪豹と、雪男と、エベレストに登った女の子』(原題:Snow Leopard, the Yeti and the Girl who climbed Mount Everest)は、ぬり絵としても使えるように線画で構成された童話で、マウント聖ジョセフ大学の芸術学科の卒業生、アンジー・エスペラージが創作しました。

Nim2
Snow Leopard, the Yeti and the Girl who climbed Mount Everestの一部分

 物語は、国連からの贈り物(給食)を持ってきた雪男が、雪豹にお腹を空かせて困窮しているネパールの学校の子供達のお話を語りかける形式で展開します。
 雪男がもたらした給食で元気に通学した女の子ニムドマ・シェルパが、英雄的なエベレスト登頂を果たす・・・というのが簡単なあらすじです。童話の絵ではニムドマ・シェルパの登山スタイルは極地探検家のようですが、それは全く本質的なことではありません。
 この童話はPDF形式でネットからダウンロードできるようになっています。ダウンロードサイトはこちら
 平易な英文と絵で構成されていますので、学校の先生方、教材にいかがでしょうか。

 Wfp170512 ちなみに童話に登場するニムドマ・シェルパ(Nimdoma Sherpa)は実在の女性で、2008年春の全ネパール女性エベレスト登山隊で女性最年少登頂(17歳)を果たしています。彼女は実際に国連援助による学校給食の恩恵を受けた一人として、WFPのキャンペーンにも一役買っています。
                         


                                

キャンペーンフラッグをエベレスト頂上で掲げた08年登頂当時の様子はこちら↓
Nimdoma

 エベレスト登頂を目指す者には、どんな方にも人それぞれの「想い」というものがあります。(経験者語る)
 はっきり申し上げて上部キャンプでカラオケや流しソーメンをやってギネス申請しようという方よりも、こういった社会運動に関わり自分の受けた恩恵を自分のできる方法で返そうとするという姿に私は感動を覚えます。

参考サイト:国連世界食糧計画・学校給食プログラム

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