ブナ林好きな人にたずねたい。勝ち負けって何ですか?
まずはこんなニュースをお読み頂きたい。
ひと模様:自然保護で大臣表彰 /島根 by 毎日新聞10/24
以下記事引用開始
--------------------------
11月3日にはハイキングも予定されており「自然を知ってほしい。よそに負けないブナ林があり、紅葉を見るのも、落ち葉を踏み分けて歩くのもいい」と話している。
--------------------------
以上引用終わり
記事の対象になっている方についてとやかく言うつもりは全くありません。
山形県自然博物園で一応はブナ林ガイドとして活動していた人間として、メディアでブナ林が取り上げられる際によく用いられる、次の表現が大変気になるのです。
「よそには負けないブナ林」
「白神山地に負けないブナ林」
・・・ブナブナと、狂信的なまでにブナ林好きな自然愛好家がたくさんおられますが、このブナ林の「勝ち負け」ってなんなんですかね?
もしかして、面積が小さいと「負け」なんですかね?
まあ、日本には勝ち負けにこだわる血気盛んな自然愛好家が多いこと。
| 固定リンク
「ブナ林ガイド」カテゴリの記事
- ヤマガタダイカイギュウと化石掘り 2020(2020.10.25)
- Lost But Won(2020.08.09)
- ブナの森探検 2020(2020.06.07)
- 春のブナ林へ(2020.04.04)
- 春は別れの季節(2020.03.10)
コメント