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毎日新聞社・田中裕之記者の机上の空論

今夏のトムラウシ遭難事故に関しては各紙熱心に取り上げているが。

記者の目:トムラウシ遭難に見たツアーの課題=田中裕之 by 毎日新聞10/22

以下記事引用開始
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こうした状況を打開する一案として、ガイドのレベルをランク分けし、山の難易度に合わせて適材適所に配置するのはどうだろう。難しい山にはレベルの高い資格を持つガイドを充てるよう旅行業者に義務付け、比較的簡単な山についてはワンランク下のガイド資格を新設して対応する。そうすればガイド不足を解消でき、危険性の高い山には優秀なガイドを集中して投入できるかもしれない。北海道の担当者も「山の特性を制度に取り込んでいく議論が必要かもしれない」と指摘している。
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以上記事引用おわり

一見正論のように聞こえるが、簡単な山、難しい山の区分はどこの誰が決めるというのだろうか?
ロープフェチなガイド協会の偉い人に迎合して、ロープ使う山が難しい山?
それとも気象統計でも解析して、天候の厳しい山でも決めるんでしょうか?

 過去のガイド登山の事故例をふりかえればおわかりのように、気象遭難は「山」である以上、どの山でも起こりうる可能性がある性格の事例である。

「歩いて登る山」
「簡単な山」
「まさかあんな山で・・・」
といった風に、ハイキングの山・簡単な山と目される山で、今までどれだけの人間が遭難し、人命が失われたことか。
いたずらな山のランク分け、そして資格の階級創設は、山岳ガイドの資格制度・ガイド業界に今以上の混乱をまねくだけであろう。

この記事を読み、山岳ガイド(ここで表現する山岳ガイドとはJMGAの指す「山岳ガイド」ではなく、里山ガイドから登攀ガイドまでガイド全般を含む)は山岳地域のあらゆる状況に対応できるよう、研鑽を積まなければならない、とあらためて自戒する次第である。

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