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雲海の山

出張先で現場作業の日々が続く今シーズンですが、まあ細々とガイド活動はやってるわけでして。

7日、18名のツアー引率で山形県新庄市の杢蔵山(もくぞうさん 1027m)をガイド。
出発時は濃霧というよりも霧雨気味。
高気圧の張り出しを期待していたであろう、バスから降りたお客様たちに「山形の天気予報は?」と幾人からも尋ねられる。
登山途中から陽が差し、やがて快晴へ。
標高900mに満たない稜線から、あまりにも見事な雲海にクライアント達は大満足。

稜線に到達するまで、私のすぐ後ろを歩いていた一名のお客様のペースが遅れ気味。
添乗のF氏はかなりテキパキとそのお客様のペースを見越して後ろにつかせ、残りのクライアントを私が引率。
気持ちの良い稜線にある杢蔵山荘周辺で昼食をとらせ、私は再び登山道を戻り、遅れ気味の客と付き添っているF氏を迎えに行く。
ここで添乗のF氏がきっぱりとそのお客様に登頂断念を言い渡す。
本来は私、ガイドのやるべき対応である。

登らせてあげたいという気持ちと、全体の行程を配慮しなければならないツアー。
自分の甘さが露呈したことを痛感する。
そしてあらためて思う、ツアー登山でのリスク管理。
下山口から、入浴施設に向かうお客様達が乗ったバスを笑顔で送りながら、無事山行を終えた喜びと、次々と思い浮かぶ至らなかった点に対する後悔が沸き上がる。

帰路の車中では

ビバルディを流して気を鎮める。
今の自分には足りないものが多すぎる。
来季のトレッキングガイドに向けて、また一から模索です。

・・・と、疲れた時は甘いものだよな。
杢蔵山山麓、新庄市の和洋菓子の老舗「深田菓子舗」に立ち寄る。
Pa0_0733

新庄といえば『久持良(くじら)餅』が名物なんですが・・
Pa0_0732
今回はスイートポテト、かむてんまんじゅう、弁慶の握り石をチョイス。

弁慶の握り石・・・袋から開けると、そんなに手荒に扱ってないのにポロポロと型崩れする。これでは売り物失格ではないのかね???
スイートポテト・・・水っぽくペースト状。ポクポクとした食感無し。
かむてんまんじゅう・・・形から見て普通の温泉饅頭だろ、とあまり期待してなかったけれど、これが気に入ったりして。こしあんがあまり好きでない私は温泉饅頭(薄皮饅頭)ってあまり喰わないのだが、かむてんまんじゅうは皮が厚くて、あんとバランスがとれてるのだ。
この三品パクつきながら、新庄から自宅への長い道のりを帰る。

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