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岩手山 風と寒さを求めて

冬山シーズン入り、風と寒さに体を慣らすため、岩手山へ。
冬富士はもう失敗した見合いの数ほど登っているし、東北の近場でも強風と寒さを経験できるフィールドがあるのではないか、と目を付けたのが南部富士と呼ばれる岩手山。

馬返し登山口から頂上をめざす。
高気圧のおかげで、
Pa0_0815
快晴。(八合目から空を撮影)

八合目の小屋から先、頂上稜線に至る登りは突然雪質が変わる。
サラサラの粉雪で全く踏ん張りが効かず、他の登山者も難渋している。
ひたすら地道にキックステップを延々と繰り返し、力業で登る。

頂上稜線に上がると強風と低温。
シングルの手袋を着用していたが、指先が痛くなってくる。
手指を盛んに動かして血行を良くしながら、稜線は駆けるようにして頂へ。

Pa0_0814
存分に、冬山シーズン入りを控えて風と寒さを堪能させていただきました。

頂上から広がる雲海。
だが私のサラリーマン人生の如くにどんよりと灰色の雲があがってきたため、速攻で下山。

岩手山はかの宮沢賢治が幾度となく登った山として、前々から登りたいと考えていたが、結局今回が初登山。
山麓の針葉樹の林から中腹の登山道に至るまで、冬の富士山にそっくりなことに驚かされた。
もちろん岩手山は岩手山として、冬富士の代わりなどではなく、素晴らしい山でした。

本日の行動食は、
Pa0_0817 先日の島根出張で立ち寄った、島根県多伎町の道の駅「キララ多岐」オリジナルのいちじくどらやき。多伎町名産のイチジクのジャムを使ったどらやきである。
以前、某地で買った「リンゴジャムどらやき」があまり美味しくなかったので、この「いちじくどらやき」もそんなもんかなあとあまり考えずフードポーチに入れたのだが・・・
この多伎町のいちじくどらやき、ちゃんと小倉あんがメインでイチジクジャムは薄くはさんであるので、食べるとほんのりイチジクジャムの風味がする。美味しいどらやきでありました。

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コメント

某映画のワンシーン、雪原の自由の女神と空母を思い出しましたね。
寒そう・・・。

21日、愚かにも高尾山に登る。
大混雑なんてもんじゃなく、寿司詰め、それも押し寿司でした。歩けないです。山が沈むんじゃないかと思うほどで。
昼にもまだまだの時間でしたが、即時下山。
うらめしや、ミシュランです。

投稿: かもめ | 2009.11.23 10:44

re:かもめ様

<<寒そう・・・。
ほんの200m程下の避難小屋では無風で快適だったんですけど、稜線は強風にエビのしっぽだらけの世界でした。

<<うらめしや、ミシュランです。
 先日の東京出張ではあわよくば前日入りして高尾山に行ってみたいと資料集めまでして結局行けなかったのですが。
 何かの雑誌の見出しで『高尾山は平日も時間待ち』という文字を見つけ、「時間待ち??何のこと??」と思っていたのですが、現実はやはり凄い混雑なんですね。
 ミシュランという一冊で一つの山のオーバーユースが懸念されるところ、日本各地の田舎観光地が喉から手がでるほど欲しがっている「世界遺産認定」の比じゃありませんね(笑)

投稿: 聖母峰 | 2009.11.23 22:20

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