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IPCCのイカサマ記事のとばっちりを喰らう登山者たち

国連のIPCCが発表した、地球温暖化によるヒマラヤの氷河後退に関する主張が、実はいいかげんな根拠に基づいた説だっちゅーのがメディアを騒がせてましたが、どうもこのIPCCの根拠にクライミング誌が関わっていたという報道です。

Climbing magazine cited by climate panel by Nationalpost.com2/1

同じ話題を検索していたら、AFP通信が日本語訳を流していましたね。

IPCCの山岳氷河後退論、登山愛好家雑誌と学生論文が根拠か 英紙 by AFP通信2/1

いずれも元ネタはイギリスのサンデー・テレグラフ紙の報道です。
ちなみに、この「登山愛好家雑誌」(Nationalpost.comではClimbing magazineと報道 )における気候変動関連記事の執筆者、Mark Bowen氏はNationalpost.comの記事中で
『他の人々がめったに訪れない場所で環境の変化に気づいた登山家たちの証言を無視する理由はない』
と主張しています。

もっとも、IPCCのメンバーでダブリン社会経済研究所のRichard Tol教授は

"There is no way current climbers and mountain guides can give anecdotal evidence back to the 1900s, so what they claim is complete nonsense,"

と、登山家達の証言を先に問題となった論文の根拠として用いるには懐疑的な姿勢を示してます。

私自身は地球温暖化についてはあまりにも人為的・作為的な匂いがして声高に「温暖化」を叫ぶ「知識人」とか「アウトドア関係者」って胡散臭く感じるのが正直な感想です。
おお、そういえばアメリカやらヨーロッパでは原発推進の声が高まってきましたね。
やたらとCO2排出を気にするアウトドア愛好家の皆さん、よかったですね(棒読み)

たしかに身近な人からも面識のない方からも、世界各地の氷河後退の話題はときおり耳にするのですが、それを論理立てた学術論文またはそれに準ずる主張行為に用いるのは、「科学者」の態度としていかがなもんでしょうかね?

今回のIPCCのトンチキなミスでもっとも重大なことは、地球温暖化に疑いの目を向けるということよりも、真剣にヒマラヤの環境問題を憂う人々の活動にとって大きな妨げになったことでしょう。

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