熊野岳・蔵王沢雪崩事故調査同行
2010年3月12日に発生した蔵王・雪崩遭難事故現場に、日本雪崩ネットワークの方々(出川・早乙女・池田の各氏)の積雪断面調査にガイドの師匠と同行。同行といっても、私はJANの方々のわずかな装備を担ぎ、調査チームの付録みたいなものである。
師匠は前日から新庄防災研の阿部先生と入山・調査に関わっていたが、悪天のため現場から2kmの位置にある蔵王スキー場ゲレンデで積雪断面調査を実施。
本日は雪崩現場にて調査実施となったもの。
雪崩現場で焼香、手を合わせ、JANの方々が積雪断面観測、雪の物性調査を行っている間、師匠と私はGPSを利用して雪崩のデブリ範囲の座標を確認・記録。
新聞では前日の調査を受けて「表層雪崩」と報じられていたが、雪崩現場には大型冷蔵庫サイズの堅雪のブロックが幾つも重なっている状態。自然の脅威を痛感。
この調査に関しましては、日本雪崩ネットワークに速報が出ておりますので、具体的な調査内容につきましてはこちらを参照下さい。
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