« 15℃の夏・月山 | トップページ | 信頼、ガイドの喜び »

晴天の夏・蔵王

最終日の三日目、中央蔵王へ。
バスで刈田岳駐車場に行き、刈田岳~熊野岳各ピークを往復。

三日目にして晴天、周囲の山々が見渡せる山行でお客様たちのテンションも上昇。
昨日までとは別人を引率しているようだ。
平坦な登山道が続き高山植物も月山・鳥海に比較して乏しい刈田~熊野の往復、ガイドトークも交えながら歩く。
吾妻・飯豊・朝日と東北の名峰が一望できるのだが、空の彼方には霞がかかっており、お客様たちにとって鳥海山が望めなかったのは残念だった様子。
登山後、東北自動車道経由、羽田までバスで向かうお客様たちとは刈田岳駐車場でお別れ。
特に困難なところもない、蔵王の縦走路
けれども、お客様の笑顔が私にとって全てです。
グラウンドの様に広く平らな馬の背を歩きながら、もう諦めた8000m峰登山の悦びよりも、多くのお客様の安全を確保して得られる喜びの方が今の私には大きい、とあらためて思う。

お客様たちと別れた後、私は熊野岳に登り返し、地蔵岳まで縦走してロープウェイ経由で蔵王温泉に戻る。
地蔵山頂ロープウェイに乗り込む。
切符を切ってもらい、ロープウェイに乗り込み、自動ドアが閉まる直前、先ほど切符を切ってくれた係員のお兄さんが飛び込んできた。
「すみません、そのウェア、どこのブランドですか?」
「ファイントラックです。」
山好きなお兄さんなんでしょうか。
ガイドはやはり服装に気を付けなければ、と思った次第。

にぎやかなお客様たちとの山行を終え、たった一人、ロープウェイの中で過ごす。
窓を覗くと、すれ違う対向ロープウェイの窓には小さい可愛らしい顔がいっぱい。
山形市内の幼稚園児の遠足であろう。
子供達にとって、夏の蔵王はどんな風に記憶に残ってくれるのだろう。

蔵王温泉の宿にデポした荷物を引き取り、山形駅経由で車を置いてある寒河江SAに公共バスで向かう。
Pa0_0003
蔵王温泉~山形駅のバスの車中で、コンビニで調達したコーヒーとドーナッツで一人打ち上げ。

乗り継ぎ時間がばっちりでほとんど待ち時間もなくちょうど昼に寒河江SAに到着。
寒河江SA内にある「さがえBAKERY&CAKE」で枝豆チーズパンとカレーパンを購入、ランチ。
Pa0_0002
 さっぱりした枝豆とこってりチーズの組み合わせが○。カレーパンは皮が妙に歯切れが悪くサクサクではないので△。

 少し身体を休めて、さあ、5月からお声掛けいただいている山行の準備も始めなければ。

|

« 15℃の夏・月山 | トップページ | 信頼、ガイドの喜び »

山岳ガイド日記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/21370/48952253

この記事へのトラックバック一覧です: 晴天の夏・蔵王:

« 15℃の夏・月山 | トップページ | 信頼、ガイドの喜び »