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「山ガール」という言葉以前

女性山岳ジャーナリスト柏澄子女史が「山ガール」の命名の由来について解説あそばされている。

「山ガール」という言葉 by 旅の空2010.8.2

 たしか柏女史はご自身のブログで「以前は「山女」と呼ばれていた」という意味の文章を書いていた。柏女史より年下の私も、学生の頃は「山女」という言葉が用いられていたと記憶している。

 で、実は「山ガール」と「山女」を結ぶミッシンク・リンクのような言葉が存在する(らしい)。
 私の手元にある日経ビジネスAssocie 2009年11月17日号16頁『三浦展の世相予想図』にこんな文章が掲載されている。

以下引用開始
------------------------------------------------------
 従来は男性的であると言われていた領域に、どんどん若い女性が進出している。例えば、いわゆる「鉄子」と呼ばれる鉄道マニア、「山岳女子」と呼ばれる山登り愛好家、(以下略)
------------------------------------------------------
以上引用おわり 強調文字筆者

・・・「山岳女子」。
 ネットで検索してもそのような言葉は検索にひっかからないので、三浦展氏の造語か、さほど使われずに消えた言葉であろう。
 三浦展氏については、その著作におけるデータの活用について賛否が分かれているので、前述の文章では「存在する(らしい)」と書いた。

 最近、JCASTとかいうピントはずれな記事が多いメディアで山ガール批判が展開されていましたが、読むだけ時間の無駄でしたね。
 メディアの
 
 山ガールという言葉をとりあげる
 ↓
 山ガールという存在を批判する

 というマッチポンプの典型を見る思いでした。JCASTをメディアと呼んでいいものかは又別問題ですが(冷笑)
 ネット上でも「山スカ」を議論の的に山ガール批判を展開しているヒマな方がいるようですが、ファッション先行がそんなにいけないんですかね?それとも批判されている方はそんなに高尚な理由で登山始めたんでしょうか。いやいやそういった偉い人には頭が上がりません(棒読み)

 ただ、せっかく女性の登山人口が増えるからには、その中からぜひ女性指導者や女性ガイドが出てきて欲しいと願っています。
 第三版を重ねたという『田部井淳子のはじめる!山ガール』 、今春の初版発売直後に速攻で購入して読んだ。
 同書が「山ガール」流行に便乗して続々出てきた他のムック本と一線を画すのは、その充実した内容の座談会記事なのだが、座談会のメンバーが田部井女史に平山越子女史という、十何年前のアウトドア雑誌とさほど変わらない顔ぶれ。
 この十年、偉そうな言動を吐く年寄りがうざうざいる登山界とやらは女性の育成に関してな~んもしてなかったんですね、という現実をよく曝しています。

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コメント

山ガールなる造語の現物を目の当りにした時、
「オイ、お前ら!そのイデタチでアブの集中攻撃に遭遇したらどうすんの?!」
昔の「山女」今では百名山でガイドに意見し、常には嫁をいたぶるヤマンバならいいほうで、
気の早い先輩は幸か不幸か鬼界に入り、
「端」山あたりで神様になる修行をしながら生くさい魂がうろうろしています。
そろそろ盆に備え、日焼け止めの化粧(あの頃あったかな?)をして家族のお迎えを待っている頃でしょう。
キャラバンシューズならいざ知らず、サイズがなくて山靴はオーダーのみとか、
女性の訪問を想定していない山小屋のトイレ、休憩の花摘み苦労とか、
元山女(今ヤマンバ)が率先して切り開いてきた歴史の積み重ねにより山ガールが出現したのならば
先駆者「山女」にありがとうの南無です!

投稿: ta-keda | 2010.08.12 19:07

re: ta-keda様
 コメントありがとうございます。

<<元山女(今ヤマンバ)が率先して切り開いてきた歴史の積み重ねにより山ガールが出現したのならば

ta-keda様のコメントに、はっと思わされましたね。
ネット上で、山やってる中高年女性が意外に「山ガール」に批判的なのはなんでかな???と思いきや、ta-keda様ご指摘の元山女の皆様方の苦労の積み重ねに由来する「じぇらしー」(笑)なのではないかと。

「山ガール」が作られた流行みたいに言う人は多いようですが、過去「山女」と呼ばれた方々が積み重ねてきた苦労も反映されてこその今の山のにぎわい、と私個人は考えてます。(きちんと作られた山ガール向けの入門書読むとそう思います。)

もう一つ、ta-keda様のご指摘でハッと思ったのは、ちまたの「山ガール」向け入門書って、アブとかコスズロとかウヨウヨいそうな山って、決して紹介してませんね(笑)

ちなみにガイドに意見する方は最近あまり遭遇しないのですが、コースロープや注意書き看板無視してズケズケ登山道を離れ高山植物をカメラで撮りまくっているヤマンバは幾度か目撃しました。なんだかデパートの年末一掃セールで我先に商品に群がる女性客を連想しました。

投稿: 聖母峰 | 2010.08.13 00:04

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