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サブザック

以前、片桐のザックについて当ブログにコメントを頂戴いたしました。
その中で、「せっかくのサブザック大切にされてください」とコメントを頂戴しました。

実家の物置につっこんでいたサブザックを久しぶりに取り出し、先の記事「ししなご山」で使ってみました。

高校山岳部で購入し、大学山岳部の合宿まで使ってました。
分県登山ガイド「山形県の山」の写真を拝見すると、私の尊敬するガイド本執筆者、奥田博氏や高橋金雄氏らは今もこのタイプのザックを愛用されているようです。

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サブザック。昔はいわゆる「ナップザック」とも呼ばれてましたね。右は50cmスケールです。

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背中側。厚手のナイロン生地でできています。背中にあたる面には、パッドなどなにもありません。ナイロン地の封筒型になっています。

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ショルダーストラップは、本体と同じペラペラのナイロン製ベルト。今のザックのように微調整の効くストラップ方式ではなく、紐を通す穴が幾つかあり、結ぶ位置で調整します。

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荷物を巧くパッキングした後、口元の紐を締め、紐の一方は本体のフックに、もう一方は背負いベルト基部のDリングに通します。キスリング同様、ただの「袋」ですので、パッキング次第で背負い易さが左右されます。背面に防寒着(昔はセーター、今はフリースかな)、昔のセオリーのように、下に軽いモノ、上に重いモノをパッキング。凝ってる奴らは休憩時に使う銀マット(腰掛ける程度に小さく切ったもの)を利用して表面が凸凹にならないように工夫してました。

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フック、Dリングに通した紐をきゅっと締めて、

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紐をきれいにまとめて縛って、出発準備完了です。

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サイドには大きくジッパーで開けられるようになっており、行動食、水筒(高校生当時はたいていどこの学校も、水筒はエバニューのポリタンでした)を出し入れするのに重宝しました。

このサブザックで行動するときは、山小屋から近くの山頂往復とか、「軽い」行程の時でして、合宿中にサブザック行動なんてのは負担が少ないわけで、内心とても喜んでました(笑)
このサブザックは大学山岳部の合宿まで利用してました。ピッケルホルダーなんかありませんでしたので、アックス類は背中とザックの間に差し込んで行動していました。

今現在の、ヘルメットホルダーやらメッシュポケットやら至れり尽くせりのザックとは大きく異なりシンプルの一言ですが、使い勝手の良さはピカイチでしたね。なんといっても、使わない時はコンパクトになり合宿用バカデカザックの片隅に引っ込んでいました。

一部、帆布製品を扱うお店では、柿渋染めの同型ザックが売り出されているようです。

登山用品に関しては、山岳ライターと称するマニア君が山岳雑誌に様々なインプレッションを書いておられるようですが、既成のザックの性能の是非を語るよりも、「道具を使いこなす」ということに、もっと目を向けられてもいいのではないかと個人的に考えております。

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コメント

なっつかしいですね。

私のは同じ色の奴を
新大久保のしょんべんくさいガードを通り過ぎたところの店で購入しました。
初めて店のHP見ましたが、すっかり様変わりみたいです。

ガッチャ物の保管袋として原型はかろうじて確保しています。

投稿: ta-keda | 2010.11.08 19:39

re:ta-keda様
 
<<新大久保のしょんべんくさいガードを通り過ぎたところの店で購入しました。

新大久保といえば、I★Iでしょうかね。

<<ガッチャ物の保管袋として原型はかろうじて確保しています。

おおっ、お持ちでしたか。
でも長持ちするのは、やっぱりあのシンプルさゆえなんでしようね。

投稿: 聖母峰 | 2010.11.09 06:24

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