祈る理由
日本の山には、たいていお社や地蔵、山岳信仰の碑が建っている。
山行で訪れたとき、私は入山と下山には手を合わせ、祈る事にしている。
入山時は山行の安全を祈って。
下山時は無事下山の感謝を込めて。
先週、4日の事。
正月明け早々、宿直当番のため会社に宿泊。
皆が帰った頃を見計らって、会社で購読している人民日報日本語版でアカどもの動向を調べ、図書室のビジネス本で少しはおべんきょう。
某ビジネス雑誌でこんな記事があった。
フーガ等の大型車両を24時間体制で生産している日産の栃木工場。
その生産現場には神棚があり、当番が毎日、神前に水を供えているという。
工場の課長のコメントいわく、
『神棚に祈ると、謙虚になります。』
神棚に祈ることで謙虚になれば、安全意識も高まる、という意味合いだという。
今年の山行では、安全祈願と感謝に、謙虚というキーワードも加えて祈ることにしよう。
| 固定リンク
コメント