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地震日記3/12

朝、ホテル側が用意してくれた簡易朝食をとる。

現場にて今後の工程の打ち合わせ。
我々は末端作業員のため、決定は上のエラい人に委ねるしかないため、また宿に戻る。

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昨日まで荒れた天候だったのに、本日は穏やかな晴れ。
美しい山河が見えているのに、彼の地では、おびただしい犠牲者が出ている。

宿に戻る途中、幾つかのコンビニは既に休業、ガソリンスタンド、スーパーには長蛇の列。
信号は国道以外、全てストップしている。
日常の中の非日常、大震災の影響が身近に迫っていることを知る。

宿に戻り、今回山形に戻れず長期戦を覚悟、近所のファミリーマートに買い出し。
もうめぼしい食品は売り切れていたが、コンビニスタッフの尽力で営業を続けているらしい。
ここで飲料、行動食になるような菓子を買い込む。
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お茶1リットルペットボトル3本、栄養機能食品クッキー一箱、チョコ2箱、ミニどら焼き一袋、リッツチーズサンドミニ2袋、ミニドーナツ2袋、ケーキタイプのクッキー一箱を購入。

宿もトイレは使えないまま。
とはいえ、排泄行為はがまんできないため、大きい方をした後は、フロント脇に用意されているバケツの水で流してやる。
相棒の提案で、仕事で使っている発電機と燃料を宿に貸し出す。
ついでに自分も発電機で携帯に充電。

電気、水というライフラインがストップ。
宿の暗い廊下に夕陽の西日が差し込んだ。
暖かい。

持っているラジオ、宿のフロントが提供してくれたワンセグテレビでようやく今回の大震災の被害状況をビジュアルで知ることができた。

昨年お世話になった旅行社を通じて、宮城県各地のお客様をガイドしてきた。
一度きりのお客様もいれば、何度もリピーターのお客様もいる。
皆さん大丈夫だろうか。

つい先月まで仕事で滞在した石巻、車で走っていた大橋が崩壊したらしい。
何ヶ月も滞在していた、仙台東部地区が壊滅的らしい。

みんな、それまで普段どおり生活していた人々が、ある日突然、大災害で死んでいく。

鬱で「死にたい」「消えたい」と時折思う自分は、まだ生きている。
なにゆえ、会社でも社会でも役立たずの自分が生き延びているのだろうか。
少し鬱がかり、部屋で横になる時間が長かった。

あいかわらずauは不通、Cメールも使えない。
夕方、幾度か試し、ようやく実家の爺婆に連絡。

夜19時、ようやく電気が復旧。
部屋のテレビをつけて情報収集、PCでブログ更新。

暗澹たる事実と現実。
テレビの画面では、福島第一原発の施設が爆発する場面を幾度も映し出していた。

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コメント

 ご無事で何よりでした。
 こちら神奈川県も広域で停電。信号が消え、車が通行できる道路まで徒歩で帰宅。国道沿いを徒歩で帰宅する大勢の人並みが一晩中続いていました。土曜日にはガソリンが売切れ、製油所が閉鎖のため補給見込みなし。灯油1本確保でラッキーでした。店頭から食料が消えつつあり、流通関係が止まっているため先々が不安です。山奥で篭城することを思えばまだマシですけどね。
 原発を含めしばらく危険な状況がつづくようです。お気をつけて。

投稿: かもめ | 2011.03.13 10:08

re:かもめ様
 コメントありがとうございます。
 関東方面も被害がひどいようで、報道では停電・交通金の乱れは相当なものですね。

 今話題の福島原発のある地域は仕事で訪れたこともあり、良い意味でのどかな所だったのですが・・・

 かもめ様のところも大変なご様子、どうぞお気を付けて。

投稿: 聖母峰 | 2011.03.14 23:58

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