ジャニス・イアン『YOU ARE LOVE』
震災に遭遇した人々、復興活動にたずさわる人々にこの曲を。
もともとは角川映画『復活の日』に用いられた曲で、毎度ながら小松左京の素晴らしい原作小説 → 角川がへっぽこ映画に、という黄金パターンでしたが、ジャニス・イアンのこの曲は素晴らしい。
生物兵器と化したインフルエンザウイルスが人類滅亡を招き、生き残った人々にさらに核兵器とその放射能の脅威が忍び寄るというあらすじです。どっかの時代と似てますな。
人々に、幸いあれ。
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コメント
オリビア・ハッセィが何とも不釣合いな感じだった記憶があります。新型インフル(チベット風邪とか)と呼ばれていたけど、本当は感染性の分子で、これ今でいうプリオンみたいなものでしたっけ。自動報復の核兵器が中性子型だったので、結果、都市は破壊されず、感染源だけが消滅でしたね。
小松左京さんは、ずーっと先の世界や技術を見通して描いてみせる人です。
今回の大震災では“日本沈没”を見てるような気がしています。
投稿: かもめ | 2011.03.27 21:28
re:かもめ様
<<オリビア・ハッセィが何とも不釣合いな感じだった記憶があります。
おおっ辛口な!
でも原作読んでいる方にはそうかもしれませんね。
<<小松左京さんは、ずーっと先の世界や技術を見通して描いてみせる人です。
小松左京氏を評価してくださる方がいて嬉しい・・・
眉村卓とか豊田有恒とか筒井康隆とか、日本のSF小説全盛期はどこへいったのでせう。
投稿: 聖母峰 | 2011.03.27 21:45