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山ガール 私も脱がされた

14996m
昔こんな↑写真集をワクワクしながら見ていた好色エロ爺クライマーの皆様、こんにちわ。
今回は韓国から、登山靴を脱いだ人々のお話でございます。なにやら若い女性登山者も靴を脱いで山に登るとのこと、その実態やいかに。

【話題のグループ】素足山岳会 by 月刊「山」2011年5月号

以下引用開始
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【話題のグループ】素足山岳会
文:キム・キファン記者
写真:キム・スンワン映像メディア記者

“裸足で登山すれば、身体と心が元気になりますよ!”

 春の気配がはっきり感じられた4月上旬の週末、坡州(パジュ)心学山の麓に人々が集まる。 リュックサックを持った山岳会会員たちだ。 ところで心学山は山岳会の登山対象とするには規模が小さい山だ。 海抜192mに過ぎない低山である。 しかし彼らにとって心学山はソウル近郊で探すことができる、人気登山スポットだ。 登山道がやわらかくて裸足で登りやすいためだ。

 心学山駐車場に集まった彼らはSNS「青い木 素足山岳会」の会員たちである。昨年9月に開設されたこのインターネット同好会の会員は500人程度。日数が経つにつれてますます会員数は増加している。 素足歩きに対する関心がそれだけ高まっているという証拠だ。

 このSNSを開設したナミョヒョン(HN熊足の裏)氏は、腰と膝の調子が悪くて素足登山を始めた。知人(現ソウル地域リーダー、アドゥバンニム)の勧誘がきっかけだった。 彼は素足登山を始めてすぐに日常生活はもちろん、運動まで自由に楽しむことができるほど体調が良好になった。彼は奇跡のような素足登山効果を共有するためにSNSを作ることになった。

「素足登山は靴を脱いでいくことが前夫人日常的で自然な行為です。 だが、始めることが容易ではないという点が問題です。 他の人の視線が気になり、一人で始めることは負担になって恥ずかしいものです。 しかし大勢で一緒にすれば、そのような問題を克服できます。 私たちが集まることになったのも、その理由が最も大きいです。」

 素足歩きのもう一つの障害は負傷に対する心配だ。 舗装道路と異なり、山道には少なくない障害物が残る。 突び出した石や木の根はもちろん、鋭い異物によって負傷する心配がある。 だが、素足山岳会会員たちはそのような憂慮は取越苦労に過ぎないと口をそろえる。

「素足だから気を付けますが、足の裏をケガする場合は殆どないです。 自分たちどうしで‘豆’と呼ぶ小さい石を踏みつけた時にはだいぶ痛いですが、負傷まではしません。とがっていた石や木も別に問題にならないです。人間の足の裏が持つ防御力は本当にすごいです。」

 登山口で簡単な体操でからだをほぐした会員たちは、靴を脱いでリュックサックにぶら下げて山道を歩き始めた。 林の中に続く土の道はやわらかくて広かった。 こちらを登山ルートに選んだのは裸足で歩くのに適した環境のためだ。 山が低くて2時間程度で登山を終えることができることも、選択した理由の一つだ。

「心学山はすでに三回目ですね。 皆が満足できるコースを探すことが容易ではありません。 一度行ったところをまた探すことが多いです。 ソウルでは清渓山(チョンゲサン)、牛眠山(ウミョンサン)、道峰山(トボンサン)、北漢山(プッカンサン)、安山(アムジャン)などを主に行きましたし、時々は地方の良いところも訪問しています。」

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▲ 1 「私たちの足をみせてあげます!」青い木素足山岳会会員たちが心学山で記念撮影をした。 2リュックサックに靴をぶら下げて歩く素足山岳会会員。  3登山口で会員たちが登山のために靴を脱いでいる。

素足登山は運動効果が1.5倍以上

 裸足で歩くのに良い山として大田(テジョン)、鷄足山(ケジョクサン)の黄土の道を推薦した。特に初心者や幼い子供がいる家族に最高という説明だ。裸足で歩くことは予想以上に大変だ。靴を履いて歩くことの1.5倍を超える運動効果があるほど体力消耗が激しい。それで同好会登山は普通2時間を少し超える山行で終える。 この日も心学山は頂上を越えて稜線を進んだ後、周回コースを歩いた。

「裸足で山道を行くとすれば用心深くゆっくり歩くほかありません。 一般山岳会は誰が速く行くのかが取りざたされますが、私たちは速度には関心がありません。 征服ではない、自然との親睦が目的です。 会員達どうし互いに配慮して、遅れた人々を待って一緒に行きます。 若い女の方が多いことは登山に負担がなくて雰囲気が良いためでしょう。」
 健康関連の集いだと中年以上の高齢の人々が主体となるというイメージと違い、この山岳会は30代前半の会員が主体となっている。似た年齢層の会員が登山参加者らの3分の2を占める。毎週欠かさず参加する若い女性会員たちもいる。一言でいえば「熱いファン」が多い集団だ。

 真冬の積雪期を除けば毎週定期登山をする。 普通10~15人が登山に参加するが、多い時は20人を越える会員たちが裸足で山道を歩く。 一度登山に参加した会員数は70人を越える。 彼らがグループを作って登山する時、周辺から驚かれたり心配されたりというよりも、「素足が健康に良いなら私もしてみたい」とうらやましがられる反応が多い。

「女性の参加率が高いのは、多分素足の効果をはっきりと感じているためでしょう。 便秘や手足の冷えといった症状は直ちに改善されるのを感じることができます。 裸足で歩いたら夕方には身体がほかほかと感じられますが、これは血流の循環がうまくいくためです。 こういう効果を経験した女性の方は自ずから素足歩きマニアになります。」

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▲ 1素足山岳会会員たちは石畳の道、土の道、階段を区別せず歩く。2会員が心学山山行を終えて泉で足を洗っている。 3若い女性会員たちが裸足で山道を歩いている。

「山に登っていたのは昔からですが、素足登山を始めたのは3年前からです。 今まで裸足で歩いた累積距離は800kmを越えます。 悪天候と冬季を除いてほとんど裸足で登山するので1年に300km程歩いています。 健康ために心配して見たことがなくてからだが良くなるかはよく分からないでしょうね。 だが、心の苦痛を勝ち取るには確かに効果がありました。 ある程度、距離を歩けば修業に励むような気持ちで無念無想の心境になります。 多い時は20km以上を歩きますが、距離が遠いほどますます足が痛くなります。 初めには痛みが1週間続きましたが、今は適応したためか靴を履けば大丈夫です。」

 青い木素足山岳会は素足登山の肯定的効果を多くの人と共有するために作ったグループだ。 だが、むやみに組織が大きくなるのを望まない。 理想的であることは素足歩きのメリットを分かちあえる小さいグループが増えることだ。 素足登山が普遍化すれば私たちの社会の健康水準が高まることは自明である。インターネット上の同好会だが彼らが追求する目標はこのように大きくて高い。 より多くの人々が裸足で山に登るその日まで、彼らの活動は休みなく続くだろう。
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以上引用おわり

 文中に出てくる安山(アムジャン)はソウル地下鉄3号線ムアクジェ駅からほど近い山岳地です。なんで知ってるかというと、この安山は岩場が豊富で、私が通った登山学校の教習所にもなっていたから。アプローチが良いのでハイカーさんも結構いらっしゃったことを覚えています。

 さすがに素足で登山という経験はありませんが、昔々、沢登りの後にワラジを脱いで地下足袋で稜線の山道を歩いたときの「驚き」は新鮮なものがありました。
 山道ってこんなに柔らかいのか、という驚き。
 そして普段履いている硬いソールの登山靴では気がつかない、足裏という感覚器官。

 登山靴の硬い靴底は、たしかに人間の足を護るという点で強力なツールですが、そのかわりに足裏を通して伝わる「感覚」を失っているのではないか、と考えさせられました。

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