韓国 現代登山概略史
去る2011年6月、韓国の月刊誌「山」が通算500号となりました。
これを記念して月刊「山」の創刊号から現在に至るまで、特集記事から韓国の登山史をふりかえる記事が掲載されました。
この記事を元に、1969年~2011年における韓国登山界の主な出来事をまとめ、PDFファイルとしてアップします。
なお閲覧には以下の点に留意下さい。
--------------------------------------------
韓国現代登山概略史
収録した出来事は1969年~2011年の現代の韓国における登山概略史となる。
この概略史は、韓国の山岳月刊誌「山」2011年6月号 (創刊500号記念誌)に掲載された、韓国山岳会理事・韓国山書会副会長・東国山岳会会員ホ・ギョンピル氏執筆による『「月刊山」500号に残した韓国山岳界の足跡』を日本語に訳したものである。
なお以下の点に注意されたい。
・月刊「山」の特集記事となった話題を時系列に記述したものであるため、メルー北東壁など月刊「人と山」など他誌が後援した韓国隊で海外でも注目された登山活動が記載されていないケースもある。そのため、この年表のタイトルは登山「概略」史としてある。
なお各記事の末尾に記載してある(2月号、p15)などの記載は、月刊「山」の発刊月とページ数を示す。
・チューレンヒマール韓国隊など登頂成果が疑問視される登山隊については、韓国人自身により登頂が疑問視された登山隊を総括した記事 月刊「山」2011年2月号記事『[焦点]マウンテンフォーラム、1970年チューレンヒマール以後の韓国ヒマラヤ登頂疑惑概略史整理』 (原典は釜山(プサン)山岳フォーラムのマウンテンフォーラム(第3号)2011年1月19日発刊) を参照した。
・「ゴジュンバカン初登頂」など(日本の明治大学が1965年に初登)、日本人から見て明らかに誤解を招く表現については訳者注として適宜注釈を加えた。
・この年表は筆者が個人的な目的のために作成・翻訳したものである。商業誌原稿・その他資料作成でご参考にされる場合、韓国人人名の日本語表記に関しては、元記事にてさらに確認されることをお勧めする。
本年表の原典記事URL
http://san.chosun.com/site/data/html_dir/2011/05/30/2011053001138.html
---------------------------------------------
韓国現代登山概略史(PDFファイル)
「summary_of_korean_climbing.pdf」をダウンロード
| 固定リンク
「クライミング」カテゴリの記事
- ロベール・パラゴ逝去(2019.10.26)
- サーシャ・ディジュリアンは何を食べているか(2019.02.09)
- ガンブレッツ家の人々(2019.01.05)
- 2018年 ピオレドール・ロシア、スチール・エンジェル賞決まる(2018.12.29)
- 【訃報】 ジェフ・ロウ氏、トム・フロスト氏 逝去(2018.08.26)
「expedition」カテゴリの記事
- ピオレドール・ロシア2019ノミネート(2019.12.07)
- 【悲報】ミック・ファウラーが(2019.11.12)
- ロベール・パラゴ逝去(2019.10.26)
- リンクサール主峰、ついに陥つ(2019.08.09)
- 私は山で涙を流さない クシストフ・ビエリツキ(2019.06.23)
コメント