« 登山用集水器Succulent | トップページ | 第6回ピオレドールアジア受賞者はデニス・ウルブコ »

2011年 第6回ピオレドールアジア 最終候補チーム

2011年、今年で第6回となるピオレドールアジアの最終候補チームが発表されました。
今週は週末も土木作業のためブログ更新お休みになりますが、この記事が皆様の目に入る頃には、ピオレドールアジア2011受賞者が決定しているでしょう。
ピオレドールアジアを主催する韓国の月刊『人と山』誌から引用します。

Preview PD & GS Award by 月刊『人と山』2011年11月号

以下引用開始
-----------------------------------------------------
 ピオレドールアジアが今年で6回目を迎えた。この賞は過去五年間、アジアのクライミング発展の原動力を提供し、未来志向的な方向性を提示した。自然保護と純粋性を土台にしたピオレドールアジアの基本方針は、「新しく」「困難な」試みで代弁される。
 すなわち、固定ロープと酸素、シェルパ等の助けを排除して山と登山家が交わす率直な対話のようなクライミングに高い価値を与えた。
 本誌は、今年このような基本方針を実践したチームをアジア山岳連盟加盟国と各国のクライミング専門誌に推薦を受けた後、厳正な審査を経て最終候補3チームを選定した。
 これと共に今年で2回目を迎えた第二回ピオレドールアジア功労賞受賞者と、アジア最高のクライマーを選ぶ「第三回ゴールデンクライミングシューズ賞」最終候補者も共に紹介する。

 文・イム・ソンムク記者

Mt.Hunter(4441m) Moon flower butress Korea team
K
 2011ハンター北壁遠征隊が去る5月15日、ハンター北壁を突破して北峰を韓国人初登した。韓国を代表するビッグウォールクライマー、チェ・スンムン隊長の他パク・フィヨン、パク・ジョンイル隊員はハンター北壁のムーンフラワーバットレスを3日で登攀して軽量速攻クライミングの神髄を見せた。ムーンフラワーバットレスはアラスカはもちろん、北米でももっとも困難なアルパインルートだ。彼らは他にミニ・ムーンフラワーバットレス(3230m)、Frances(3185m)西稜を登攀した。本チームはクリーンクライミングとしても高評価を受けた。3本のルートを登攀し、プロテクションを一つも残さず登攀と下降を終えたためである。

Kaz
Prjevalsky(6240m) and Pobeda(7439m)New route Kazakhstan team
 プルジェワルスキー(6240m)ポベーダ(7439m)新ルート カザフスタンチーム
 カザフスタンのデニス・ウルブコが天山山脈で困難なクライミングを展開した。ボリス・デデシュコと共に7月、キルギスタン中央天山山脈のプルジェワルスキー(6240m)西壁に新ルートを開拓した。難度はロシアングレードで6A M4である。この登攀後、ウルブコはゲンナジ・デュロフと共にポベーダ北壁にトライ、やはり新ルートを開拓して頂上に立った。彼らは8月10日登攀を開始、6日間かけて登攀した。難度は5.9 M5級だった。

Gi
Daddmain(6380m) New route on East Face Japan team
 日本のクライミングをリードするギリギリボーイズの一村文隆、増本亮、長門敬明が中国のミニヤコンカ山群にあるダッドメイン東壁に新ルートを開拓した。4月20日に登攀を始めた彼らは6日間かけて同壁中央から上段壁に進入、垂直の壁を突破して登頂に成功した。登攀距離は1900m。

-----------------------------------------------------
以上引用おわり

 なおピオレドール功労賞は先日当ブログでお知らせしたように、山野井泰史氏の受賞が決定している模様です。
 今年の「ゴールデンクライミングシューズ賞」には、ソン・サンウォンの後継者と目されるミン・ヒョンビン(記事中では、W杯決勝進出とみられていた安間佐千選手を抑えてというところが強調されています)、
Min
ミン・ヒョンビン

 アイスW杯でアジア勢として初の総合優勝に輝いたパク・フィヨンの両選手が最終候補に選考されています。
Pak
パク・フィヨン

 さて、ネット上で誰も話題にしませんが、ピオレドールアジアも、そろそろ受賞者・候補者の顔ぶれが固定化されてきてマンネリ化していると思うのは私だけではないはず。
 現状で、アジア地域で登山・クライミングが発展してきている日本、韓国、そして高所クライマーの活動地に恵まれたカザフに集中するのは当然といったところでしょう。
 
 私が・・いや、東北の片田舎に住む私でなくとも、誰もが予想していることでしょう。
 あと5年、もしかしたらもっと早く、四川やチベットの5000~6000m峰で経験を積み重ねている中国のアルパインクライマー、現在急速に競技人口が増加している中国のスポーツクライマーが台頭してくるのは時間の問題でしょう。

|

« 登山用集水器Succulent | トップページ | 第6回ピオレドールアジア受賞者はデニス・ウルブコ »

expedition」カテゴリの記事

クライミング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/21370/53155509

この記事へのトラックバック一覧です: 2011年 第6回ピオレドールアジア 最終候補チーム:

« 登山用集水器Succulent | トップページ | 第6回ピオレドールアジア受賞者はデニス・ウルブコ »