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正月日記

昨シーズンは土日も潰して現場仕事だったため、年末年始はできるだけ家族と過ごす。

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私の実家にて、正月料理。
左奥は山形の伝統料理「ひょう」。
雑草のスベリヒユです。
「ひょう」という呼び名は「ひょっとしていいことがあるかも」という言葉にかけた縁起物として、正月に食されます。
右奥は山形名物の「棒鱈煮」、右手前は「からかい煮」。

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正月の親類廻り。
ぶっとい立派なワラビをいただく。
正月の挨拶廻りは山国の人間にとって、漬物や保存しておいた山菜、野菜の交換の場でもある。
親類の家でも、ウチのカミさんも、保存しておいたワラビを市販の蕎麦ツユで味付けするのが得意。


・・・しかし正月のテレビは不毛である。
あれだけバラエティ番組ばっかりで、テレビ局の人とかクルクルパーにならないんだろうか。
カミさんの実家に泊まった翌朝、中国共産党の犬NHKの番組を見る。
そこは腐っても国民からカネ巻き上げる守銭奴NHK、それなりに素晴らしい番組を作っている。
あ?
エベレスト?
何それ、ケーキの名前?

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三宅一生 東北へ 伝統を未来につなぐ旅 NHK番組ウェブサイト

 デザイナー三宅一生と、東北・宮城県は白石の和紙農家との関わりを追ったドキュメント番組。
 とても興味深く思ったのは、齢80を越えた和紙農家のお婆さんの話を聞きながら、三宅氏は几帳面に野帳に記録している姿。
 ああ、こんな世界的なデザイナーとして君臨している人でも、常に学ぶ姿勢でいるんだな、と。

 正月休みも後半。
 子供たちは義兄夫婦の子供と遊びたがっているので、カミさん子供ともども実家へ。
 正月を一人静かに過ごす。
 あいかわらずテレビは不毛なので、ラジオのNHK第二を聴きながら、明日からの現場仕事の準備。
 洗濯した雨具、防寒着、防寒手袋等々を整理しながら、リビングで聴いていたのは、

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『ニュースで英会話』特番の『Dear Tohoku』
 内容は、宮城県で開催された高校生15名による英語スピーチコンテストで、そこから「英語」「震災」について考えようという番組。
 ダニエル・カール氏はともかく、解説に鳥飼玖美子氏という顔ぶれで、英語という枠を超え、言葉とは何か、考えさせられる番組。ふだん、書き言葉も話し言葉も拙い自分には、身につまされる。
 何より、メディアにはあまり出てこない高校生という若い世代のストレートな意見を聞くのも参考になった。

 震災を語り・考える際、我々が考えている以上に、もっと被災者の声に耳を傾けるべきではないか?

 という言葉は、幾度かボラ作業した程度で震災に関わったつもりになっている私自身には、耳の痛い言葉であった。
 なお、上記ウェブサイトから、参加された高校生皆さんのスピーチがネットで聴けるようになってます。

 明日から、再び現場仕事の日々に戻ります。

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コメント

あけまして、おめでとうございます
見事に醤油色に染まったおせちですね。(笑)
昔々、正月に米沢市に行った時、緑のキナコが山盛の、でかい餅に驚いたものでした。腹いっぱい食べられるというのが贅沢だった名残りでしょうか。
今年は山菜や茸も、残留放射能検査しないと食べられないのでしょうかね。
正月から行方不明児童の捜索をされている方々もいますし、一日も早く状況が良くなりますよう願っております。

投稿: かもめ | 2012.01.05 11:45

re:かもめ様
 あけまして、おめでとうございます。

<<見事に醤油色に染まったおせちですね。(笑)
 そーなんです。
 重箱に詰められた「おせち」って、私の場合、実はテレビとか広告チラシでしか見たことないんです。
 昔は栗きんとんとか、明るい色もあったんですが、親も高齢を理由にあまり作らなくなってしまいました・・・

<<今年は山菜や茸も、残留放射能検査しないと食べられないのでしょうかね。
 微妙な問題なんですよね。
 地元・山形新聞では社会面の片隅に、山の産物のセシウム量も掲載されるんですが、分析されるのは所詮広大な山岳地域のごく一部の産物なわけでして・・・

 正月明け、震災の影響を受けた各地域や、もっとも多くの避難者を受け入れている山形では、これから見えてくる現実もあると思っています。

 今年も、かもめ様にとって健康で楽しい年になりますよう、お祈りいたしております。

投稿: 聖母峰 | 2012.01.05 22:17

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