ドイツ・スイス合作映画『WIE ZWISCHEN HIMMEL UND ERDE』
今夏、ドイツ・スイス合作による映画『WIE ZWISCHEN HIMMEL UND ERDE』(天と地の狭間で)が欧米で公開されます。
英語圏でのタイトルは「ESCAPE FROM TIBET」、チベット自治区から亡命を図るグループに関わった女の子を描いた映画です。事実を元にしたフィクション、という体裁のようですね。
トレッキング中にチベット亡命を図る集団と関わりをもった主人公、彼らをリードする密輸業者の男、宿屋の謎めいた女主人、主人公達に忍び寄る中華人民凶悪国の公安と人民解放軍、といった設定のようです。(いやドイツ語はわかんねーのよ)
でも予告編は冒険活劇風で期待させるなあ。
ああ!
あやしい四駆の群は公安か人民解放軍に違いない!
女主人が血相変えて銃突きつけてる!
子供達はどうなるの~
・・・といった感じで予告編は展開してます。
日本でもガツンと人民解放軍と公安を悪役にした活劇も公開しようよ。
つーかさ、日本の映画関係者って左翼かぶれのアカが多いから連合赤軍とかの凶悪殺人テロリストを描いた映画はもてはやすくせに、中国の政治問題が絡むと皆さんお静かですね。
ちなみにストーリーがストーリーなだけに、映画製作ではラサでのロケは苦労したみたいです。
英語版予告編はこちら↓
映画オフィシャルサイト
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