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夏の道端にて

 申さんを仙台駅で見送り、山形に戻る。
 自宅で少し休憩した後、登山プログラムの打ち合わせのため、山形県朝日少年自然の家へ。

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 自然の家に向かう狭い車道にて。
 今の時期、山の中のみならず、農村の里山近辺では、青々とした胡桃の実がたわわに実っている。

 「胡桃」は秋の季語。
 しかし私にとっては、重そうに実る緑色の胡桃、落ちては潰れ、車道を汚す沢山の胡桃は、夏を印象づける光景だ。

 食べられるようになるまで、胡桃の処理は手間がかかる。
 採取する人も、現在は少ないのだろうか?

 東北の山村に関して鋭い文章を書く結城登美雄氏の書籍で、『以前どこの家にもあった柿の木が放置されたままの光景は、廃れる農村そのものの光景だ』という意味の文章があったと記憶しているが、採取されずにほったらかしの胡桃もまた、そうではないのだろうか。

 栄養価の高い胡桃がいかに古の人々の食生活を支えてきたか、ここで論ずるまでもない。
 昨冬に長期出張で滞在した金沢や白山山麓では、胡桃を材にした菓子が多く、山里の食生活を支える胡桃の存在感を見せつけられたものである。

 朝日少年自然の家で先生方に挨拶、登山プログラムについてお話を伺った後、退出。

 「さあ今日は胡桃団子でも食べよっとheart
 と、寒河江の某団子屋に直行したが、時既に遅く閉店。
 次に控える現場仕事の一人打ち上げまでの楽しみとしよう。

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コメント

 今夏、いつもの北岳に行ってきました。全身のハレと痛みにうめいおります(自業自得で・・・)。時期的には終わりのキタダケソウの花が見られたので気分は満足。
 バス道の両側には沢胡桃らしい木々が並んでました。青い実が葡萄のように沢山。いずれ谷に落ちて流れにもまれて、動物たちのエサになるのでしょう。小屋の前で出合ったオコジョ、胡桃は食べないだろなぁ。
 胡桃やエゴマの甘辛いタレをつけた雑穀の餅は、なつかしい山里の味です。

投稿: かもめ | 2012.07.30 08:45

re:かもめ様
 コメントありがとうございます。
 お体は大丈夫ですか?
 かもめ様は北岳の魅力にとりつかれているんですね。

<<動物たちのエサになるのでしょう。
ネズミにかじられたクルミの殻は山道でよくみかけますね。
 コンビニ・スーパーのおつまみコーナーでクルミ含むナッツの産地をみると、だいたい輸入物のようで、え~あれだけ日本の山のあちこちに実がなってんのにな、やっぱり採取・加工に人手がかかるからかな、と思った次第でした。

 オコジョご覧になったんですね。
 どう猛な肉食獣らしいですが、可愛いですよね~

<<胡桃やエゴマの甘辛いタレをつけた雑穀の餅は、なつかしい山里の味です。
以前は胡桃豆腐とかあまり好きでなかったのですが、最近歳のせいか割と食べられるようになりました。山菜の本でエゴマもちょっと興味ひかれたので、何か美味しい料理は無いかと物色中です。

投稿: 聖母峰 | 2012.07.30 22:52

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