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夏野菜

社内失業してのんびりするはずだったが、猛暑の中、精鋭部隊のハードな現場に招集を受ける。
毎日ヨレヨレになって帰宅。

夕食のテーブルに置かれていたのが、
Imgp0421
おかひじき。

 今ではすっかり全国的にも知られるようになったが、つい30年ほど前の文献では『野草の中で、おかひじきくらい地域性の強いものはないであろう』とまで書かれている。
 
 そもそも、おかひじきは北方アジア全域に生え、古文書でも北海道から東北にかけて食されていたことが記録に残っている。
 昭和35年、山形県上山市で全国植樹祭が開催された折、日本各地から名士が集った宿で食卓にのぼったことがきっかけで全国的に知られるようになったらしい。
 
 山形県では、もともと庄内から最上川をたどって行き来していた輸送船によってもたらされ、現在の南陽市で盛んに栽培されるようになったのがルーツである。

 カラシ醤油で食べるのが一般的らしいが、私の場合、カラシはあんまり刺激が強いので市販ゴマドレッシングで食べる。その方が風味を殺さないような気がする。
 もっとも、現場作業で疲れた身体は、隣に置いてある、しょっぱくて冷えたナス漬けの方に箸がのびるのでありました。
 ※参考文献:青葉高著『北国の野菜風土誌』昭和51年 東北出版企画刊


 さて、今ハードな現場作業を続けているのは、某地の大きな農家。
 昼休みは自家製の小型ながらも甘いスイカを御馳走になる。
 しかも現場の隣にあるスモモの木から、「いくらでも取って食べていいです」と勧められる。

 で、昼休み。
 ふと畑を見ると、見慣れない黄色い花。
 しかも隣には、不二家のパラソルチョコみたいな突起物が上を向いている。

Img_0197
おおー、これがオクラの実物ですか!
恥ずかしながら、オクラが実際に実っているところって初めて見ました。
普段ネイチャーガイドになりたいとかほざいていて、お恥ずかしい・・・

オクラって、尖ってる方が下向いて実るのかなあ、と思ってたんですが、見事に北朝鮮のミサイルみたいに上向いてますな。
次の日も仕事で訪れてみると、もう画像のオクラは収穫された後でした。

このことを農家出身のカミさんに話すと、オクラは凄い成長が早いので、食べ頃になったらすぐ採らないと、硬くなってしまうらしい、とのこと。

私、出張先で料理めんどくさいときは、スタミナ源としてスーパーの総菜コーナーでオクラの和え物とかよく買います。
いやいや、初めて実っている光景をみて、知り合いの違った一面に出会ったような思いでした。
と、申しましょうか、普段自分が食べてる野菜のことくらい、もっと学びましょうと反省しきりです。

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