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【映画】 SEARCHING FOR WEST

生きるために、殺す。

たしか、酔っぱらい爺C・W・ニコルの本にそんな文句が書いてあった気がする。

アメリカにおいて、ハンティング(ヘラジカ狩り)を真っ正面から取り上げたドキュメンタリー映画『SEARCHING FOR WEST』が製作・公開されます。

予告動画はこちら↓

狩猟について写真を撮り、記事も書くハンター、マーク・シーキャット(Mark Seacat)。
ヘラジカ狩りシーズンをひかえて息子が誕生したマーク。
夫として。
父親として。
ハンターとして。
何を犠牲にし、何を得るのか。
彼の姿を、カメラは追っていきます。

 日本では、狂信的・情緒的な「自然愛好者」「環境保護団体」の偏見、そして狩猟関係者自身のPR不足により狩猟の意義が低く見られがちですが、映画オフィシャルサイトの解説の一言が、狩猟について雄弁に物語っています。
 いわく、
 『Everything we eat was alive once』。

 普段、アメリカのアウトドア関連のウェブ記事を多数検索しています。
 お国柄を反映して、日本とは異なり「ハンティング」に関する記事はやはり私自身も無意識に避けていたのですが、この映画予告動画になぜか心引かれるものがありました。

 今年冬、金沢に長期滞在した時のこと。
 時折通っていた石川県立図書館に通じる道の途中に、SLANT というギャラリーがありました。
 そこでちょっと気になり拝見したのが、2011年度の木村伊兵衛写真賞を受賞した田附勝(たつき まさる)氏の写真展。
 内容は、東日本大震災直前に岩手県釜石で行われた狩猟を「ざっくりと」切り取った写真の数々でした。
 (写真の一部は前述のリンクからご覧になれます)
 映画『SEARCHING FOR WEST』の記事を読み、田附勝氏の写真を思い返した次第。

 今一度、狩猟すなわち生きるために命を奪う、ということを映像で見、考えてみたいものです。

参考サイト

映画『SEARCHING FOR WEST』オフィシャルサイト

紹介記事

New flick raises bar for elk hunting filmmakers by The Spokesman-Review 2012.8.8

田附勝氏取材による狩猟の動画

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