山では中国人が恐ろしい、これ豆知識な。
山では中国人が恐ろしい・・・
ホラー&スプラッタ&山岳映画という盛りだくさんの中国映画 『凶间雪山』 が10月末、中国全土で公開されます。
この映画、中国で人気沸騰のネット小説『相信谁』(日本語に訳すと「誰を信じる」の意味)を原作に、舞台をコンガ山群をめざす登山隊に置き換えたもの。
ストーリーは・・・
人里離れたコンガ山群、ほとんど人も入らない神秘的な山の登頂をめざす、一組の仲良しカップルを含む登山クラブ。
彼らのサミットプッシュの準備が整った頃に天候が悪化するものの、チームは登頂を目指し入山します。
一人の女性メンバーがベースに残りますが、予定の三日目を過ぎてもチームは戻らない。
悪天のためと思い彼女が待ち続けた七日目、チームが戻ってきますが、彼女のボーイフレンドがいません。彼らの話によれば、『彼は雪崩で死んでしまった』という。
悲しみにくれる女性メンバー、そして下山の前日、夜12時を過ぎた頃。
死んだはずの彼氏が、しかも血みどろの姿で突然現れ、彼女の腕を掴んで言う。
山頂をめざした最初の日に、みんな死んだ。
生きているのは俺だけだ。
あなたは誰を信じますか?
・・・というホラー仕立てのストーリーが紹介されているのですが、別の中国映画メディアでは、登山チーム全員がお互いを信じられなくなり、殺し合いに発展していくというスプラッター映画として紹介しています。
登場人物の紹介として配信されている画像も・・・もう死亡フラグどころじゃないんですが。
そして予告編はこちら↓
クライミングも弱いがショートカットの女性にも弱い私としては、パンクスタイルにロープが?な邓紫衣が素敵だなーなんですが、長髪の邓丽欣が愛情そして生き延びるために狂気に走るキレた役どころを演じるとか。
ちなみに報道によれば、撮影スタッフが雪山には慣れておらず、雪眼になる関係者が続出、さらに主演女優は慣れない登山でふたりとも足を捻挫したとのこと。
『中国版「ファイナル・デスティネーション」』とも報じられているのですが、全然ストーリーが違うだろうが!宣伝のために話をふかすのは、日本も中国も映画の宣伝ってやつは変わりませんなあ。
ていうかさ、
日本人の我々にとっては雪山で幽霊だか殺人鬼だかが出てくる映画よりも、
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