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登る女たち

イモトアヤコはマッターホルンに登れるのか!?

日本テレビの企画とはまったく関係なく、山など知らなかったスイス女性がトレーニングを重ね、2012年8月16日、マッターホルンに登頂。
その様子が今夏、スイスでテレビ放映されました。

その女性は、2009年のミス・スイスであるLinda Fäh。

きっかけは三年前。
テレビのクイズ番組で、彼女がマッターホルンという山の名前を答えられなかったことでした。

Geschafft! Sie erreicht den Gipfel des Matterhorns  by Schweizer-illustrierte 2012.8.20

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マッターホルン登頂に挑んだ2009年ミス・スイスのLinda Fäh

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出発から5時間後、ヘルンリ稜の岩場を登る

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マッターホルン頂上にて、友人のLorena Oliveriと号泣するLinda

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Linda Fähkの挑戦は、マムート社150周年記念事業の一環として行われました。

国を代表する美女がマッターホルンの名を答えられなかったことから、ツェルマットは彼女を街へ招待。
 Linda Fähは友人のLorena Oliveriと共に、クライミングジム、そしてアルプスでのトレーニング登山を重ねること3年、山岳ガイドのGianni Mazzone、Andres Scherrerはじめマムート社のバックアップを得て、今回のマッターホルン登頂に成功したものです。
 その登山の模様が動画で公開されています。
 空撮を多用し迫力ある、シリアスな構成ですね。

 スイスのメディアでは、ミス・スイスのLindaとその友人Lorena、美女2人を抱えてニコニコ顔の山岳ガイドGianni 、Andresの4人の写真が配信されていますが、実際の登山ではもちろんガイド達がプロに徹して女性たちをフォローしています。
 公開されている動画で、頂上で感極まって号泣するLindaの姿に、三年間にわたり努力してきた彼女の姿勢が感じられます。

 当初この記事のタイトルを「テレビが女を登らせる」と書きかけたのですが、この動画をみて取り消しました。やはりマッターホルンは人に強制されて登るような山ではないでしょう。Lindaの登ろうという強い意思があってこその登頂ではないか、と思います。
 同時に、私にとってはガイドという行為の素晴らしさを教えられる動画でありました。

参考サイト
Linda Fäh オフィシャルサイト

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コメント

今から12年ほど前、やはり日本テレビさんの企画でタレントさんをマッターホルンに登らせるという企画を請負いました。ゴールデンタイムの番組だからこその超潤沢な予算と、今をときめく竹内洋岳君らそうそうたるコーチ陣を配し、1年かけてトレーニング山行を積んだのですが、視聴率が低迷し、途中で企画は挫折しました。チーフディレクターが私の高校山岳部の後輩という縁だったのですが、とても残念な思いを今でも引きずっています。今回も日本テレビさんということで何とか成功してくれることを期待しています。やはりマッターホルンを攀るべきであり、歩いて登れるモンブランではないんですよね。

投稿: くま太郎 | 2012.09.20 17:05

re:くま太郎様
 
<<今から12年ほど前、
 おおっ、くま太郎様があの番組に関わっておられたとは・・・
 竹内君がコーチということに加えて、実は私テニスの神尾米選手のファンだったものでして、あの企画は覚えてます。立山登頂の回などは綺麗な映像が記憶に残ってます。結局、目標達成ならずということを聞いて残念に思っていました。

<<やはりマッターホルンを攀るべきであり、歩いて登れるモンブランではないんですよね。
 今回のミス・スイスが登頂した報道を知り、マッターホルンは人々にとって「山に登る」ことを象徴する山なんだなあとあらためて感じた次第です。

投稿: 聖母峰 | 2012.09.22 20:37

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