大先輩の教え
12月7日、セックスと暴力に彩られた犯罪都市・東京にて建設関係の資格更新講習。
犯罪都市の住民はみなダウンジャケットやコートを着込んでいるが、山形から来た私には暑い。
厚着の人々の雑踏を、腕まくり姿で歩く。
夕方。
講習もおわりかけの頃。
強く長い揺れ。地震だ。
参加者達が皆「電車大丈夫か」とつぶやきながら解散する中、私は御茶ノ水に向かう。
御茶ノ水のJR駅みどりの窓口で新幹線の運行状況を確認。
それから、ちょうど今日開催される立正大学体育会山岳部のOB会・納会に挨拶に行く。
私は山形在住なもので、OB会に顔を出すのは数万年ぶり。
現役時代にお世話になったY先輩やF先輩とか来てるかな~
こんな雰囲気をイメージしながら会場の「和民」に到着してみると・・・
昭和30年代・40年代卒業の重鎮OBがずらり・・・
しかも立正高校山岳部監督で日本山岳会の重鎮、大村先生までご出席・・・
とはいえ、そこは山岳部という絆で固められた面々。
昔話になごやかになるひとときでした。
遅れて、世界で一番高い山に一緒に遠征した工藤君も出席。
おなじ平成卒OBが来てくれてようやくほっとする(笑)。
ところで御茶ノ水の「和民」。
駅から歩くと、「坐・和民」、「わたみん屋」「和民」と、紛らわしい店が幾つも並んでいるのである。
私は最初「坐・和民」に行ってしまい受付で「ご予約ございません」と言われ、結構うろつきながらようやく会場の「和民」に到着したのでした。
飲み会の話が進むうち、どうやら周りの古参OBの方々も私同様、他の「ワタミ」の店で「ご予約ございません」と言われながらこの会場に来たらしい。
「案内どうなってんだよ」
「案内の地図、「坐・和民」になってんぞ」
と古参OB皆様の突き上げの声が交差する中、日本山岳会の重鎮・大村先生が独特の通る声で総括。
梵天丸も、かくありたい。
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