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岩木山にて

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訪れるのが一日遅すぎました。
低気圧の団体様が接近中、ご機嫌ナナメな岩木山。

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相当発達した前線なのか、異常なまでの暖かさ。
スノーシューを履いて樹林帯を進む。
枝上の積雪が溶け落ち、ピチピチと水滴の音でにぎやかだ。

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公園のような、樹林の回廊を進む。

一時間ほど登高したところで急激に温度が下がり、冷たい風が吹き始める。
それまでの暖かさで緩んだ積雪がドスッドスッと音をたて、あちこちで落ちていく。
岩木山はほぼガスに覆われている。
天候は雨。
空模様も、雪の状態も最悪だ。

気圧接近前のわずかな好天を期待したが、見事に外れたようだ。
天気図からは天候悪化は確実と判断、コーヒーを飲んでから引き返す。
「行けるところまで、とりあえず」
という判断は、私の選択肢には無い。
また来れば良い。
それだけのことだ。

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本日の立ち寄り湯は、嶽温泉の「小島旅館」。日帰り入浴は350円也。

玄関には槇有恒氏の色紙が額に飾られている。
『山は悠久に坐し 孜孜として務むる者を抱く』

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旅館内、エレベーター前、そして浴室前には正月飾り。
干物のハタハタ、松葉を常緑樹の葉で包んだお供え物。
山形ではみられないお供えスタイルに、ああ津軽に来たんだなあと実感。

硫黄の香る湯で、山よりも今年の現場作業の疲れを癒しました。

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