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本 二題

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山形を代表するローカル・アウトドア誌『山歩きの雑記帳』No.16を読む。
今号の内容は、
 樹氷の山(森吉山) 志田郁夫
 早池峰山       下机 勉
 田代岳        佐藤浩二
 鳥海山        佐藤 要
 六十里越街道絵図 木山由紀子
 高校山岳部 山物語 高梨直英
 頭殿山        粕谷俊矩
 山の道草      斉藤政広

 毎号注目しているのは、木山由紀子さんの絵筆による山岳地の鳥瞰図。それはもう五百澤智也の再来とよぶべき作品である。
 「高校山岳部 山物語」の高梨直英氏は山形県内で高校山岳部の顧問を務め、高校山岳部監督の視点から著書を出版されている。また教職の経験に基づき在日コリアンに関する著書も出している。

 今号で最も特筆すべきは、粕谷俊矩氏の頭殿山の記録。サブタイトルは『大島亮吉の「小さな三つの峠」』。
 まだ国道112号など通っていない頃、かつて大朝日岳に通じる道であった頭殿山、そして今は廃村となった集落「萱野」を現地踏査した、貴重な記録。現地踏査を通じ、大島亮吉という存在に対して一歩距離を置いた視線で見詰めている。

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杏林書院『野外教育入門シリーズ第4巻 障がいのある子どもの野外教育』を読む。

 特筆すべきは、p35~p55にわたり、小林幸一郎・高梨美奈 両氏の共同執筆で視覚障がい児のフリークライミングが取り上げられていること。
 このわずかな枚数に、「視覚障がい」の概論から障がい者のフリークライミングの歴史、事例が詰め込まれている。特に参考になるのは、視覚障がい者のクライミングの実際。山道での誘導や人工壁での方向指示などが簡単ではあるが記載されている。

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