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操山(みさおやま)169m

日曜。
午前中に宿で洗濯を済ませ、所用と山行を兼ねて岡山市へ。

「岡山市民の山」と親しまれている操山(みさおやま)169mをめざす。

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アプローチは路面電車で、岡山駅から終点の東山駅へ移動。
岡山市内は新旧様々な車両が走っているが、今回乗り込んだのは猫の「タマ」がデザインされている車両。
休日ということもあり、乗り合わせた家族連れの子ども達が大喜びしている。

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路面電車「タマ」号のブラインドも猫だらけ。

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終点「東山」で下車。岡山市街に埋もれたような「操山」と対面。

地図を頼りに市街地を抜け、御成町登山口へ。
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目立たない、可愛らしい看板からスタート。

登山道の両側は、西日本の山らしい常緑樹に覆われている。
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地面を覆うコナラの枯葉を踏み、シャカシャカ音をたてながら、身体が温まる頃に展望の良い所に到着。
三勲神社跡と呼ばれる、元々神社が建っていた跡地だ。
ここからは岡山市街が一望できる。

標高の低い里山で、日曜なのでもっと人がいるかと思ったが、登山者は私だけ。
登るにつれ、山の形状のためだろうか、市街地の車の音も徐々に聞こえなくなってくる。

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「三勲神社跡」の小ピークから操山を結ぶ稜線を飾る「かなめもちのトンネル」。
東北には自生していない植物で、バラ科の常緑樹がトンネル状に枝を伸ばしている道が続く。

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 木漏れ日。
 山形に生まれ山形に暮らす私にとって、西日本の山、3月という時期にこれだけ緑あふれる山にいるだけで、気持ちが洗われるような気がする。
 年度末の多忙な時期。
 昼間だというのに、みるみるうちに目の前の水たまりに氷が張る作業現場。
 そんな環境で何ヶ月も過ごしてきた身には、常緑樹の山は天国だ。
 あまり品のある表現ではないが、グツグツ煮えたぎったお湯に入れた乾麺のインスタントラーメンみたいに、心がほぐれていく。

 約30分程で山頂に到着。
 三角点があるだけで、木々に囲まれ展望は効かない。
 山頂手前の広場にはベンチやあずまやがあるのだが、前述の精神状態なもんで、木々に囲まれた山頂で頂上ランチ。

 本日は岡山駅のVIE DE FRANCEで調達した、
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クロックムッシュ(左)と、卵とシュゼットハムの「さくっとサンド」(右)
クロックムッシュの酸味の効いたトマトと、クリスピーなパンで塩気の効いたサンドは山の上で御馳走です。

 操山は東西方向に約10kmにわたる全山縦走コースがある。多数の古墳や史跡がある縦走コースが非常に魅力的だったのだが、他に所用もあるため本日は再び東山に下山。
 ヤマモモ等の食用可能な実がなる木も多く、登山道中腹には桜の木々が立ち並ぶ。
 まだ花の時期には早すぎるが、四季を通じて親しまれているのだろう。

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桜の若芽もふくらみ始めた、3月の操山でした。

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