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ブナ雪原探検隊2013

岡山から車で帰宅。
翌日、山形県朝日少年自然の家で開催される『親子自然塾3「ブナ雪原探検隊」』(PDFファイル)一泊二日のプログラムにサポーターとして参加。

一日目は自然の家で活動、二日目は子ども達と共に、豪雪の月山山麓のブナ林を歩くという企画である。

早めに自然の家に行き、スタッフミーティング用の資料をみると、なんと児童の参加者のうち男児は一名、他十数名は皆、女の子。

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第一日目は自然の家敷地内での活動。
数年ぶりの「ブナ雪原探検隊」、以前と異なり、自然の家所有のスノーシューが増え、事前のスノーシュー装着・歩行練習が可能になっていた。
皆でスノーシューを履き、自然の家キャンプ場敷地内で歩行練習を兼ねた自然観察。

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スノーシュー練習後は雪灯籠作り。雪玉を固めたドームが・・・

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日没後、ロウソクの光の漏れ具合が可憐な雪灯籠になります。

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食堂前の広場に作った雪灯籠。
その光を眺めながら、食堂で夕食をとります。
夕食後、山形県自然博物園の横山氏を講師に、明日歩く冬のブナ林のスライドショーとレクチャー。

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みんなで頭突き合わせて何やってる???
ブナの若芽、何重に葉が重なっているのか、実際に若芽を剥いて調査中です。

今夜は久しぶりに自然の家に宿泊。
昨日までの岡山からの移動疲れもあり、翌日の天気図をスマホで確認してから爆睡。

翌朝。

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最悪最低な天気図のとおり、自然の家から月山山麓の志津集落まで強い雨。
前線通過も間近いのだろう、風も吹き出してきた。
自然の家の先生方と横山氏の協議で当初の予定を変更、志津集落より下の弓張平体育館をベースに、付近のブナ林を歩くことになる。

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風の弱い林に逃げ込んだあたりから、天候は雨から雪へ。

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画像の場所で、積雪深はおよそ4~5m。
すなわち目前にある樹幹は、無雪期ははるか頭上にある光景なのだ。

前線が通過中なのだろう、風が強くなってきた。
一抱えもあるブナの木も、よくよく見るとユサユサ揺れている。
「木が動いてるっ!」
と、子どもの素直な感激の声。

林の中といえど、風雪もだいぶ強くなり、横山氏の判断で弓張平体育館に戻ることになる。

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斜面があれば、見逃さず遊んでいきます。
悪天の下でも、子どもは元気です。

私が気にかけていた小学一年生の女の子、一緒に参加した御両親に手を引かれながら、なんとか歩ききった。
あいにくの悪天だったが、歩く距離も短く、雪山も初めての小学一年生にはちょうど良かったようだった。

弓張平体育館の暖かい室内で早めの昼食をとり、全日程を短縮して自然の家に戻る。
今回の私は本部付サポーターということで放置プレイ。
子ども達から「タッキーのザック何入ってんの?」と聞かれる私のザック、子ども達のための予備手袋、目出帽、防寒着が入っていたのだが、出番無し。

子ども達の感想発表では、雪の上を自由に歩けるスノーシューの感激が印象に残った様子だった。

軽薄山岳雑誌みたいに、晴天ばかりが雪山や自然じゃありませんからね。

この「ブナ雪原探検隊」は山形県朝日少年自然の家では毎春の恒例行事になっています。
保護者ならびに保護者同伴であれば低学年でも参加可能。
普段の生活には縁遠い、雪山体験の機会として、ぜひどうぞ。

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