« 登山詳細図 | トップページ | まとめて山の話題 »

アラビックコーヒー

操山から下山後、再び路面電車に乗り岡山市内を移動。

岡山市立オリエント美術館に直行。
ここは日本国内でも数少ない、西アジアを中心とした古代遺物の博物館。
東アジアより以西に疎い私としては見逃せない博物館である。

入場時に、「展示ガイダンスサービス」として端末タブレットを無料貸し出ししてくれる。

Img_02911_2
画面のアイコンにタッチ、または展示品の解説に添えられている数字を入力する。
すると、その展示品の解説がディスプレイに表れ、音声解説も聴ける仕組みである。

いやあ地方の博物館でもこんな時代なんだなあ、と感心して利用するが・・・
どうも音声案内の女性の声、何か合成くさく、舌っ足らずで聞き取りにくい。
しかも展示解説と音声解説が全く同じなので、静かに展示解説を読んだ方がいいような気になってくる。

西アジアの歴史をふり返る上で欠かせない金属器も展示品は充実。
紀元前の時代に、当時としては最新のテクノロジーであっただろう「冶金」の成果である剣に目を奪われる。
ここで、端末タブレットの音声解説アイコンに触れてみると、女性の声で

「 こ こ で は 岡 山 弁 で 解 説 しま す 」

はあ?というサプライズ。
つーか、完璧な岡山弁で解説聞いてもメソポタミアの楔文字なみに 全 然 わ か り ま せ ん で し た (断言)。
まあ、その「遊び心」にやられた、という感じです。
(私が聴いた限りでは、岡山弁での解説は刀剣コーナーだけでした。念のため)

この美術館、「目には目を」「歯には歯を」で知られるハンムラビ(ハムラビ)法典のレプリカもある。
しかしオカルトマニアな私にとっては、なんといってもパズスの頭部護符を見学できたことが収穫ですね。
(パズスとは、古代メソポタミアに伝わる獅子の頭、鷲の脚、背中に翼、蛇の男根を持つ悪霊の王。悪霊の王ゆえに、魔除けの護符として祀られていた。映画「エクソシスト」に悪魔の象徴として登場する)

操山で身体(少しは)動かしたし、美術館でお勉強したし、やっぱ疲れた時は甘いモノだよなっ!
というわけで美術館内のカフェ「イブリク」に立ち寄る。
ここの目玉は、これまた西日本では唯一といわれるアラビックコーヒー(アラビアコーヒー)が飲めるのだ。

Imgp0589
アラビックコーヒーとチーズケーキセット650円也。

画像には写ってないが、店のおばさんがコーヒーメーカーであろう、取っ手の付いたカップ型鍋で客席の目の前でコーヒーをついでくれる。
小さな器になみなみと注がれたアラビックコーヒー、スパイスの良い香りがなんともいえません。
コーヒー豆の粉が沈殿するのを待ってから飲みます。
最初から砂糖が入っているのですが、甘みもスパイスの香りも良く、美味しく飲めました。

ただし。
カップの底にはたっぷりのコーヒー豆の粉がドロッと沈んでいるので、程よいところで飲み終えないと、口の中がザラザラになります。

引き際が肝心なのは、アラビックコーヒーも登山も女も同じですな。(経験者語る)

|

« 登山詳細図 | トップページ | まとめて山の話題 »

山岳ガイドの甘味処」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/21370/56882673

この記事へのトラックバック一覧です: アラビックコーヒー:

« 登山詳細図 | トップページ | まとめて山の話題 »