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石橋商店街日記

 先の記事にコメントを頂戴いたしましたが、7月中旬から大阪は池田市と箕面市にまたがる石橋地区に滞在しておりました。大阪大学の近くにある、山形県人の私にはなかなか味のある地区でした。

7月×日
 メチャメチャ蒸し暑い日。
 現場作業からボロボロになって戻る。

 ソ連のボストーク宇宙船の操縦室みたいな宿のユニットバスはもう嫌だっ!

 というわけで、仕事から帰り、部屋で休憩してから銭湯通いが日課となる。
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 毎夜、私の疲れを癒してくれた「平和温泉」。
 ミストサウナと水風呂に交互に入る。
 風呂上がり、銭湯の休憩場でボーッとしているのが至福の時。
 
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 石橋商店街は食い物屋・総菜屋が異常に多い。
 銭湯帰り、いつもの総菜屋で半額タイムセールを狙い総菜を買うのも日課になる。

7月×日
 今日も銭湯帰り。
 甘いモノが喰いたくなったので、石橋商店街の和菓子屋「三松」へ。
 商店街の和菓子屋はどこも「土用餅」で餅菓子を売り出し中。
 さきほど銭湯で一緒だった、ヤンチャそうな若い奥様と小さい女の子と出くわす。
 女の子は自分から花の形をした生和菓子を指さし、買ってもらっていた。
 私は、
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 夏らしく「梅饅頭」を買う。
 緑も鮮やかな生地の中は、薄い白あんで包まれた梅の砂糖漬け。
 サッパリ系の和菓子でした。

7月×日
 今日も殺人的な蒸し暑さ、あまりに身体が汗でベトベトなので宿でシャワーを浴びてから外出。
 本日は石橋商店街外れにある古書店「太田書店」へ。
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 大阪大学近くの古書店らしく、大学の各科の教科書で満ちあふれている。
 文庫本は希少本が多い。中公文庫の貴重な山の本もいくつか。文庫本は「絶版」「初版」など几帳面に包装に記入され、売値にもしっかりプレミアが付いている正統派な古書店。
 狙っていた山岳書はさほどめぼしいものは無かったが、郷土資料として六甲山の本を買い求める。
 それから本日も、銭湯→タイムセールの総菜買い物というワンパターンな日々。

7月×日
 仕事から戻り、所用で郵便局へ。
 帰路、またまた石橋商店街を眺めながら銭湯へ。
 いつもより少し時間が速いので、和菓子屋「松屋本舗」が営業中。
 店舗前にあったのが、
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「ひやしあめ」。
 東北ではほとんど飲む機会の無い、関西方面の飲み物。
 麦芽でできた水飴に水または湯を加え、ショウガを入れた甘い飲み物だ。
 私が初めて「ひやしあめ」を経験したのは、やはり出張で訪れた島根県の某観光地だった。
 大阪ではこんな風に商店街で売ってるんだ~と思いつつ、さっそく店のおばちゃんに一杯注文する。
 ここ松屋本舗の「ひやしあめ」はガッチリとショウガが効いていて、暑い夕方に飲んでも爽快感がある。

 あれ?
 和菓子屋の前で「ひやしあめ」飲んでるって、よそ者まる出し?
 そう思っていたところ、石橋駅改札出口から押し寄せてくる人々の中から、ワイシャツ姿も決まった初老の公務員風男性が「ひやしあめください」と買い求めていた。さらに続けて中年女性もそれに続く。
 あー、「ひやしあめ」ってポピュラーな飲み物なんだ。

 ちなみに翌日、
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 池田市内のローソンでもパックの「ひやしあめ」発見。
 でもショウガのパンチの効かせ方は、店頭販売の「ひやしあめ」が最高なのでした。

7月×日
 今日も銭湯通い。
 時間帯はいつもより遅かったのだが、部活帰りだろうか、野球のグローブを持った中学生の集団で大にぎわい。
 日本各地出張の度、近くにあれば銭湯に好んで行くが、たいてい年寄りばかりで静かなところが多い。
 ここ大阪は違うなあ・・・
 今日も帰りは総菜屋でいつもの豆腐ハンバーグとフルーツサラダを買って帰る。


こんな商店街生活がもう少し続く予定だったのですが・・・
泊まっている宿が「東南アジア」テイストな宿でして、設備が古くてネットも繋がりにくい、お湯はでない、洗面所はすぐ水が溜まる、フロント担当者がアジア系外国人で精算等細かい話ができない、駐車場が確保されてない時がある、等々の理由で、ついに親方が「我慢できん!宿移る!」というわけで、大阪某所に宿を引っ越すことになってしまいました。

さよなら石橋商店街。

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日常」カテゴリの記事

コメント

なんでこちらが山形県人にとって味のある地区なのですか?

投稿: 急行いいで | 2014.02.01 18:10

re:急行いいで様
 コメントありがとうございます。

石橋商店街を訪れて思ったこと、

 山形は車社会、車が無ければ日常の買い物にも不自由な土地柄ですが、石橋商店街では徒歩圏内で生活用品や食料品、郵便局や銭湯など生活に必要なものがまかなえる。

 山形県内は庄内、置賜、村山と各所に大型ショッピングセンターが建ち、必要な買い物はすべてそこで完結するわけです。一方、石橋商店街のような所では洋服屋、総菜屋等々の個人商店が建ち並び、必要に応じてそれぞれのお店に伺うことになります。それだけ「人と接する」ことになります。

 山形県内各所で撤去され消えていった、アーケード街になっている。

 山形県内の商業地帯ではいわゆる「シャッター街」、残念ながらさびれた商店街がみられますが、ここ石橋商店街は夕方になると駅から乗降する客もふくめ大勢の人でにぎわう。

 等々の理由から「山形県人の私には・・・」という表現を用いました。ちょっと乱暴で説明不足だったかもしれません。

投稿: 聖母峰 | 2014.02.02 07:47

それはこの近くでも同じなのですが…

石橋の場合、川西や伊丹など大型ショッピングセンターは少々遠いところにあって、それともうひとつ駅前にバスが乗り入れておらず、バス停までは商店街をいやでも歩くことになるというのも繁栄している理由だと思います。同じ池田市内でも、池田駅前のサカエマチのほうはかなりシャッターが目立ち、かつてのにぎわいを取り戻すために様々なイベントをやっています。

投稿: 急行いいで | 2014.03.02 17:38

re:急行いいで様
 ご助言ありがとうございます。
 地元の方でしょうか?

<<バス停までは商店街をいやでも歩くことになるというのも繁栄している理由だと思います。

 これは気が付きませんでした。
 というか、商店街の隙間のようなスペースに改札がある現況ではそのとおりですね。
 商店街がバス停までの「通路」になってるんですね。

 この時は出張の短期滞在でしたが、仕事場に通うため国道176号を毎日通っていました。池田駅の駅東側は毎日通過しており、なかなか賑やかなところだと思っておりましたが、実際は急行いいで様のコメントの
ような状況なんですね。

投稿: 聖母峰 | 2014.03.02 20:03

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